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テオside
のそのそと布団から頭を出せば時間は昼過ぎ……。
昨日バトルゾーン行かなきゃ良かった…と後悔も遅い、というか後悔もしてない。
そのままのんびり着替えて遅めの朝食を食べ街へ出かける。
ミアレシティは相変わらず賑やかだ…。
沢山の人がいて、その隣にはポケモンがいる。
見ていて嬉しくなる。
そんな中
男性「あ、あのッ!」
急に話し掛けられて何事かと思いきや
何処か困ってそうな人が尋ねてきた。
テオ『?こんちは?どうかしました?』
男性「あ、その。俺のポケモンがどこかへ行ってしまって……、一緒に見つけてくれないですか…?」
迷子ポケモンか……、そりゃ不安にもなるよな……。
テオ『勿論!喜んで!』
男性と歩いてポケモンと別れたであろう場所に移る。
ただ、可笑しい。
何せココは繁華街とは真逆で路地裏だったから。
テオ『……、ポケモンは路地裏好みなんですか?』
男性「そうなんです!俺の相棒はコラッタで……。」
テオ『へぇー!お兄さんはこの街でずっと?』
男性「勿論!この街から出た事ないよ!」
俺は進む足を止めた。
男性「ど、どうしたんだ??俺のポケモンが向こうに居るかもしれないのに!」
テオ『可笑しいんだよ、全て。』
男性「な、何が?」
テオ『このミアレシティでコラッタなんて居ないんだよ、交換か譲ってもらったかしか…なのにこの街に居てコラッタと生活、なんて可笑しいよね?変だなぁ。俺は他所モンなのに。』
男性「チッ!サビ組も英雄も立ち向かえねぇからお前で何とかしようとしたのにッ!行けっアーボック!」
出てきたポケモンに俺は更に不機嫌になる。
テオ『…なぁ、その子使うなら……覚悟出来てんだろうなぁ?』
後日談
カラスバ「なんやなんや、追っとった奴が捕まったみたいや。」
テオ『なら良かったじゃん?わざわざお前らが出る幕じゃなかったって事よ。』
俺は静かに珈琲を飲む。
カラスバ「ジプソ、別件で行ってきてくれるか?」
ジプソ「直ぐに行って参ります。」
カラスバside
ジプソが出て行ってから
カラスバ「なぁ、この件どう思う?」
テオ『んえ?別に??嫌になったんじゃない??』
カラスバ「ほかほか、なら改めて気聞くで。お前さんどこまでした?」
俺の発言にテオは悪巧みの様な笑顔を作って
テオ『何処までしたと思う?俺がやられるなん有り得んでしょ。俺は俺の出来るとこまでしただけ、別に痛めつけても無いよ。多分ね、俺が言う痛め付けると相手側の痛め付けは違うから……。まぁ殺りやすい様に見えたんだろうな、俺はこの街では何もやれてねぇ奴だし、組長でも、英雄でも無いからな…。』
カラスバ「…何や、帰りたくなったか?」
テオ『別に、帰ったら帰ったで面倒事になるし、好きだとか愛してる〜とか聞きたくないな、俺の人生は俺だけの物だ。俺が誰を愛するかなんて俺だけの特権。無理矢理とか嫌いだね。俺は自由に生きたい。』
俺の想いも……無下にされてまうん??
え……。
ずっと添い遂げたかったんに……。
へにょりと眉を曲げると
テオ『ははっ、なぁに?お前俺のこと好きなの?』
何やこの悪魔ッ!わかっとって言っとるくせにッ!!!
カラスバ「……せや、お前が好きや。」
テオ『……うん。』
カラスバ「なんや!!言わせといたんなら別に何かリアクションせぇ!!」
テオ『…いや、その……。両思い…、だなんて……知らんくて……。』
カラスバ「アカン、抱く(一生大事にするさかい。)」
ジプソ「カラスバ様ッ!逆になってますッ!!」