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やることないからあげる
深夜、omrはボロボロの体を引きずってアパートに戻った。
厚塗りのファンデーションの下では、wkiにつけられた痣が熱を持って疼いている。指先は震え、まともに鍵を開けることすらおぼつかない。それでも、omrの胸には小さな、しかし必死な「期待」があった。
約束の十万円。それをwkiの目の前に差し出せば、今夜は、今夜だけは「優しくしてもらえる」はずだ。
「……wki、ただいま。お金、用意できたよ」
リビングのソファでふんぞり返り、スマホをいじっていたwkiが、面倒そうに顔を上げた。omrが震える手で差し出した封筒をひったくるように奪い取り、中身を数える。
「……チッ、たったこれだけかよ」
wkiは、omrが必死に、文字通り身を削って工面してきた金を見下し、鼻で笑った。
omrの淡い期待は、一瞬で砕け散る。wkiは金を無造作にポケットにねじ込むと、立ち上がり、omrの細い首筋を乱暴に掴んだ。
「十万ぽっちで仕事した気になってんのか? 明後日、車の車検なんだわ。あと、新しい子とのデート代も足りねえし。……お前、明日までにあと二十万持ってこい」
「え……っ、明日までに、二十万……? 無理だよ、wki……今日だって、あんなに……」
omrが縋るように見上げると、wkiの目に冷酷な苛立ちが宿る。
「無理? 俺に口答えすんの? お前さぁ、自分が生きてる価値、勘違いしてないか?」
wkiの拳が、omrの胃袋を正確に捉えた。
「ガハッ……!」と肺の空気をすべて吐き出し、omrはその場に崩れ落ちる。悶絶するomrの髪をwkiは容赦なく掴み、床に顔を押し付けた。
「いいか、omr。お前は俺の所有物だ。所有物が主人に『無理』なんて言葉使うなよ。お前が寝る間も惜しんで働こうが、誰に抱かれようが、俺には関係ねえんだわ。俺が欲しいのは『金』と、お前の『従順さ』だけなんだよ」
wkiは床に這いつくばるomrの背中を、まるでゴミでも踏みつけるかのように靴で踏みつけた。
「二十万だ。できなかったら、次は指の骨でも折ってやろうか? ああ、そうしたら仕事に行けなくなって、ますます価値がなくなるか」
wkiは楽しそうに笑い、omrの頬をパチンと軽く叩いた。その侮蔑に満ちた愛撫にさえ、omrの体は悲しくも反応してしまう。
「……ごめん……なさい……。二十万、用意するから……。だから、wki……嫌わないで……」
「ははっ、いい子だ。じゃあ、今夜は特別に隣で寝かせてやるよ。ただし、俺に触るなよ? 汚らわしい」
wkiはそう言い捨てて寝室へ向かう。
omrは、激痛に耐えながら、汚れた床の上で必死に這い上がろうとした。
「wkiが、隣で寝ていいって言ってくれた……」
明日には、今日以上の地獄が待っている。
心も体も、もう限界を超えてボロボロだった。それでも、wkiから与えられる「ゴミのような慈悲」を糧に、omrは自分を壊し続けることを選ぶ。
鏡に映る自分は、もはや人間には見えなかった。
ただ、wkiという怪物を養うための、血を吐き続ける装置。
omrは、震える手で明日への「仕事」の準備を始めた。wkiの冷たい背中を思い出し、歪んだ恍惚感に浸りながら。
誰かコメして
姉にAi疑われて泣きそう
Aiじゃないのに😭
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