テラーノベル
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中也愛され
中也女体化
転生
太中/ 敦中/ 芥中
※微要素有
ヒロアカ改変有
❥𝑠𝑡𝑎𝑟𝑡❥
突如現れた謎の転入生3人組。
整った容貌と個性的な性格に、強い能力。
A組は雄英生と言えども、まだ高校生。 3人に興味を持たないはずがなく_
「芥川は好きな物ないんすかー!?」
「彼女いるの〜??」
「趣味自殺ってなんですかー!」
「【個性】についてもっと教えろー!!!!」
怒涛の質問攻めが始まっていた。
3人(主に芥川)はその勢いと声量に顔を顰める。
見兼ねた相澤が
「時間は限られてることを忘れるなよ。
有効的に使え。
質問をしたいなら挙手制にでもしろ」
と助け舟を出す。
A組は素直に聞き入れ、一斉に手を挙げる。
一斉に、と言っても、やはりまだ警戒している生徒も複数人いる。
大抵、そういった生徒は静かに状況を観察しているだけで、真正面から攻撃してくることはないので、実害はないのだが。
挙手している生徒達の中から、太宰が適当に人をあてる。
あてられたのはこの質問の流れを作った張本人である、芦戸三奈であった。
芦戸は目を輝かせながら満面の笑みで
「3人は彼女いるんですかー!!」
と聞く。
太宰は
「如何にも高校生らしい質問だ」
と思いながら
「残念なことに彼女はいないんだ」と笑って返す。
「嘘だー!」という声があがるが、本当のことなのである。
第一、こんなことで嘘をついたって意味がない。
一方、初対面の人にこのような質問をされた事がなかった敦は少し面食らったが、太宰の次に続いて
「僕もいないです」
と少し困り気味に答える。
そして、答える気が一切ない芥川を見て、
「此奴にも居ないです」
と、今度は満面の笑みで言った。
芥川は敦を強く睨んだが、敦は「気にしてません」とでもいうかのように爽やかな笑顔を浮かべている。
その笑顔に苛立った芥川が『羅生門』で敦に攻撃を仕掛ける。
が、直前に
「彼女にしたい人ならいるんだけどね」
と太宰がにこやかに言ったことで、思考が一度停止し、動きが止まる。
芥川も敦も驚いて太宰の方に振り向いた。
「彼女にしたい人」と聞いて、二人の脳内に中也の姿が過ぎる。
一方、太宰は呆気にとられている二人を見て、満足そうに目を細めていた。
そんな3人を見て
「どんな女の子なんですか〜!」
と恋バナ好きの葉隠透が即座に食いつく。
太宰は少し考え込む素振りを見せた後、
「とても強くて、綺麗な人だよ」
と、美しい笑顔で答える。
葉隠は
「もっと具体的な特徴が知りたかったのに〜」
と嘆いていたが、これ以上太宰から聞き出すのは無理だと判断したのか、
「中島くんと芥川くんは〜?好きな子いないんですか〜!」
と、まだ呆然としている二人に話を振る。
急な出来事に敦は「ぼっ僕達も!?」と言いながら思考をフル回転させる。
此処で中也さんの特徴を言ってしまってもいいんだろうか、でも、居ないと答えるのも何か違うし……と敦がぐるぐる考えていると、意外にも芥川が先に声を上げた。
「太宰さんと同じお方だ。僕も、この愚図も。」
敦が驚きのあまり、物凄い勢いで芥川の方に振り返る。
芥川は「先程の仕返しだ」という顔をしている。
衝撃的な情報を得た耳郎響香は
「三角関係ならぬ四角関係か……!?」
と呟き、その後に
「余程素敵な女性なんでしょうね……」
と八百万百が感嘆の声を漏らす。
八百万の発言に
「当然だ。」
と芥川が返したので、
「なんだよ惚気かよぉおおお!!
絶対に結ばれない呪いをかけてやるううぅぅぅぅ!!!!!!」
と峰田が叫ぶ。
そんな峰田を周りの男子が揶揄いながら宥める。
どうやら、この状況についていけていないのは敦だけのようだ。
太宰はその様子に満足したのか、もっと深堀をしようとする女子達を軽くいなしながら「他の質問はないのかい?」と問う。
先程は手を挙げていなかったが、他のクラスメイト達に紛れて緑谷もこっそりと手を挙げる。
太宰は目敏くそれを見つけ、
「そこの緑髪の君は?何が知りたいの?」と声をかける。
真逆当てられると思わなかった緑谷は、慌てふためきながら
「だ、太宰くんの【個性】無効化について詳しく聞きたくて……」
と言いながら立ち上がった。
その拍子に机の上に置いていた物が落ちてしまい、緑谷は慌ただしくそれを拾う。
あまりの慌てように少し笑いつつ、太宰が説明し始める。
「名前の通り、【個性】を無効化する能力だよ。
触れた相手の個性を無効化することができる。
【個性】無効化はオンオフが可能で、私の意思がなければ相手の【個性】が無効化されることはない。
但し、私が「相手の【個性】を無効化する」という意志を持った上で触れたのなら、相手は一定の時間【個性】が使えなくなる。 」
緑谷は「相澤先生と似ている……けど、太宰くんは触れる必要があるから、どうしても近距離戦になるし、肉体を鍛えなきゃやっぱりきついのかな……」とブツブツと言いながら分析を始める。
そして
「【個性】無効化について、2つ、聞いてもいいかな……?」
と遠慮がちに聞く。
太宰は今後のことを考えて、あまり詳しいことを言いたくなかったのだが、ここで答えなければ不信感を持たれると考え、OKを出した。
緑谷は目を輝かせながら、
「太宰くんと相澤先生が同時に力を使った時、どうなるのか知りたくて……!!
…って言ってもまだ試したことがないならいいんだけど……!
あとは、八百万さんの作ったものとか、轟くんの作り出した氷みたいに、【個性】で作られたものにも効果があるのかも知りたいんだ」
と、ノートを取り出しながら聞く。
想像以上に細かい質問に少し驚きつつ、
「まぁまだ確定ではないから憶測だけど…
相澤さんの抹消は私には効かないと思うよ。
だが、反対に私の無効化は相澤さんに効くだろうね。」
と太宰がそう言う。
その発言に、教室が少し騒つく。
「はっ、そんな憶測信じられるかよ。そもそも無効化ってのも嘘クセェ。つか、お前ホントに個性持ちか?」
爆豪が挑戦的な笑みを浮かべて言う。
一見ただの煽りにも聞こえるが、言っていることは案外的を得ている。
最後の質問の答えはYESなのだから。
太宰達が使えるのは、あくまでも【個性】ではなく、【個性】を上回る“異能力”。
太宰の【個性無効化】_つまり、“人間失格”は、相澤の【抹消】より強い。
【個性】はある種の“異能力”であるため、太宰の“人間失格”の対象となる。
しかし、相澤の【抹消】の対象は【個性】だけ。
つまり、“異能力”である“人間失格”は対象外なのだ。
勿論、“人間失格”だけでなく、“汚れちまつた悲しみに”、“月下獣”、“羅生門”等、他の異能力も対象外である。
簡単に言えば異能の方が強い、ということだ。
だが、太宰がこのことを言ったところで混乱を招くだけである。
この世界には【個性】しか存在しないはずなのだから。
「はは、確かに信じられなくても仕方ないよね。
……じゃあ、実際に実験してみる?」
だから、太宰は本当の事を言わない代わりに、『見て確かめさせる』ことを選んだ。
「いいぜ?恥かくのはお前だけどなァ?」
爆豪は自身の【個性】で掌の上で小さな火花を散らせながら、不敵な笑みを浮かべて言った。
太宰も笑みを浮かべている。
その後ろでは、芥川が爆豪を強く睨みつけていた。
その様子を見て、相澤と敦は呆れたように大きなため息をつく。
本当に、何故穏便に話し合えないのだろうか_。
₊˚⊹ 𐦍༘⋆₊ ⊹
3,100文字、お疲れ様でした……!!
毎回毎回長くなってしまって申し訳ないです
もう少し短く出来ればいいのですが……
私にはどうもできなくて……😞ᩚ
長ったらしい文章ってやっぱり読む気が失せてしまいますよね
誤字脱字等があるかもしれませんが、ご容赦くださいませ
皆さんに楽しんで読んでいただけるよう、善処致します
今回もありがとうございました
では、また次回のお話でお会いしましょう🕊𓈒𓏸︎︎︎︎
コメント
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そんなことないよ! 文章構成がまとまっていて表現が素敵なのでとっても読みがいがあります! ありちゃんの投稿待ってたから嬉しいよっ!( *´꒳`*)