テラーノベル
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僕は、どうなったんだろう。
確か、トラックみたいなものにひかれたはず。
[学校の、教室……?]
なぜか、僕は無人の教室で眠っていたようだ。
さっきの、何かに引かれたようなのは夢か……?
[のあ、やっと起きたのか~?おせぇよw]
[神城……?]
[そうだよ。寝ぼけてんのか?w]
[ああ……]
僕の親友の神城だ。寝てたっていうし、やっぱりさっきのは夢か。
[神城、今って何時間目……?]
[二時間目。やっぱり、寝ぼけてるだろw顔洗えよー]
[そうするよ……]
僕は水道へいって、顔をバシャバシャ洗った。
制服のポケットからハンカチを出して、顔をふく。
鏡を見ると、何かが横切った気がするが、気のせいだろう。
教室の扉を開けて、自分の机へ座った。
[どうだ?眠くなくなったか?]
[ああ、少しな。目が覚めたよ]
[そうか。良かったな☆ところで、死ね]
[え]
突然、神城が僕の胸ぐらをつかんできた。
うっ、苦しい!
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