テラーノベル
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この作品は実在する配信者様のお名前をお借りしています
非常にデリケートな界隈を扱っております。
当作品はhbknです。地雷の方や伏字、タグの意味が分からない方はお控えください。
※御本人様には一切関係ございません
※当作品はnmmnです。♡や濁点などの喘ぎが含まれるため、苦手な方はご閲覧お控え下さい。
※作品の時間軸と現実の時間軸は異なります。
静かな金曜の夜、もう息も白く色づく季節だ。
今日は奏斗とのコラボ配信の日で、珍しく奏斗もホラゲと聞いてもビビらず、むしろ楽勝と余裕ぶっていた。そして奏斗が呑むかなと思い買っていた、冷蔵庫に入った高い酒を眺める。
奏斗は俺の初恋の相手だった。
初めて会った時に見た吸い込まれそうな瞳に心を奪われてから、もうずっと片思いをしている。
「早よ来んかな〜、」
鼻歌混じりにゲームや配信の準備をテキパキと済ましていくと、軽快なインターホンの音が鳴った。
軽い足取りで玄関まで向かい、目の前のお客さんを出迎える。
『おじゃましま〜す、…て、なんか家綺麗になった?』
「お!気づいた?ちょっと片付けてみたんよ」
そう、実はこの日の為に1週間前から掃除をしていたのだ。いつも散らかっていて汚ない家だと言うのは奏斗も重々承知だろうが、流石にこれ以上汚くなると引かれてしまうだろう、そんなの絶対に御免だ。だからこれはそうならないための予防のようなもの。
『まあひばは1週間も経ったらまた戻るだろうけど』
「あ!今のモラハラです」
『いや厳しすぎるだろw』
いつもの調子で会話をしつつ、奏斗は手も洗わずにテレビ前のソファーに腰掛けた。
「んーやお前…手くらいは洗え?」
『えーめんどくさ〜…別にいーでしょ雲雀んちだし』
「それはどういう理論なん?シツレーじゃね?」
ブツブツと文句を垂らしながら手を洗いにいく奏斗がまた愛らしくて思わず笑みが溢れる。
『洗ったよ、これで満足?…なに、もしかしてホラゲする気なくなった!?』
キラキラと俺の目を捉らえる奏斗の瞳に思わず頷いてしまいそうになるが、そんな邪念を払って奏斗の白くて広い額にデコピンをお見舞いした。
『ぃったぁ!今のこそセクハラだろ!!』
「どう足掻いてもセクハラにはなんなくねぇ!? つーかんな事より!酒呑まん?いいの買ってみたんよ」
『え!?…うん!呑む!!』
「晩酌とかマジ久しぶりやわ」
『それはそうw』
冷蔵庫から酒瓶といつも奏斗と呑む時に使っているグラスを出して、酒を注ぎ始める。
「『かんぱ〜い!』」
『ったはぁ〜!染みる〜、っぱ酒なんだよなぁ』
「酒カス発言草wんまガチでそれはそう」
おっさんみたいなことを言う奏斗に呆れつつ、それにめちゃくちゃ納得してしまう自分を捌くようにもう一度グビッと酒を一口呑み込む。
『ってか、雲雀がこんなお酒買うの珍しいじゃんね?
……なに、もしかして僕のため?w』
「…おん」
『………ぇ、……、あっ…そ、?」
「お前w照れんなって、冗談だよw」
と、裏表を返したような嘘をついて笑うと奏斗はまた少し顔を赤くしてグラスに口をつけた。
『…ばっかじゃね!』
空になったグラスを見て俺が片付けようとすると、そのまま奏斗はグラスを自分の胸に押し当てまだダメだ、とほざいた。
『雲雀がこんな可愛い僕に意地悪するからヤケ酒で〜す』
「え、お前いける?この後配信なんやけど」
『余裕だって!!僕酔いにくいし』
酒瓶を手に取ってグラス並々まで酒を入れる。
そしてそれを口につけたと思うと思いっきり呑み干してまた酒瓶を手に取った奏斗、ヤケ酒がすぎて流石の俺も止めに入ったが、難なく阻止されてしまった。
「ちょっ、お前流石に無理やって!!」
『っだぁ〜…、…もともとは雲雀が変なこと言うから悪いんだからな!こんくらいいいの!明日休みだし』
「だ〜!!もうお前潰れる気やん!潰れられてお前ん家まで送んのもだるいからもう配信始めんぞ!!!」
もうとっくに待機画面をつけていたため、グラスに手をつけようとする奏斗の手を引っ張ってそのまま配信を始める。
「こんばんは〜渡会雲雀と!」
『……風楽奏斗です』
「今日はオフコラボで最近話題のホラゲやっていきまーす〜」
『ま、拒否はしたんだけどね一応』
「いやお前ノリノリやったやん」
配信を始めてからテンションが普段通りになったのか、息を吐くように嘘をつく奏斗を正して淡々とストーリーをクリアしていく。
配信開始から30分も経つと、先程の酔いが回ってきたのか奏斗の呂律が怪しくなってきた。
「奏斗まって?お前体力やばくね?」
『こっから回復しますし〜』
コメント欄でもちょくちょく奏斗の呂律についてのコメントが流れるようになってきて、流石に誤魔化すのは無理かと思いさりげなく配信前に呑んでいたということをリスナーに話す。
「だからちょっと呂律とかおかしくなるかもしんないんですけどぉ…それは許してください!」
『ぁはっwだれがおかしくなるよ〜w』
奏斗はコントローラ片手に俺の背中をバシバシと叩いてくる。いやお前だよ、余裕とか言っとったやん。
すると、なぜかまた奏斗の呂律が治ってきた。なんなら俺に的確に指示を与えられる程の余裕さえある。
いや普通にどういう体しとんの???
「お前さっきまで呂律やばかったやん、なんで今そんなハキハキ喋れんの?怖いんやけど」
『え?呂律…?いつ?』
きょとんとした顔でとぼける奏斗に最早恐怖すら湧いてきた。このまま配信が終わるまで持つといいが…、。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
それから1時間程経ったが、雲行は怪しいを超えて最悪になってきた。
また急に奏斗の意識が朧げになってきたのだ。
それどころか、先程から俺の肩や手が当たっただけで過激に反応するようになってきた。
というのも大袈裟な言い方をすると、なんというか…体温と感度が高すぎる。
いくら配信前に三杯程飲んだとしても、奏斗はそれだけでこんなに酔ったりなんてしない。
…まさか……
ゲームもキリのいいところまで来ていたので、俺は手早く音声をミュートにして奏斗の方を見る。
「…お前、俺ん家来る前に呑んでたろ」
『…ぇ』
やっぱりだ。奏斗は焦点の合わない目で拍子抜けしたような顔をしてこちらを見つめてくる。
「…図星やね」
『…ぇっ、!?や、いやっ呑んでな…』
「呑んで無い!?奏斗が三杯程度で酔うわけ無いやん!」
『っこれには…!っ、その…理由が…』
視線を逃して言い訳をしようとする奏斗の肩を掴んだ。すると、
『ひぅっ♡』
「………………は?」
目の前から甘い声が聞こえてきた瞬間、嫌な考えが脳裏をよぎった。
赤い顔、明らかに高すぎる体温…
奏斗が呑んだのは、ただの酒じゃない。
薬の入った酒だった。
『ひ、ば…?』
でも一体誰に?どうして?つまり俺の家に来る前に誰かと会ってそいつといる間に媚薬を入れられてたってこと?
…今日は、俺だけが独り占めできるとと思ってたのに?
腹の底で煮えるようにドス黒い感情がドクドクと湧いて、体がどんどんと重くなっていくのが分かる。
「…すみません!奏斗の体調が悪くなってきたので今日はこれくらいにしておきます!!おつかれ〜」
俺はミュートを解除してリスナーにそう告げ、慣れた手つきで配信を終わらせた。
『…え、体調…悪くな…、続け、ないの?』
「…奏斗、お前媚薬飲んだっしょ」
『…え?』
『いや、何言って…
っひゃぅっ、 ちょ、ひば、!?どこ触って…!』
自分が自分じゃないみたいだ。
俺は低く舌を鳴らすと、無意識のうちに奏斗の服の中に手を潜らせていた。
「今日は俺だけ見てて欲しかったのに」
「奏斗が悪いんよ?家来る前も呑んでたくせに嘘ついてその上家来てからもあんだけ呑んどったよね?」
「…奏斗は余裕だって言っとったのに今はこんなに潰れて…、奏斗は俺に嘘をついたんよ。」
「やったらさ、……今襲っても、俺悪くないよな?」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
『 は、ぁっ,ん’…♡”ひぁ、ひばッ♡’ 』
『 そこッ♡”や,ぁ”…!♡’♡’ 』
「んふ、♡
ここ?ここがいいんやね」
『 ん”ぁッ!♡♡♡ ひあっ、ひ、ば!♡”
だめっ♡” そこっ、’きらいッ…ぅあっ!♡’♡”‘』
あれからどれくらいの時間が経ったのだろうか。
俺の下には体を捩らせながら甘い嬌声をあげる奏斗と、奏斗の涙や体液でぐちゃぐちゃになったシーツ。
激しいピストンと体の音が広いリビングに響く。
「な、奏斗。ここ…あけて?」
『ひぅあっ…♡ここっぉ?』
「そ、ここ…♡」
高く唸る奏斗の頭を撫でながら、擦り込むように体をより深く交わせていく。
くぱぱッ、…ぐぽっッッ’♡”♡”’
『 ッぉ”ぉ”~~~~~~ッッッ!?⁉︎”♡♡”♡” 』
「んはぁ、♡♡ さすが、奏斗のお口は大きいなぁ…」
奏斗の腹から下腹部へ沿うように回し、俺のがいるところをトントン、と指で優しく叩いてやると、奏斗は気持ち良さそうにへにゃっと口角を緩めた。
『 ッぁ、は、ッゥ、あ♡♡
ひ、ぅ…ば♡そこッ”、もっとぉ…♡”♡’』
「ん〜?ここ?♡」
ばちゅっ’♡”ばちゅッ’♡”
『ふッ♡”んぁ”っ、ひばっ,/ひばり、ぃっ♡”♡”
い’く”ッ、いく’ッ♡”ぁっ、あ”っ、』
『イッちゃぁ、ッ、~~~~~~〜〜ッッッッ♡♡♡』
ビュクッ、 ビュルルルルルルルッ♡♡
『っ”‘ふ”、はう’ぁっ…♡’♡”』
「か〜な〜とぉ、ここそんなに気持ち良いん?♡
…でもさぁかなとぉ、奏斗ばっか気持ちよくなって……ずるいと思わん?」
『 ん、…ぁ、ッ、ぇ…? や”ッ、れ、もッ !
ぼくッ、もう,いった 、い,った っ”! 』
「奏斗は…な? 俺まだイけてないから…
ここ、キュ~ッ♡ってしてくれるよな?」
『ッヒュッ…』
ッごちゅんッッッッッッッ!!!!!!!!!♡”♡”’
『 んッ、あ”ぁ”ぁ”ぁ’ッ~~~♡’♡’♡”
っぁ、ひ、ぅッ♡” むり,ぃッ、もうッでなぁ…♡’♡” 』
ッキュゥゥゥ~~~~ッッッッ♡♡♡♡
「 ッ、♡ ぁは、できんじゃんっッ♡♡ 」
「 ッく…、♡♡ 」
ドクッ、ドク……♡”
『ぁ…ッ♡』
「ッは、ぁ…」
ずっとナカで疼いてた熱が絞られるようになる快感の後、視界がブラックアウトしそうになったその瞬間、肌に心地のいい暖かさが触れた。
『…ひばッ、ぼくッ、ひばりのこと…、すきッ’、♡”』
暖かさに気を取られて、しばらく真っ赤になりながら瞳から光を零して呟いた奏斗の言葉の意味を理解できなかった。
「…すき?……俺のこと?」
『ッ、ごめっ…グスッ、嫌いにならないでっ、』
「え、いや、嫌いになる訳…!」
…奏斗が、俺のことを好き、?これは現実なのか…?
言葉にならないほどの驚きと幸せが一込み上げてきて、目の前の可愛くて大きな赤ちゃんを抱きしめる。
『…ひば…?』
「俺も、奏斗のこと好きだよ。
だから…その、……付き合ってくれませんか?」
『…………へ、?…うそ、ゆ、ゆめ…じゃない?』
自分の頬を両手で押さえ、まんまるな瞳をもっとまんまるにして口をぱくぱくさせた奏斗は、そのあと勢いよく答えた。
『もちろんっ!』
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
〈 翌朝 〉
「すみませんでした!!!!!」
『腰めっっっっちゃ痛いんですけど!!!!!』
俺は今、愛しの恋人に誠心誠意土下座をしているところだ。
『マジで辞めろっつっても辞めないしさぁ!』
『ほんっともう絶対するなよ!?』
「はい!!!もうぜっったいにしません!!」
『っは〜………』
あの後奏斗はそのまま疲れで気を失ってしまって、後処理をしてから俺もいつのまにかベッドに倒れ込んでいた。
「…というか奏斗、俺もまだ怒ってんだけど。」
『…え?』
「媚薬。」
そうだ、この問題のきっかけは奏斗が媚薬を飲んでいたこと。あの時は質問にかわされれてしまったが、今度こそは逃さない。
『…っ、あれはぁ!』
何故か赤くなった顔を背けて、奏斗は言いにくそうにもごもごと口を動かした。
『…っ、お前に!
襲って欲しくてわざと飲んだんだよ!!』
「…………………は」
…それは、そう言うことでいいのか?
…え?………俺に襲って欲しくて?
……ふーん、そういうこと…。
…なんていうか、うん…。
ちょっと可愛すぎやしねえ?
「…あー、そう」
低く呟いて、奏斗の顎を持ち上げる。
「なら、今度は薬になんて頼らんくても抱いてやるよ」
『…へ、』
『ヒッ…待て!今は腰が…っっ!!!!、
って、うわあああああああ……!!!!! 』
~ Fin ~
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