テラーノベル
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自分のことかぁ…わかってる
はずなんだけどね
あーでも…詳しく言ってって
言われたらどうにも言えないかな
たしかにこの世は楽じゃない
自分が思う理想郷でもない
どんなに思っても想っても
叶わないことだらけ
なんて言ってる自分が一番恥ずかしい
…
『ねぇ君ってさ強い刺激臭って
『苦手?』
「あの…君、って呼ばないで貰えるかな」
…
それが���との出逢いだっけか…
思い出したくない…頭も痛い
最初からあの子が悪い、のか…?
ここに閉じ込められてからいつだっけ
色んな考えを巡らせて
でも、結局 答えは見つからない
それが自分のくせでありますように
目の前も真っ暗だし…最悪
でも耳は聞こえる…あの人は
いつもこう言う
…
『あたし悪くないもん君が悪いの
『いつも醜い嫉妬させてひどいひどい
『ねぇ…!聞こえてるでしょ?返事してよ
『あたしそこまで優しくないんだけど』
…
いつもいつも呪文のように言っている
まるで自分の罪を否定しているように
醜い足掻きほんと…
早く耳もしてくれないかなぁ
これが優しさ…?ばっかじゃないの?
はは…これで喜んでる自分がいるのって
うそ…だよね
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