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またクルミとは別に、その時代で言うところの歴史の立会人であった影武者、通称呼び鈴を鳴らす病人である女王ミレーユという時代の波に埋もれた敬虔なクリスチャンの末裔であるそのどこかで生まれた女性はクルミをなぜか知っています。
クルミは今までもこれからもその存在の記憶に悩まされていくのでしょうか?
クルミは思います。
うーん。特に最近悪い記憶も心に残るんだよなぁ。記憶ってどういう時に覚えてしまうんだろう? ……悪い記憶でも覚えていたいのかな……私は時間に悩まされているから、不安から、 何処から、何が、何処へ 私が死んだ後に使いの墓守の者ってくるのかといった、事に推論をたてていたことがあるし、 その時が何時なのか様子を見る事で安心に変わっていたが、今は様子を看られることで安心に変わっている。
だからこそ心の嫌な音に耳を澄ましてしまいがちになる。 子供の頃からなるんだ……それは良い癖に直さなくてはいけないけれど。 もしかしたらだけど、神様の力で良い想いでも悪い想いでも1個1個記憶はバランスよく増えたり消えたりしているのかな? いや、待てよ? ゴールが見えていないうちから天国の神様の話しをしていて良いのだろうか? ここがドームの中の世界かもしれないのに。