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心が苦しいんだ

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心が苦しいんだ

3 - 第3話

♥

90

2024年09月22日

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今回はtgちゃん編です!

(積極的なネタバレ)

ちなみに今回色々人を選ぶので注意!




tg視点


人が怖い。意識のしすぎってわかってるのに。自意識過剰なだけだってわかってるのに。些細な笑い声も、響く怒号も、聞いて苦しい嗚咽も。全部俺の事が原因だって可笑しくない。…俺は


「生まれたことすら間違いだったんだから。」




今日も傷だらけで寝ることになってしまった。湿布とか包帯とか買いすぎて金欠なんだよなぁ。それもこれも俺が悪いんだけど。そう思いながら、引き出しからノートを取り出す。

『今日は体育があって、傷跡のせいで着替えられなくて休んだら、先生に打たれて頬腫れた。醜すぎて嫌だったからマスクして過ごした。後は、小テスト満点取れなかったし料理下手で殴られた。今は苦しいことしかないけど、いつか報われるよね。こんなに我慢してるんだから。明日』

まで書いて、手が止まる。この日記的なものは数年前から書き続けている物。書くたびに俺は文の最後に『明日からも頑張ろう』って書いてた。その度に頑張っていたけど、それが報われることはなかった。今まで目を背けていた事実に真っ向に目を向けてしまった。いつかは向き合わなければいけないんだから仕方ない。

昨日は『今日は休みだったから、午前中に一人でお散歩した。ストレス解消には運動がいいとかなんとか。でも一昨日怪我したせいで足引きずって歩いてたからめちゃくちゃ遅くなったし、体力も落ちてたから地獄でしかなかった。普通に当てはまらないのが辛い。明日からも頑張ろう。』

その前も、ずっと、頑張っても報われることはなかった。なら、いっそ死んじゃったほうがらくなんじゃないかな。

…死んでもいいよね?

そう思って、次の日には思い切って飛び降りたのに。




「…生きちゃった。」

赤い地面がフラッシュバックして俺は目を覚ます。もう、諦めたのに…目を覚ましてしまった。このまま寝たきりでいたかった。生きてても死んでても、俺には何もない。死んでても生きてても、そこに〈存在しない人〉扱いされる。誰も俺のことなんて求めてない。

…愛してくれなきゃ苦しいの。寂しいの。傲慢だってわかってるけど…

「…にしても、ここは何処?」

足は包帯が巻かれていて、頬に大きなガーゼが付けられている。見覚えのある白を基調としたよくある部屋。

確か…暗譜総合病院……だったかな?あんまり覚えてないけど。

「…早く逃げなきゃ……」

病院には、あんまりいい思い出がない。勿論、親や同級生にされたことよりはずっとマシだけど、この病室を見ると、蓋をしていた気持ちが溢れてしまいそうで。忘れたい記憶を鮮明に思い出してしまいそうで、どうしても好きにはなれない場所だ。病院が好きな子供がいるのかは別として。

「ん…っと、ぁ、」(バタッ)

どうやら足が折れているようだった。脚が立たなくて、ふらりと冷たい床に倒れ込む。痛いのかはわからないけど、動かしにくいなとは思った。床に体温を奪われていく。熱があるのかは分からないけど、それくらい冷たいのが丁度良かった。脚が立たないのはそのせいでもあるのかもしれない。

それに、あまり嫌じゃなかった。このまま死ねちゃうなら本望だ。生き地獄はもうお腹いっぱい。

暗転する意識の中で、はは、と俺の口から自分に対しての嘲笑が零れるのが聞こえた。




プロフィールです


ak(未登場)

医者。


mz

医者。

嫌いなもの→向精神薬、精神安定剤


pr

学生。

軽度の対人恐怖症、人間不信。


tg

学生。

表情が何一つ変わらない。


at

医者。

情報収集の天才。


kt

学生。

軽度の鬱病。心理学に精通している。


こんな感じですかね。

今回没ですがご了承ください。

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