コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ステファノ「気にしなくていいよ。ルクレツィア。きっとエドアルドの妄想だよ。安心してここには僕がいるじゃない。」
ルクレツィアはやはりステファノ様が苦手である。性格といい、中身まで腐りきっている。
だが、嫌っているのがバレればステファノは混乱し、ルクレツィアの人生に置いて、邪魔な存在になる。
ルクレツィアは今日もステファノが好いている“ルクレツィア”を演じているのだ。
ルクレツィア「そうでしょうか。エドアルド様の予言は当たりますし。ですが、ステファノ様が仰るのであればそうかもしれませんね。」
ステファノは喜び気持ちが高まった。
ステファノ「そうだよ!きっとそうに違いないんだよ!ルクレツィアは僕の事だけ信じていればいいからね。僕のルクレツィア。」
ステファノは愛おしそうにルクレツィアを見つめた。
ステファノ「ごめんね。ルクレツィア。僕もう帰らなくちゃ。母様が待っているから。またね。ルクレツィア。」
ステファノは飛び去っていった。
ステファノの飛び方はエドアルド違い不安定な飛び方であった。ステファノは鳥になってからまだ短い間しか生きていない上に銀呪病にかかったので飛び方は勿論狩りや食べ物を食べるのも下手である。母鳥に手伝って貰わなければ、狩りも食べる事を出来ない。もはやステファノは母親の傀儡である。
ルクレツィアは考えた。どうやってステファノやステファノの母親を消すかを。
きっとあの親子はきっと人生に置いて邪魔な存在になるであろうから。