8人と寮母の物語

あす花 「みんな元の素材がいいから」

あす花 「こんなに変な格好しないで、ありのままにしてたらいいんじゃないですか？」

あす花 「あ！ほら、みんな花みたいだし！」

ケンジ 「それだ！！」

あす花さんが言った一言で私たちはメンカラの衣装にメン花を持ってアー写を撮ることになった

ゆきにぃ 「ケンジさん！これで俺ら仕事増えますよね！！」

ケンジ 「ん！？」

栄治 「写真撮った所で肝心の仕事がなきゃ」

宝 「俺ら仕事今月ゼロなんで」

ケンジ 「え、そうなの？」

ゆきにぃ「まぁ、無理か」

ゆきにぃ「俺らあと半年の命っすもんね」

ゆきにぃ「営業力入れらんないっすよね」

弾 「うるせぇな！！！」

弾 「さっきからグチグチ弱音と文句ばっか」

ゆきにぃ「はぁ？」

なる 「2人とも！！」

弾 「全部俺に任せろ」

『ｯ…..』

ﾊﾞﾀｯ…

巧 「え、りこ、！」

宝 「りこ！どしたん！？」

竜星 「りこ！大丈夫？！」

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病院

栄治 「りこ…….」

あす花「みんなはもう寮に戻りな？」

宝 「いやや、りこの目が覚めるまでここにいる」

なる 「そうだよ。俺たち皆ここにいます」

弾 「帰れ」

竜星 「え？」

弾 「俺が残ってるからみんな帰れ」

巧 「どうして、？」

弾 「…….いいから帰れ。あんたも」

あす花 「え？私も、？」

弾 「…….」

あす花 「みんな帰ろう。」

栄治 「弾。目覚めたら連絡してね」

弾 「おう」

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『…ん』

弾 「りこ、！」

『…だ、ん？』

弾 「大丈夫なのか、？」

『うん、ごめん心配かけて』

弾 「いや、俺もごめん。」

弾 「ストレスが原因って医者から聞いて、」

弾 「俺のせいかもって…本当にごめん」

『弾のせいじゃないから謝らないで、？』

『私が1人で抱え込んじゃったし、』

『8LOOMは悪くないから』

弾 「…….」

『…弾も帰りな？もう暗いよ？』

弾 「お前1人で大丈夫なのかよ」

『え、あ~…うん』

弾 「嘘つけ。暗所恐怖の癖に」

弾 「真っ暗だし、しかも病院の中だぞ」

『え、待って。なんか出るみたいな言い方しないでよ、』

弾 「え、あ、わりぃ…」

『弾だって歌作らないといけないし、』

弾 「俺はここにいる」

『え、？』

弾 「お前が辛い思いしてたのに傍に居ないわけないだろ？」

『ｯ…../////』

弾 「寝ろ。お前が寝るまで起きてるから」

『…うん』

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