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皇帝陛下の軍師寵姫

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皇帝陛下の軍師寵姫

27 - 第27話 ダンジョンデート?

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2026年03月18日

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次の日、水辺のダンジョン・スレアに向かった。スレアは一本の大きな川の周りに発達するダンジョンであり、そこまで難易度は高くは無い。

が、多種多様な植物が生えている事でも有名であり、私はそれに賭けたのだ。


ウォータープルンパというスライムに尻尾が生えたようなモンスターが3体現れた。


私は炎魔法を使い、ウォータープルンパを倒した。


「ほぉ?

中々見事なものよ。

そなたは、炎系のスキルを持っているのか?」


皇帝陛下が関心しながら、そう尋ねた。

この世界では、職業かスキルのどちらか一方を天から授かる。

私はスキルの方であり、皇帝陛下のおっしゃる通り炎のスキルだ。


「はい。

戦炎せんえん、というスキルを持っております。」


「戦炎、か。

そなたにピッタリのスキルだな。」


「皇帝陛下は先程から戦われておりませんが…」


そう言った所で、ウォーターベアが4体現れた。


皇帝陛下は、右手に球を抱えるような手つきで前にかざすと、鋭い風が巻き起こり、ウォーターベアを斬り刻んだ。


「風系のスキルでございますね?」


「まさに。

神風しんぷう、という。

皇帝たる俺にピッタリのスキルであろう?」


「ご自分でおっしゃらないで下さい。

神と付くスキルの持ち主は世界にも4人しかおらぬと聞いていますが…?」


「その通りだ。

知っておったか。

神炎、神雷、神土、そして、俺の神風だ。


この4人を指して、四神、とも呼ぶ。」


全く…

天は二物を与えずというが、二物も三物も与えられた人がここに居るではないか。


私たちは順調にダンジョンを進んで行った。


そして!

ついに稲の原種を発見した!!!


「これは…

稲の原種に間違いございません!」


私がそう言い麻の袋に入れると、皇帝陛下はかなり怪訝な顔でそれを見ていた。


「そなた、それは雑草だぞ…?」


「良いのです!

これで!」


「誠に変わった女子よの。

普通の姫君達が髪飾りやネックレスに夢中なところを…」


「あら、私にとっては宝石に価値はありませんわ。」


「だから、変わっていると言っているのだ。」


そんな事を言いながら、ダンジョンを後にした。

皇帝陛下はレストランでランチでも?と私を誘ったが、稲の原種が枯れるのが嫌なので、お断りした。

釣れぬ女子だ、とかなんとかいう皇帝陛下を引っ張って、エドバの後宮に戻った。


私は裏庭の湿った地に稲の原種を植えて、水をこれでもか、と入れておいた。


数日後、少量の米粒がなっていた!

大成功だ!


あとは、これをエドルの街の農村地帯に植えて…


ふむ。

やはり、そろそろ外出許可証が必要だな。


しかし、皇帝陛下が許可するだろうか?


うーーむ…

皇帝陛下の軍師寵姫

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