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すれ違い

5 - 第5話 さようなら。これからも一緒

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2022年07月24日

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それから、数週間後

モブA「よっ、莉紗」

莉紗「おはよう。」

モブA「今日、デパ地下行かない?新しく出来たカフェ行きたいんだ。」

(あっ、このやり取り前もしたな…)

莉紗「いいよ。」

モブA「やった!じゃあ行こう!」

私は、あれから志保に会ってない。でも、志保が別の人と仲良くするのも嫌だった。だから…。

モブA「ほら、お前も早く来な」

志保「は、はい」

莉紗「やっと、デパ地下に行けるね、志保。」

志保「はい、ありがとうございます」

私は、志保のためにつけた力を使って志保を支配した。それが、志保の望む事だとは、思わない。でも、志保の事より自分を優先した。

モブA「ちょつと、お手洗いに行ってくる!」

莉紗「了解。」

志保「なんで、なんでこんな事するの?ねぇ、ねぇ(泣」

莉紗「それは、志保を別の人と仲良くさせないためだよ。だって、志保は私が守るって、誓ったから。」

志保「どうして」

莉紗「えっ。」

志保「今の私をみて、約束したの忘れた?」

莉紗「あっ、“莉紗の代わりに志保が笑う”」

志保「そう、でも今私は笑ってない。泣いてるんだよ??」

莉紗「それは…」

志保「目を覚ましてよ!」

莉紗「ごめん、もう後戻りは出来ないんだ」

志保「知ってたよ、頑固な莉紗ならそう言うって。じゃあね。“大親友”」

志保は泣きながら道路え身を投げた。

莉紗「志保?」

“グシャグシャ”

そんな、グロテスクな音を立てて、志保は頭を潰されて死んだ。



その後

私は、今日も学校へいった。“大親友”の“しほ”と一緒に。あの日から、私は頭の中で志保の声が鳴り響いてる。

しほ「おっはよー」

莉紗「おはよう、しほ。今日も元気だね」

しほ「早く、莉紗もコッチニオイデヨ」

莉紗「そうだね。また、一緒になれるかな?」

しほ「なれるよ。莉紗がそう望むなら」

私は、全校生徒が見上げる中。屋上から、身を投げた。ただ、時間が残酷な程にゆっくりと流れた。






これで、一緒だね♡莉紗

私は頭が潰れて死んだ。志保と同じように…。

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