テラーノベル
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こんちゃ、いってら(省略)
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前回のあらすじ
rd「先生の信用も得て、なんか設備とか整えたら……まさかの表彰!?!?」
rd「俺のまったりスローライフ…どこ行ったんだよぉっ!!!!」
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nrs「はい、なんか一言おねしゃ〜す」
相変わらずnqrseの口調は呑気なまま。
こっちは心臓バクバクだってのに…
ばど…みどり…れう…こんちゃん…
俺は今まで幸せでした(遺言)
rd「ぁ、えっと…」
rd「みなさん、元ヴィランの俺には不信感があると思います、」
rd「でもッ…でも、俺はみなさんに楽しい生活を送ってほしい…ッ」
rd「管理者としても…生徒としても…、精一杯頑張りますので、少しでも、少しでもッッ…」
rd「俺を信じてくれませんか……ッ?」
半泣きのスピーチ。
ダサいにも程がある
はぁ〜〜…誰か殺してくれ……w
絶望しながら俺は生徒達に背を向け、
その場を立ち去ろうとする
その時だった
ワァァァァァッッッ!!!!
何が起こったのかと振り向く
するとnqrseと目が合った
nqrseはマイクの電源を切り、俺に話しかけてくる
nrs「お前の拙くて、一生懸命なスピーチが刺さったんだよ」
rd「……へ、?」
nrs「お前が涙目になるほどの情熱と努力が伝わったってこと。」
そう言いながら、nqrseは騒ぐ生徒を眺める
nrs「お前にしかできないスピーチだったんだ、急に任せてごめんな?」
rd「ッばか、、ッ」
nqrseは満足そうに俺を見つめて、すぐに生徒達に向き直った
nrs「さてさてみなさぁ〜ん、みなさん生徒のことを一番に想っている彼に、盛大な拍手を〜!!!」
パチパチパチパチパチパチ!!!
途端にその場は地面を
震わせるほどの盛大な拍手に包まれる
ピューイピューイッ、と指笛らしき音も響く
kyo「ようやったやんけ」
md「サスガ~」
ru「よく頑張ったね、すごいよらっだぁ!!」
co「すごい、、この場のみんな、らっだぁを歓迎してる」
背後から運営が話しかけてくる
rd「いつの間に……」
co「そんなことどうだっていいじゃん、ほら、行っといで」
コンちゃんに物理的に背中を押されて、生徒達の近くに押し込まれる
モブ「お前、すごいやつだったんだな!!」
rd「ぇ、?」
モブ「俺、正直悪いやつかと思ってたわ…ごめんな」
rd「ぁッ」
モブ「なぁ、管理者ってマジ!?!?」
rd「ぇ”ッ」
モブ「お前らァッ、らっだぁ担ぐぞォッッ!!!」
『ウォォォォォーーーーッッッ!!!!』
rd「ぇッ!?!?」
次の瞬間、
俺は力のある能力の生徒達に担がれて、
お神輿のような、騎馬戦のような状態になっていた
rd「へ?ぇ、ッ、なっ、なるせ!!助けて!?!?」
nrs「…」グッ!!
こちらに向かって満足気に親指を立ててきている
マジでアイツ覚えとけ
モブ「せーのッッ!!!」
『ヨイショォッ!ヨイショォッ!!!』
神輿を担いでいるかのように、
俺を担ぎながら練り歩く
……絶対にこんな大事にすることではない
rd「………チラッ」
co「フフン!!」
見ると、コンちゃんが独特な絵を掲げていた
あの絵画の洗脳効果だろうか…
俺も見てしまったがために、
高揚感が湧き上がってくる
rd「お前らァッ、祭じゃあッッ!!!!」
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折角なら楽しく派手にした方がええよな^^
コメント
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^^