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#異世界転生
しめさば
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花月夜れん
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コメント
1件
わあ、メリエルちゃん24歳だったんだ!エルフの血筋で身長が伸び悩んでるってのも可愛いけど、私もリサと同じで「年上でした!!」って驚いちゃいました(笑)それにしても「似た姿の精霊」っていう世界観の広がり方が好きだなあ。光の精霊=ライトって繋がりも含めて、この世界の精霊観がちょっとずつ見えてくるのが楽しい。最後のリサのお願い、カナちゃんとの橋渡しになるといいね。続きが気になります!
「それでね、明日出発しようと思うんだけど」
「明日!?」
はやいに、越したことはないのだけれど。それにしても急だ。
「うん、準備は服を何着か選んでおいて。さっきの試作品とかからいいのがあればそれも!」
「それだけ?」
「うん」
まあ、私の持ち物ってそれだけ、プラスマタタビくらいだけど……。
「んと」
ピクリとアリスの耳が動く。
トトトトトトッ、軽快な足音が聞こえてくる。
バーーン!!
「アリスト様ぁぁ!!」
昨日ぶりのメリエル登場だった。
「あら、リサ様も! ちょうどいいですわ! 一緒にお茶しながらお話聞いてくださいませぇぇぇー!」
昨日の今日で、また彼女に何があったんだろう……。
ーーー
「で、ですね! リサ様」
何故か、メリエルと二人きりにされて、私の部屋でお話ティータイムになりました。アリスは明日の用意があるからと風のように逃げ去りました。
「リサ様! 聞いてますの?!」
「あ、うん。聞いてるよ」
そういえば、彼女私より身長が少し、いやだいぶ低いんだけれどいったい、何歳なんだろう。
「あの、気になるんだけど、メリエルちゃんっていくつなの?」
目をぱちくりして、こちらを見ている。年齢を聞いちゃ不味かったかしら。
「あら、私今年で24ですわ。カトル様と同じ年なので」
びっくり。年上でした!!
「私、エルフの血が流れているので、あまり身長が伸びないのです」
頬に手を当てながらメリエルはふぅとため息をつく。
それって、アリスの猫耳みたいな感じなのかな?
「この国には、人が多いですけれど、外の国には色々な亜人がいると聞いたことがありますわ。私のご先祖様のエルフは風の精霊の国に多いとか。どのようなところなのでしょう」
「行ったことはないの?」
「ええ、皆、自らの姿に似た精霊様の加護のある国にいたほうが精霊の加護の力を受けられると信じていますから。他国に行く方は少ないのですわ」
「似た姿?」
「ええ、この国の光の精霊様は人によく似た姿だと伝えられていますね。見たことはありませんけれど」
そういえば、ライトは大小ともに人の姿だった。
精霊の姿が伝えられているということは、他にも見える人がいたってことなのかしら。
「それにしても、」
カチャリと紅茶の入ったカップを置き、メリエルはもう一度ほうと、ため息をついた。
「リサ様もカナ様と同じ様にこの世界に召喚されてしまったのですね」
「うん」
メリエルの勢いについ私の事をしゃべってしまったけれど、大丈夫だったかしら。
「やはり、お話ししてみないと知らないことやわからないことは色々ありますわね」
「そうだね」
カナちゃんとも、もっときちんとお話ししたかった。
「私、決めましたわ! カナ様ともお話ししてみます。難しいかもしれませんけれど、きっとリサ様のように話せますわよね」
そっか!
カトル王子の婚約者の彼女になら、もしかしたら……。
「あのね、お願いしたいことがあるんだけど……」