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今回はMARETUさんの
「エンゼル92」を元にしました。
太宰さんがすっごい病んでます。
敦君も病んでます。
ストーリーとは関係ありません。
性行表現あり。
前の話のホワイトハッピーとも関係ありません。
ハッパハッピーハペチャッカ!
「君はとても美しいね!私と心中してくれないかい?」
太宰さんは今日も美人な女性に声を掛ける。
あの人には恋人がいるのに。
その恋人が、
今見ているのに。
「………」
あの子が見ている。
あぁ、気持ちがいい。
ハッパを飲んで、
ハッピーになる。
ハペも一緒に呑み込んで。
僕の心に火をチャッカする。
異常事態、でしょう?
非常識、でしょう?
はしたないでしょう?
これがいいの。
「………」
あぁ、太宰さんは寝顔も綺麗だな。
これを汚すことが出来たら?
とても気持ちがいいでしょう。
「どうしたんだい敦君」
「!?」
「驚く顔も可愛いね」
エンゼル急に。
今晩中に。
「私を奪いに来たのかい?」
大丈夫、大丈夫。
これは幻覚。
薬のせいだ。
「薬のせいじゃないよ」
「私は存在しているんだ」
「一緒にいこう」
「何処へ」
「お空へ」
「どうやって」
「君の好きなやり方で」
太宰さんは薬指を指した。
薬指を。
「私とお揃いにしよう」
「……どうしたんですか」
「切ったのさ」
つまり、太宰さんは、
〚 薬で絶とう 〛と。
「ありがとう」
奪いに来てくれて。
「……」
「それは良かったです」
「おや?敦君、其の腕」
「あぁ、注射です」
「” 注射 “ です」
右の腕に縞の模様と穴の群れ。
はしたない。
「自分の身体は大事にするんだよ」
「……あなたに言われたくありません」
「ふふっ……そうだね」
エンゼル急に。
今晩中に君を喰らいに行くのさ。
Try me !!
「さぁ、いこう」