テラーノベル
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______……
時間を気にしているのか、寝室に入るなり服を脱ぎ始める若井を見て、
「……脱ぐ?」と聞くと、一瞬ちょっと考えた顔をして
「うん…ありがと。下着は大丈夫だよ。」と微笑むから、自分で服を脱いだ
お互い下着だけでベッドに座って、軽いキスを交わしながら、手で俺の頭を支えて、ベッドに優しく仰向けに寝せてくれる
「…元貴、愛してるよ… 。」
若井がそう言って、俺の指を手で掬って、中指の付け根あたりにキスを落とす
「……ん。…俺も…。」
取られた手をそのまま伸ばし、若井の片頬を包み込んで親指の腹でそっと頬を撫でると、
若井が優しく微笑んで、その手に自分の手を重ねて取って、もう一度、今度は手の平に口付けた
…安心する……。
いつもだけど、毎回、一々ちゃんと言葉にしてくれる若井に、今日も、じゅんと心が温かくなった
愛しい…。
額と唇に軽いキスが降ってきて、若井の手が俺の髪を柔らかく撫でる
「元貴…。目、閉じて。」
「…息、口から深く吐くことだけに集中して。」
若井の普段よりちょっと低い優しい声が、耳元で響き、俺を素直に従わせた
シュル…
サテンの柔らかい感触が、俺の目元に触れて覆った
若井の指が俺の下着に手をかけ、
ゆっくりと脱がせる
顎に若井の指先が触れて、
俺の顔を小さく、右に傾けた
唇の触れない、
硬い舌先だけの濡れた感覚が触れる
ゆっくりと、
耳の裏から首筋を辿り、
鎖骨まで
そして、
来た道を辿るように、
一度上に上がった
生暖かい息が首にかかり、
舌先が濡らした部分を痺れさせる
「……っ……ぅ…」
やけに濡れた 柔らかい舌が
押し付けられ、
唇で軽く吸われながらゆっくりと、
同じところを、もう一度…。
さらに、もう一度……。
唇が離れ、
痺れた部分に、 ふぅっっ、と
強い息がかかったと思った
同時に、
右の突起を強めにきゅっ、と摘まれる
「ふぁ//…ぁ…っぁ…」
思わず、身体がビクッとなり、ぎゅっとシーツをつかんだ
若井の指先は突起にそのまま触れて、
柔らかい指の腹の感触が
強くなったり、弱くなったり
捏ねられる
もう一方の手が
ぎりぎり肌に触れる程度に触れて、
全身を、這う様に撫ぜた
「…力………ぬいてごらん…。」
耳に響く、
若井の声が、やけに低い___。
握り締めたシーツに込めた力を
ふっと抜くと同時に、
さっきの濡れた舌の感覚が、
じっとりと
左の突起を包み、円を描く
その後で、
じゅうぅと吸った
「…はぁっ、あ……ぁ…ふっ、……ぅ」
俺の肌を優しく撫でる手が、
太ももから、脇腹へ
離れたところを惜しむように、
ゆっくりと、全身をなぞる
身体は内からじわっと熱くなっているのに、
表面の少しだけ熱を放出するような感覚と耳だけが
やけに鋭く研ぎ澄まされて
ゆっくりと、悪寒のような快感が走った
____中心が、焼けるように熱い。
突起を中心に、
脇腹や首筋を舌が這いながら、
人肌に温められた
ぬめりを纏った若井の指が、一本
指の腹で、いいところを避けて、
ゆっくり、掻き回す
一瞬、俺の弱点を掠めたとおもった
ぐちゅっ……
ヌチャっと濡れた別の手が
滑りながら中心を包みこみ、
下から上に丁寧にさする
「…あっ…//、ふっ…ぅ、……ん”ぅ」
濡れた温度が先端を包みこみ、
さすったかと思えば
上から下へ、
下から上へと、
撚りながら何度もゆっくり行き来する
上り詰める快感を加速させるように
若井の指がたまに最弱点を掠めながら、
しつこく、ゆっくり中を捏ねた
「はっ…あぁぁ…、、ぁ……、わか…い…っ…」
グチュ…グチャっ…
ぬめりで誇張された水音と、
自分の声だけが 耳に響き、
徐々に一定のリズムになっていく…
やばい…やばっ、もう、…
「元貴、イッて。……」
若井の低くて甘ったるい声が、 耳元で俺の脳を刺した
「うぁ…あ”っっ…//…んぅ…ゔ………っ」
若井の声に導かれるように、
腰が自然に浮き上がり、
身体に電気が走ったあとで
わずかに痙攣して、
刺された脳が溶けていく____。
_____時間にしてものの数分、
だけど身体も脳も気持ち良くなる絶頂だった。
___________
追記)
すいません作者です。
誰も気にしてないと思いますが、
ちょっと思うところあり、タイトル変えましたm(._.)m
内容はそのまま変更してません。
次回、物語の続きから。
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