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あじさい。
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さしいす
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はやとが最近ずっとスマホにのめり込んでるというか依存してるというか…
スマホを手放さなくなった
前までは見せてくれたのにか今は見せてくれない
なんか隠し事?
浮気じゃないんだろうけど…
なんならスマホを見せてくれてた時より
愛情表現が増えた…気がする?
いや増えた。
じんとぉ〜って甘々な声で呼ぶ回数が
確実に増えている
なんだ?余計に気になるんだけど
はやとに控えめに聞いても
「絶対引かれる」
と言って断じて見せてくれない
受け入れる準備はできてるんだけど…
言葉にするのが恥ずかしい、
「…あ!」
「なに?!」
「あ、いやなんでも」
「そう?」
思いついてしまった
じゃあ俺もスマホを見れば良いんだ(?
そしたら嫉妬深いはやとが
観念して聞いてくるだろう
その流れで俺も聞く…なかなか良い作戦では?
我ながら良い作戦だと思う。
でも何をみようか……
別に見たいわけじゃないけどこれしかなかったという程で話を進める
“仕方なく”はやとの写真を眺めることにした
自分でも何をやってんだろ
って思うけどこれしかない思いつくのが
「…っ笑」
世に出てない俺だけの知ってる
はやとの変顔が出てきてつい笑ってしまう
どういう顔でこっち目線なんだろ笑
考え出したら止まらなくなりそうだ
はやとは相変わらずスマホを見てるが
ずっとニヤニヤしてる
変なの…いや笑ってる俺も変?
まぁ良いか気にしないのも大事だ。
「かわいー・・・」
ぼそっと不意に出た言葉に俺は口を抑える
自分でも驚きだ
俺がはやとのほっぺをむにってる
無言の動画を見て可愛い??????
なんだか負けた気が…
いやまぁ別に俺可愛い専じゃないから
いいし
これ誰にも見せる気ないし…
俺はとりあえず気を取り直して
フォルダを覗く
あぁ見れば見るほど黒歴史が
掘り出されていくか
俺の傷口が広がる一方だ…
あー見るのやめえぇけど決めたことだもんなぁ
やんなきゃだよなぁ
謎の責任感でなんとか耐えながら見ている
たまに笑い転げそうなくらいの
面白いはやとの
変顔が出てきて吹き出しそうになる
でも流石に隣に本人がいるのに
つか俺がはやとで笑うのとか
なんか負けた気がする(2回目
だから絶対にバレたくない
はやとが言ったら正直に言ってやるけど
嘘っぽかったらおれは
犬の画像って言って帰ろ
「…」
そうして特に何もなく2日目
おれは撮影の合間合間にスマホを見るようになった
いや単にはやと不足…だなんてね?
あるわけないよ
今隣にいるんだし?それだけで十分だし
別に。
強がってないですからね?
まぁそんなことはさておき
佐野さんの写真を見るだけで微笑むこの
プライドのない口角を
どうにかしてほしいところだ
そう思いつつも見ていると
「仁ちゃん?」
舜太が物珍しいものを見るような目で
俺に話しかけてくる
確かにおれはあまりスマホを見ない方だけど
そんなに珍しいか?!?
「ん?」
流石にメンバーと話す時は
スマホをしまう
「…何見てるんさっきから」
「え、あぁ」
胸がどきっとする
これを馬鹿正直に答えたら
「はやとの写真見て癒されてたんだ♡」
…想像するだけで
反吐が出る
ここは流石に俺のプライドってもんが
あるから
「新しいギターのやつ」
一応本当に見てはいたけど
さっき見てたのは、はやとの写真
でも嘘はついてないから!
俺の言葉に目を細める
…もしかして気づかれたとかない、よな?
こう言う時だけ
やけに鋭くなる舜太
なんか都合が良すぎやしませんか?
「…ふーん…俺はだいちゃんの写真見て癒されてるよ!」
だからなんだよ!
でもまぁこういうこと素直に言えるのは
すごいとは思いますけど
「へー」
「そんなに興味湧かん?」
「せめてはやと」
「え?」
「あ」
「…?!」
おっとこれは非常にまずい
隣にご本人いるのに
前言撤回ってできますか?
今から入れる保険ありますか?
ちょっと…えっ…どうしたらこれは
正解に繋がるんだ?
「い、ま仁人さ、それなら俺って…え?」
「例えばの話ね?何真剣に受け取ってんのよ」
「そう、だよな、笑、」
「…」
「嘘は良くないで〜?」
舜太がわざとらしく言ってくる
「なにが?」
「さっきまではやちゃんの写真見て笑うてたやん」
「はっ?!おま、見てた!!?」
「仁人…」
「えあ、あのこれには深いわけが…」
「家帰ったら待っててね」
「おい舜太お前よ?」
最悪最悪
もう確定したじゃんか
明日なんも予定ないオフだけど
スケジュール教えなきゃよかった
「へへ!お幸せにな〜」
手をひらひらふりながら撮影に向かった
「俺も仁人の写真見てた」
「え?」
「ほっぺむにってるやつ」
「なんで撮ってんだよ」
「言ったら引かれるかなって、でも」
「仁人もだったんだね〜笑?」
「…はやとが悪いんだからな」
「へ?」
「もういいしらん」
「え!じんと!?」
※佐野サンの家でちゃんと待ってました。
吉田サンは佐野サンが美味しくいただきました。
こんにちわ、あじさいです。
「お揃いの好きすぎだろ」の夜編を投稿しようと思っていたのですが
私生活が忙しすぎたのか
胃と頭を痛めてしまいました。
となると、
おそらく夜編は先になるだろうと思い
せめて読み切りを、という私なりの覚悟です。
みなさんも
体調にはお気をつけてお過ごしください
それではまた。
コメント
1件
読了です!もう、じんとがはやとの変顔フォルダに無自覚に癒されてるのが可愛すぎてにやにや止まりませんでした。「負けた気がする」って言いながらも覗き続ける矛盾がまた良い……。舜太にバレてからの終盤の流れ、特に最後のはやとの「俺も仁人の写真見てた」で一気に甘くなったのが最高でした。TLの心地いいテンポと、隠しきれない愛情の匂い、たまらないです。あじさいさん、体調無理なさらず——でもこのお話に出会えて本当によかったです!