テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
なんでもOKな人向け
グロとか色々の注意
分かりにくいけど、もとぱです
「まっへ、!」
「っやら”」
「大丈夫大丈夫!焼いたし菌はないと思うよ?冷めてるかもだけど」
「ほら、べ〜ってして」
口を手で広げられ、口の前には目玉がピンセットで掴まれてある。ソコに。
「味付けでもする?食えるかもよ」
「くえうぁけっ…!!」
(くえるわけっ…!!)
片手で開け続けながら、もう片方の手のピンセットを置いて塩をシャッシャッとかけた。
「はい、あー」
「ん。」
その言葉で、口の中に冷たくも温かくもない目玉が入ってきた。
美味しくはなく、味はただ単にしょっぱい。
食感も気持ち悪い。ニュルニュルとしていて、あの時の触手と同じような感じがする。
ブニブニ、ニュルニュル、ぐちゃぐちゃ、なんと表せばいいのやら。
「どう?」
僕がごくんっと目玉を飲み込んだのを見て、若井が聞いてきた。
狂気的で、不気味な笑みを浮かべて僕の目を見つめている。
「…美味しくはないよ…」
そう答えると、その笑みはまた黒さが増した。 気がした。
いつからこう変わってしまったのか
それはもう何日も、何ヶ月も、何年も、転生前でも、昔のことだ。
「また、実験させてね?元貴。」
笑い続けるその怖い姿に、僕は微笑むしか何もできなかった。
コメント
3件
!!✨️ す ご い こ の さ く ひ ん す き で す !