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第1章〜愛を誓う〜
僕と結菜は付き合って半年。
結菜「わ〜!半年おめでとう!」
僕「おめでとう!これからもよろしく!」
結菜「記念にケーキ買おうよ!」
僕「1年にはどうなってるんだwまぁいいよ!買いに行こう!」
結菜「やったねぇー!1年記念は、、、ん〜。結婚」
僕「気が早いなw」
そんなこんなで僕らはケーキを買いに行くことに、、、この時の彼女はまだ健全でそこら辺のおちゃめな彼女だった。
僕と結菜は同棲をしている。まだ結婚してないのに?って思うかもしれない。ただ、今後も一緒に入れると心から思えているから同棲をしている。お互いに嫌なところは溜めずに言うなど工夫をして日々楽しく暮らしている。
結菜「大好きっ!」
僕「大好きだよ」
僕らは今も幸せだ。ただ、そんな幸せも一瞬だったのかもしれない。
告ったのは結菜からだ。僕らは初めてであったのはお祭りでのこと。僕と僕の友達が遊んでいるとそこに友達の友達つまり結菜が来た。初めましてだったが、「えーと、樹季くんだっけ?はじめまして!」と彼女は笑顔だった。一瞬僕も戸惑ったがそこから連絡を交換してたまに話すようになった。祭りから二ヶ月後
「ここ行きたいから樹季一緒に行かない?」と一通の連絡があった。僕は特に用事も予定もなかったので「いいよ。」っと即答した。
2人で出かけるのは初めてだった。そして遊びから帰って「今日は楽しかったね!また遊ぼ」と連絡をした。どうやら彼女はその遊びで僕のことが気になったらしい。
彼女は
「ねえ!好きな人いるの?」
僕「急にどうした?w」
結菜「いや〜!まあ男子の恋愛事情も知っておきたいな的な?」
僕「なにそれw結菜は?いるの?」
結菜「気になってる人なら。。。! 」
僕はその時まさか自分だなんて思っていなく長い間恋バナをした。そしてお互いに好きとわかったのは1週間後の夜。
結菜「そろそろ好きな人教えてよ!」
僕「同時に言おうよ。」
結菜「わかった」
せーーーのっ。にあわせて僕たちは
結菜「樹季」
僕「結菜」
僕らは一瞬止まった。そして、まじ?とお互いに反応した。そしてそのあと続けて結菜から後で言いたいことあるから起きててね!
といった。
その時間になると結菜は
「起きてますかー!寝てる可能性大の樹季さーん!」
僕「起きてます」
結菜「起きてたか〜!えーじゃあ。」
僕「おきてまーす」
結菜「私と付き合ってくれませんか?」
僕「よろしくお願いします!」
こうして僕たちは付き合った。
それまで色々と喧嘩はあったが互いに乗り越え今に至った。幸せだった。ずっと続けばいいのに。ただそんな願いも虚しく結菜はある病気にかかった。
最初は風邪だけだと思って家でゆっくり様子見していたが、なかなか治らず病院に行くも原因不明、大きい病院に行くもしばらく検査の日々。結菜は体力的にも色々と疲れ果てていた。だから僕はそんなに結菜をひたすら支えることしか今はできない。この時はどんな病気か分からずいつ治るかも知らない。
n回目の検査のとき。ついに判明した。しかしその時の医者の顔はとても複雑な表情をしていた。
病気の説明が終わったあと医者からは次のように言われた
「結菜さんはもって5年かと思われます。」
僕も結菜も最初はびっくり、というかずっとビックリしていた。
僕「本当にですか?検査にミスは無いですか?」
医者「何度も確認しましたが。はい。」
僕&結菜「治る方法ってあるんですか?」
医者「えぇ。一つだけ。手術です。ただ、費用はとても高く国の負担だけでは補えません。自己負担もとても大きいです。」
医者「今払う必要は無いですが、払える確信がないとこちらも手術を行うことができません。5年以内であれば進行具合によりますが可能です。手術までは薬などで耐えるしかないです」
僕「そうですか。」
僕たちにそんなお金はない。でも、結菜には生きて欲しい。だから僕は一生懸命に働くことにした。
僕は今通っている大学を中退しすぐに就活に入った。結菜は家で安静にしておくことが命じられた。
結菜「ごめんね。こんなんだけどさ。別れよ。これ以上迷惑かけたくないよ」
僕「何言ってんの?迷惑なんてかかってない。安心しろ。俺が一生結菜のことを守る。だから、あと少し頑張ろ。」
結菜は泣くと共にありがとうと返事した。