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少年は本当に生きているのか

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少年は本当に生きているのか

1 - 少年は本当に生きているのか 上

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2025年11月28日

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「少年は本当に生きているのか。」

ATTENTION

実況者様の名前をお借りした二次創作です

登場人物、全てにおいて捏造を含みます

軍パロのつもりです。

ご本人様方にご迷惑が掛かる行為はおやめください。



main 脅威、黄色







































この少年は生きているのだろうか。

酷い有様の少年を見た時に最初に思ったことは、痛そうだとか、大丈夫かなだとか、そんな優しい物じゃなかった。まぁそんな優しい心を持ってたら今頃戦争なんてしてないか。そうだ、この少年は敵兵で、殺さないといけない。わかっているのに、なぜかトドメを刺せない。焦点の合わない瞳はぐちゃぐちゃに濁った緑色。きっと捨て駒なんだろう。銃なんて持たされてなくて、ナイフ一つを大事そうに握っている。別に心配してる訳でも、こいつのことが好きな訳でもないが、おれは一声掛けてみる。


「…おーい、生きてんのか?」

『…』


返答はない。そりゃそうだ。こんなボロボロで、返事が返ってきた方が怖い。生きていないと言う事実だけでなぜかこいつに価値を感じなくなってしまった。そもそも、なんでこんな奴に声をかけたんだ俺は。既に戦争は終わった。いつも黄色のオーバーオールは血に濡れ、元の色がわからないほどだ。いつもより敵の量が多かったから。でも強い訳ではなかった。数うち当たれって奴だろう。しらんけど。閑話休題、なんにしろこいつを連れて帰る意味はない。そう思い、俺は背を向けて帰ろうとした。


『…ぃ、』

「は?」


蚊が鳴くような小声。それでも聞き逃さなかったのは音がほとんどない状況だったから。そんなことより、喋ったのか?今?そんな無茶だ。口周りに血がついている。きっと何度も吐血したんだろう。喉を痛めているはずだ。なのに、なんで声を出せるんだ。なぜか少年のことを放っておけなくなって、おれは少年の声を聞いた。


『____さみしい、さむい、ひとりは、、やだ、だれか、 』


たすけて。

力尽きてしまったらしいが、言いたいことなんて嫌でもわかってしまった。あぁ、トントンに怒られるかもなぁ、でも、放っておけない、このまま捨てて帰るのは勿体無い。俺は少年が少しでも温まるように自分のニット帽を被せ、抱き抱えて帰ることにした。







































つんとした匂いで目が覚めた。

ここはどこ?、僕は戦場にいたはずじゃ…負けちゃったのか。じゃあここは天国?目の前が真っ白。あれ、僕の服まで真っ白だ。僕天使になっちゃったのかなぁ。


「目が覚めたようだね。こんにちは。」


カーテン?を開けて出てきたのはお顔に紙を貼った人。ちらりと見えるお目目の色は薄水色。初めてみる色だ、きれいだなぁ。あれ、ここって天国じゃないの?それとも、この人が神様?でも、神様ってもっと神々しい感じじゃないのかな。でも、今この人に神様か聞いたら変な子になっちゃうよね、とりあえず自然な感じで聞き出してみよう。


『…こんにちは。あなたはだぁれ?』

「僕はしんぺい神。お医者さんだよ。君の名前は?」


神様だけど神様じゃなかった…ってことは僕、死んでないんだ。でも、生きた心地がしないなぁ、僕は本当にいきているの?と言うか、お名前って何?僕、番号でしか呼ばれたことないや、


『ぼくの、なまえ、、、 』

「わからない?」

『ううん、わかる、んだけど、これって、なまえじゃないのかもって。』

「…そっか。なら僕と僕の友達で決めてもいい?」

『ぼくにおなまえくれるの?』

「もちろん。任せて、センスがいい奴らしかいないから!あとわからないことがあればなんでも聞いて。なんでも教えてあげる!」

『んふふ、やったぁ。』


ガラガラッ


「おい!!ペ神!!起きたら俺に連絡しろって言ったやんけ!!」

「あ、バレちゃった?」

「バレちゃった?じゃないねん!!」


また新しい色が増えた。こんどは黄色の瞳のおにぃちゃん。どうしてシャベルなんか持ってるんだろう。不思議。


『…おにいちゃん、だあれ?』

「俺はシャオロン。俺がお前を拾ってやったんやぞ。感謝しろ。」


随分と上から目線の人だなぁ。まぁ実際僕の方が身長低いからそうではあるんだけどね。でもみる限りこのおにいちゃん、とっても強そう。下手したら僕より強いんじゃないかなぁ。なんでそんなすごい人が僕を拾ったんだろう。わかんないや。わかんないことがあれば聞いていいっていってたよね。聞いてみよっと!


『…どうしてぼくなんかひろったの?』

「それは…」

『おにぃちゃんは敵兵な訳でしょ。僕のどこを見て拾おうと思ったの?あ、それとも人体実験でもする訳?別にいいよ。僕慣れてるからね。』


ねぇ、?おにいちゃんもきっと同じでしょ?いい人ぶってる自分に酔ってるだけでしょ?たくさん汚い大人を見てきた。綺麗な人なんて1人もいなかった。僕の声なんて,聞いてないんでしょ?

少し考える素振りをして、おにいちゃんは答えた。


「…そんなゲッッスいこと、するわけないやろ。」

『え?でもだってこれは、当たり前で、!』

「あぁそうかよ。お前の当たり前がそんな物なら、俺らでひん曲げたるわ。2度とお前の口から寂しいなんて言わせへんからな。 覚悟しとけ。ここの奴らは皆んな執念深いぞ。」

『…』


…いつもいたいことをされてきた。こわくて、さむくて、さびしくて、つらかった。おとなはみんなきらいだった。でも、ここのひとは、しんじていいのかなぁ、ぼく、いきてていいのかなぁ、わかんない、わかんないよ。


「難しいって顔してるな。任しとけ。そんな顔もぐちゃぐちゃにして笑顔にしたるわ。」

「途中のぐちゃぐちゃいらなくない?」

「あーうるさいうるさい。で?お前は俺の手を取る訳?」

『…おれ、ここにいたい。もう、もどりたくないっ、!!』

「わかった。なら任しとけ。俺らがおるから悲しい思いなんて絶対させへんからな。」


そういっておにいちゃんは頭を撫でてくれた。少しくすぐったいけれど、今の僕にはこれくらいがちょうどいいのかもね。












































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