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「エメラルドの絶望」全24話
をお読みいただき、ありがとうございました。
作者こと、わたくし「ぽっぷ」と申します。
今回は1話2000~2700字程度の長編でした。ぽっぷの作品では一番長いお話となりました。
【テーマ】
テーマは、やはり「絶望」です。
元々、友人と絶望をテーマに作品を書こうとなったのがきっかけで書き始めました。
また自分が見た夢の一部と掛け合わせた体験談を、クインテッド君に乗せました。
失声失歩というのは、
自分の夢での体験を探していたら見つけた症状でした。
ですので、あくまで一例として出させて頂きました。
不快に感じてしまった方がいたら、申し訳ありません 。
【絶望について】
作者こと、ぽっぷはこれまでにまだ
人生のどん底と言われる絶望に伏した事がありません。
これ幸いな事なのですが、
私は登場人物に自分の視点や体験を乗せることでキャラクターを生かす書き方をしているため、
絶望など一体どうやって書くべきか。
それをとことん悩む羽目になりました。
そもそも絶望とはどんな状態か。
私の中では、生きる気力すら持ち合わせない。
何もかもがどうでもよくなる事だと思いました。
この作品では、失声失歩と
病で表現致しましたが
本来であれば病気とも称されない部類。
もっと、不透明で他人には理解されないような
絶壁のようなものが蝕むのだと。
その考えを今回は、このような形でお話にさせて頂いております。
【エメラルド】
エメラルドという色は、
初めから考えていた色ではあるのですが
調べてみると、
絶望の反対である希望
夫婦愛
幸せ
など様々な意味を持ち合わせているのだと
後々に知りまして。
その時には既に、物語のプロットを決めた後でしたので
こんな最適な色はないと、私も驚いていた次第です。
【伝えたかったこと】
絶望と言えど、人生最後の終着点とはまた違うと思っております。
自らでは光を見つけられないような中。
這い上がることすら難しい世界。
それらを絶望と呼ぶのであれば、
他者が差し伸べる力は強大で輝かしいものかと思います。
本編ではクリッシュちゃんが特段、
薬を渡したとかメンタルケアをしたとか
トレーニングなどの具体的な対応方法を
行えたわけではありません。
逆にそれら全てが出来たからといって、
完全に心が回復するものかと言えば
違うものでしょう。
支えるというのは、日頃の何気ない一言だったり、行動だったりが出来ることもあります。
その日常すら欠落していたクインテッド君には、
彼女のような平凡で溌剌としたものが
心の向き合う勇気を生み出すきっかけになったのだと思います。
【結び】
以上をもちまして、
「エメラルドの絶望」は前話で完結と致します。
繰り返しになりますが、
お読みいただきありがとうございました!
とても、とても 長い話で
私は心が何度も挫けかけましたが、
何とか作品を完結させる事が出来ました!
ついてきて下さった読者様には
盛大な拍手を送りたいです👏✨️
やっと完結したなこのぽっぷ。遅いぞ。
と思いましたかね笑
はい、完結出来ました✌️
また次回の作品でお会いしましょう