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今度あったら、

「びっくりした〜…」

レイナは玄関の扉の前出座り込んだ。いきなり友人達が訪ねてきていて、つい先程帰って行った。

「バレなくて良かった…」

レイナは胸を撫で下ろしながら、自室では無い方の部屋の扉を開ける。

中には沢山の本棚の中に1つだけの鏡がある筈だが、その鏡が壁から外れ、床に転がっていた。

「流石にこれは見せられないよな…」

そう呟きながら、あと片付けをする。どうしてこんなことになったかと言うと、話は2時間ほど前になる。

ナギ達が訪ねてくる前、レイナはいつもどうり作った魔法練習用の部屋で魔法の練習をしていた。

普段は闇魔法の練習をしているのだが、息抜きを兼ねて爆発魔法の練習をしていると、力加減を誤ってしまい大爆発を起こしてしまった。レイナ自身は慌ててバリアを作り助かったが、他の部屋を覗いて入口の鏡が吹っ飛んでしまったのだ。

それで焦っている時に、アスカ達が来て、部屋の扉を閉めて誤魔化していた。もしこの部屋の扉が開けられていたら、鏡が吹っ飛んでいる姿を見られるところだった。

「倉庫と、調合室に被害が及ばなかっただけマシか…」

修復魔法で壁と鏡を直し、異空間の中が無事かどうかを確かめる。

廊下は焦げたりしたあとがあるが、幸いにも沢山の薬や薬草が置いてある調合室と倉庫には傷ひとつ付いていなかった。

「魔法練習用の部屋をもう少し強化するか」

部屋を修復と同時に魔力を注いで前よりも頑丈にする。

小さい爆発なら傷1つつかなくなったことを確認すると、レイナは修復をやめた。

もう一度練習を開始しようとした所で、ふと冷静になる。

今の所は、軽く20個は超える位魔法を覚えている。半分以上は闇魔法だが、それ以外の魔法は生活に使えるような魔法が多い。だから暇つぶしに読んでた本で目に止まった、攻撃用っぽい爆発魔法を試してみようと思ったのだが、似たような物が覚えている闇魔法の中にあった。破壊魔法と対象を吹っ飛ばす魔法だ。

レイナは結局、魔法の練習はやめて何か依頼を受けることにした。ポーションはネットのサイトで売っていて店とかが無いし、ヒタの家には1週間にに1回通うだけなので、自由な時間が多くなる。ポーションを売っている収入だけでも十分せいかつが出来るけれど、お金はできるだけ多い方がいい。何よりも、やることがなくて暇だ。

新しいポーションの開発だったり新しい魔法の開発だったりと、やった方がいいことは多いのだろうが、ここ数日ずっとそれをしていたから何か体を動かしたい。

時計を見るともうそろそろ午後の7時になりそうだった為、明日依頼を探すことにして、レイナは夕飯を作って食べた。

夕飯を食べ終わり動画投稿サイトでショート動画を見ていると、銃の種類と扱い方のようなものが出てきた。

こっちの世界には銃刀法違反とかはないのかと思い調べてみるが、どうやら免許を持たなくても、撃ってはいけないが所持するのはいいらしい。ただし、撃つ場合は免許の取得が必要な様だ。

「意味わからな…」

そう言えばと、レイナは何でも屋のサイトを開いてパスワードを入力し、依頼を受ける画面に飛ぶ。

何でも屋のサイトでは、来た依頼がチェックリストのように並んでおり、受けた依頼にチェックを入れると、自然とサイトから消えるような仕組みになっている。レイナ達がやっている何でも屋は本当に殺し以外なら『なんでも』やっているため、『○○から○○を盗んでください』や『○○のデータをハッキングして下さい』などという依頼も受ける。レイナは受けたことがないのだが、そういう依頼はチェックリストから消えた次の日辺りに新聞やニュースで『○○から○○が盗まれた犯人は不明』というような内容が出てくる。

「私もやってみるか?」

そう思った時、ふと気になったことがあった。

ナギ達が事件を起こすとき、偶に『犯人は銃火器を持っている』とかの内容が出てくることもあるが、銃の免許は持っているのかが気になった。

「LINEで訊いてみるか?」

―LINE画面―

フユ『ねぇねぇ』

スズ『何?』

フユ『ちょっと聞きたいことあって』

アメ『どうしたの?』

フユ『なんか皆依頼とかで銃使ったりしてるけどさ、免許とか取ってるの?』

アメ『取ってないよ』

スズ『取ってないよ?』

フユ『取らなくていいの!?』

アメ『普通は取らないけど、免許とったヒトは名簿に記録されるからね。バレるかもしれないから免許はとならかな』

フユ『へぇ〜』

スズ『レイナも銃使うの?』

フユ『うん。使えるようになるつもり』

アメ『じゃあ、俺が教えてあげよっか?』

フユ『いいの?』

スズ『僕らの中じゃナギが1番銃の扱いは上手いからね』

フユ『ありがとう』

アメ『予定とかは個人の方で決めよか』

スズ『じゃ、おやすみ』

アメ『おやすみ 』

フユ『おやすみ』

―LINE画面(アメ)―

アメ『それで、いつやる?』

フユ『私は何時でもいいよ』

アメ『じゃあ、明日でもいい?』

フユ『了解。場所は、私のとこでいい?』

アメ『いいよ』

アメ『それじゃ、また明日ね』

フユ『うん。また明日』


―LINE終了―

明日レイナの家で銃の扱い方のような練習をすることが決まって、レイナはスマホを閉じた。

「場所は魔法練習用の部屋でいいか」

レイナはそう決めると、お風呂に入って眠ることにした。



どうも。ついさっき親に推しを侮辱されるような発言をされて静かにキレてる限界オタクでs(((そんなこと誰も気いてねぇよ

すみません真面目にやります。

次の話では銃の練習シーンは飛ばします。僕は銃の扱い方や種類とかはまっったく分からないので、レイナが物質構築魔法で作った銃が出てきますm(_ _)mスミマセン

それでは、ここまで読んで頂きありがとうございましたヾ( ˙꒳˙  )

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