私じゃない
〇〇 :友達として大好き
×× :マイキーが愛してる人
〜途中から始まります〜
|本編|
ガチャ ガチャ
「取れた!!」
私は何故かマイキーに監禁されている。
これで帰れる、早く家に帰りたい。そしてマイキーの事を忘れたい。
「何してんの?」
監禁されてる家から出ようとしたらマイキーに見つかってしまった。 やっとマイキーの事忘れられるのにな。
「えっ…と。」
グイッ!
「うわぁ!」
勢い良く引っ張られたせいで、目をつぶってしまった。目を開けると、いつの間にかマイキーにバックハグされていた。手を掴まれたまま。
「ちょっと、何してるの!」
「こっちのセリフ…なんで俺は〇〇の事大好きなのに俺から離れようとしてるの?」
マイキーの事忘れるためなんて言えないよ。私は中学の頃からマイキーの事が大好きで付き合いたいって思ってる相手、でもマイキーには大好きって言う言葉なんか以上愛してる人が居るって分かってる。だから、私は付き合ってなんか言わない。
「マイキーは私の事好きなの?」
「大好きだよ。」
「そっか。」
マイキーの好きは友達として私じゃない。
パッ
バックハグされてる腕を振り払った。
「〇…」
ガチャ
玄関から鍵を開ける音がした。キーっと音を立てて玄関が開いた。誰だろと思い玄関の方を見たら
バッ.
「ただいま!マイキー!」
「××!おかえり」
誰かと思ったらマイキーが愛している××ちゃんだった、もちろん××ちゃんもマイキーが好き。もう勝ち目ないじゃんか。
女性でもすれ違ったら振り向くほどいい匂いで、わかいい。趣味はお菓子作りとか女子力高い、それに比べて私はお菓子作りなんて嫌い。
「あ!〇〇さんも居たんですね!」
「どうも。」
ぼーっとしていた私に急に挨拶を交わしてくるからびっくりして無愛想な挨拶をしてしまった。
「ねぇ、マイキー!最近できたショッピングモール行かない?」
え、 2人っきりで?
断ってよ。マイキー