この作品はいかがでしたか?
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『あっすみません…忙しいのに…』
(永遠に続けば良いのに…この時間…)
『全然っ楽しくて俺も時間忘れちゃった』
グクにつられ私も立ち上がった
『…●●ちゃんて身長いくつ?』
『私身長高めで…170ぐらいあります』
『俺、身長高い女性好きです😊』
『そうなんですね…//』
(別に私の事好きって言われた訳じゃないのに
ドキドキする…😣//)
するとグクが突然私の目の前に…
『ほら、ちょうどいい身長差でしょ?♪』
少し見上げるとすぐ近くにグクの顔が
(どうしよう…ドキドキが止まらない
グクすっぴんかな…綺麗な肌……)
…グクの綺麗な顔に思わず見惚れてしまう
『…●●ちゃんどうしたの?』
『あっすみません…
なんか私今夢見てるのかなって…』
するとグクが私の頬を優しく掴んだ
『現実だよ?😊』
『あっそうだ、じゃあこれあげるよ』
グクは自分の耳にたくさん付いているピアスを
一つだけ外すと私の手を取り手のひらに乗せた
『……いいんですか?』
『うん、夢じゃないって証拠』
『…じゃあ俺行くね』
『はい…ありがとうございます
あの、応援してます…』
『…ありがとう、じゃあ…』
…グクが私に背を向け歩きだすと
急に立ち止まり振り返った
『…●●ちゃんって運命とか信じる?』
『運命…ですか…?』
グクがニコっと微笑むと
『●●ちゃんまたね😊』
(あっ!!!握手してもらえば良かった…泣
でも図々しいよね…
ああやって目の前でお話できただけでも
凄い事だもんね…)
『△△おいでっ
グクにいっぱい触ってもらってずるーい!笑』
ー数ヶ月後ー
テレビに彼が映る度
(あれってやっぱり夢だったのかな…)
グクとお話できたあの夢みたいな時間も
時が経つにつれ非現実的に思えてきた
でも夢じゃない…私にはコレがあるから
あれから肌見離さず持っている、私の宝物…
『△△お散歩行くよっ♪』
今日もいつものコースを愛犬とお散歩
すると
以前グクが座っていた場所に
同じような風貌をした男性が一人座っていた
(えっ…あれってもしかして…?
そんな訳ないか…)
少しドキッとしながらも
その男性の前を通り過ぎようとすると
愛犬が尻尾を振りその男性に向かって走りだした
『●●ちゃん!』
(グ……ク……?)
『ここにくればまた会えるかなと思って』
グクがニッコリと微笑んだ
『え…?』
『俺初めて●●ちゃん見たとき
一瞬鈴の音が聞こえたんだ』
(鈴…の音…?)
『…●●ちゃん、
良かったら俺と付き合ってくれませんか?』
END
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