*⭐side*
go「ただいま……」小さな挨拶と共に悟が帰宅した。今日は大変だったのかなと心配して悟の好きな甘いものを用意した。⭐「お帰り、疲れてるね」go「………」いつもなら元気にただいまを言ってハグしに来るが相当疲れていたみたいだから別に気にしなかった。⭐「悟‼今日悟の好きな喜久福買ってきたんだけど食べr」go「いらない」⭐「え、」go「もう寝る」⭐「……そっ、か、おやすみ」go「…」バタン‼悟はお休みを言わないで勢いよくドアを閉めた。⭐「ビクッ」何かしてしまったのか、本当にただ疲れているだけだろうか、自分のせいではないだろうかと必死に考えた。いつもなら悟のとなりで寝るが今日はなんとなくソファーで寝ることにした。
翌日、あまり眠れなかったせいか体がだるかった。補助監督のため休むわけにもいかず仕事をやりつづけた。回りからも全くミスがないと評判だったが今日ばかりは絶対やってはいけないようなミスをしたり何回もミスをしたりと回りに迷惑をかけてばかりだった。悟の調子はどうかと心配し様子を見に行こうとすると視界が真っ暗になった。ドンっ⭐「あ、すみません」頭をあげた先には悟の姿があった。⭐「あ、悟……」go「……何してんだよ」⭐「昨日悟疲れてたみたいだから大丈夫かなと思って……」go「今日ミス多いんだってな」⭐「あ、ご、ごめん」go「誤ればすむような問題ばかりじゃないんだぞ」いつも柔らかな視線を送ってくる悟がするどい視線をぶつけてきた。今までにないような目付きだったから思わず泣きそうになった。⭐「ご、ごm」go「ごめんごめんうるさいから、俺以外にも誤らないといけないやつがいるだろ」⭐「そう、だね、」go「ッチ」大きな舌打ちと一緒に大きな涙がこぼれてきた。⭐「なんで私が、、泣いてんだよボソ」
*goside* 翌日、最近⭐がミスばかりする。今日は⭐が俺と傑の担当だ。ミスはして欲しくない。俺も最近任務がうまくいっていない。⭐にしていることは八つ当たりに過ぎないような気がして少し⭐を心配していた。⭐「傑‼今日は頑張ってね」傑「うん、⭐もだいぶ疲れてるみたいだから気をつけてね」⭐「うん、ありがとう」go「おい、今日はミスすんなよ…」⭐「…うん、がんばる、悟も頑張ってね、気をつけて…」go「……」傑「悟?返事ぐらいしたらどうだい?」go「嫌だ」傑「…(喧嘩かな)」意地を張る自分に嫌気がさす。目的地につくと傑が⭐に大事な話をしていた。⭐はしっかり聞いているように見えた。任務が終わると傑が大事な件が終わったか⭐に聞きに行った。⭐は忘れていたと口にした。イライラがさらにヒートアップした。
帰宅後俺は⭐をしかった。恋人として恥だと。⭐は黙ったままだった。やっと⭐は口を開いた。かと思えば、⭐「ごめんなさい」と、もう聞きあきた言葉を口にする。go「口だけの女は嫌いだ。ミスばかりするようなやつは邪魔だ。役立たず。」
*⭐side* 傑「悟‼もっと言い方あるだろ‼」傑の聞いたことない声に本気で怒ってくれているのだと確信した。悟は振り向き帰っていった。途中でgo「帰ってくんな。」と言い残した。あまりのショックと寝不足でふらつき倒れそうになった。傑「おっと…大丈夫かい?」傑が支えてくれた。⭐「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい、、、私が悪いの、全部私が……」申し訳なさと自分のどんくさい行動で迷惑をかけてしまったという思いでそれしか言えなかった。傑「すこし話そうか」傑は笑ってそういってくれた。空き教室に入って話をした。私の話を傑は黙って聞いてくれた。話していくうちに涙が溢れ出してきた。⭐「悟が……元気なくてグスッ…心配で涙」⭐「眠れなくて……グスッ調子が悪くなっちゃって涙」⭐「回りに……迷惑をかけてることはわかってたけどグスッもう、悟がかえって来なくなったらグスッ……死んじゃったらどうしようって……心配しすぎちゃって涙」私は言葉をつまらせながら話した。
*goside* 本当に帰ってこなくてすこし心配した。話し声が聞こえる空き教室に耳を傾けると、⭐が今までどんなことを思っていたかがわかって自分に腹が立った。今すぐ謝りにいきたいが、なかなか教室に入ることができなかった。傑「落ち着いたかい?」⭐「うんスッキリしたありがとう😆」⭐最近見せなかった明るい笑顔を傑に見せた。モヤモヤしながら話を聞いていた。⭐「あーあこんな優しい人がいたんだな」傑「ん?」⭐「傑を好きになればよかった」傑「ふふwwじゃあ」傑「好きにさせてあげよっか(^ー^)」⭐「え、」俺の体はようやく動いた
*⭐side* 傑が私に触れようとした瞬間悟が私の前に立った悟「おい……」⭐「え、悟?」傑「おや、お迎えが来たようだね(^^)」そう言って傑は教室から出ていった。
しばらく沈黙がつづいた。⭐「……何しに来たの」その瞬間悟は私の腕をつかんで自分の胸へ抱き寄せた。久しぶりのこの感じといつもより優しく抱き寄せられる感じに涙が止まらなかった。go「俺のこと、もう好きじゃないのか…」⭐「悟がっグスッ帰ってくるなっていったから涙帰れなかった涙」go「そんなことみじんも思ってない。任務がうまくいかなくて、イライラしてて⭐に八つ当たりした。許してくれとは言わねえ。⭐の気持ちにきずいてやれなくて悪かった。」今にも泣きそうな声に本気で思ってくれてるんだと安心し抱きしめ返した。⭐「いいよ……私もごめん」go「もう二度とあんなこと言わない。」⭐「うん」go「大好きだよ」⭐「私も」悟の顔が私の顔に静かにかさなった。
傑「やるじゃないか悟」しょうこ「にしてもずいぶん時間かかったな」傑「しょうこもきずいていたなら加勢してくれよ」しょうこ「めんどくせーもん、あーあニコチン足りねー」傑「全く……吸いすぎはよくないよ?」しょうこ「わかってらー」
END……
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