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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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若武「これから、会議を始める。」

いつもの7がないな、それだけ緊張してるってことなのかな。

若武「アーヤ、立花彩連れ去り事件だ。メモよろしく」

彩「分かった。」

若武「まず、アーヤが家で襲われて、隣の家の人だと名乗った。だが、隣は空き家だった。」

黒木「もう一つ気になる点がひとつある」

フムフム

黒木「アーヤの家に子供の声が聞こえたってことだ」

確かに‼️

ノートに今のことをメモすると、

上杉「今の状況をまとめてくれ」

彩「わかった」

彩「彩調査員は彼女の家で隣の家だと名乗った男女2人に薬をかがされそこにたまたま通りすがった工藤探偵に助けられました。その後、病院にいた彩調査員に知らない女の子が友達と名乗り、また彩調査員を誘拐しました。そして、工藤探偵に助けられ、他の調査員と合流しました。」

彩「1,なぜ、工藤探偵は彩調査員の居場所がわかったのか

2,なぜ、彩調査員を誘拐しようとしたのか

3,なぜ、隣の家から子供の声が彩調査員の家にしか聞こえなかったのか」

黒木「一番は工藤探偵に聞いたほうが早いと思うけど、どうする?」

「お前ら、待っとけって言われてたのに、抜けてきたんだろ?」

上杉「電話でかけるよ」



工藤目線

秀明って、こっから三十分かかるじゃねえか

しゃーねーな

男女2人に襲われてたよな

てことは、少なくとも女一人残ってるじゃねえか

立花さんが狙われてんだろ、アイツラにもってもらうしかねーな

工藤「もしもし、工藤新一です。」

目黒「おお、工藤くんか、どうかしたのかな?」

工藤「秀明という塾の前で警察を待たせていただいてもいいでしょうか?」

目黒「また、どうしたんだ?」

工藤「理由はまた説明します。今は急いでください」

目黒「あ、ああ、わかった」

よし、これで連れ去られることはないだろ

プルプル

上杉からだ。

工藤「工藤です、今どこにいる?」

上杉「秀明です。あの、なんで立花の居場所がわかったんですか?」

工藤「理由はあとだ。彼女から離れないでくれ。犯人はまだ残ってる。」

上杉「分かりました。」

良かった、まだ無事だ。

息が苦しい。



彩目線

彩「上杉君、どうだった?」

上杉「犯人がどうも、立花のことをん狙って動いてるらしい」

若武「マジかよ。」

美門「俺達で迎え撃つの?」

黒木「それまでに、工藤探偵がここにたどり着いてくれたらいいんだけどね。」

小塚「時間的に無理だよ。僕、戦えないよ。」

若武「秀明から移動するか?」

上杉「お前、バカなのか?工藤探偵がわからなくなるだろ。」

若武「じゃあ、どうすりゃいいんだよ。」

私のせいでこうなってるんだよね。

彩「ごめん。」

ふたりがはっとした私を見た。

若武「お前のせいじゃねーよ。だから、心配するな。」

上杉「お前は俺が守るから。」

黒木「とりあえず、特別教室からは離れたほうがいいと思うよ。」

若武「そうだな、みんな荷物をまとめて出るぞ。」

了解!!

若武「俺は、ちょっと外見てくる。」

若武はそう言って、ドアを少しだけ開けて覗いた。

わざわざそんなことしなくてもまだ来ないでしょ。

若武は除いた瞬間、ドアを閉めてこっちを向いた。

若武「男二人が、部屋の扉を開けて中を覗いてる。」

え、もしかしてやばいやつ!?

黒木「俺も見る。」

黒木くんも覗いた。

黒木「マジだぜ。」

小塚「どうするの?」

小塚くんが真っ青な顔で聞いた。

彩「私が出ていったら、みんなには被害は出ないよね?」

みんなには、もう迷惑をかけたくない!!

上杉「お前、若武よりバカか。」

「そんなこと、ぜったい許さねーぞ!!」

彩「ありがとう、上杉君!!」

若武「とりあえず、ここの教室に電気を消すぞ。」

なんで?

黒木「あいつらが覗いていた部屋は、電気がついていた部屋だったんだよ。」

なるほど

小塚「アーヤ、ここに隠れてなよ。」

2回目のなんで?

美門「アーヤが狙いなんだったら、俺達を見てもどっかに行くでしょ。」

なるほど!!

私は黒板の後ろに隠れた。

これで、私の体は見えないはずだ。

美門「アーヤ、これ。」

翼が着ていたカーデガンを渡してきた。

美門「少しでも違うように見えるようにね。」

彩「ありがとう。」

若武「戦えないやつは、あいつらが部屋に入っていった隙を見て外に出ろ。ほんで、できるだけ遠くに行くんだ。

わかったな。小塚とアーヤ。」

わかったよ。

若武「荷物はここに置いていけ。後で、俺達が持っていってやる。」

「今だ!!」

私と小塚くんは、足音を立てずに部屋から出た。

そして、秀明の屋上に出た。

小塚「さすがに屋上には来ないと思うよ。」

彩「そっか、みんなは大丈夫かな。」

小塚「アーヤが狙いなんだったら、普通に出ても大丈夫だと思うよ。」

よかった。・・・あれ?もし、私達が出ていくのを離れたところにいた仲間が見ていたら、戦力のない私たちはどうなるの?

そのことに、小塚くんも気づいたみたいだった。

小塚「若武たちに電話して応援を要請するよ。」

彩「黒木くんなら、音を切ってても気づいてくれるんじゃない?」

小塚「そうだね、相手とやり合ってなければの話だけど。」

プルプルプル・・・

小塚くんは祈るように電話をかけた。

しかし、電話は繋がらなかった。

顔が真っ青になるのを感じた。

彩「直ぐに、みんなのところにいかないと。」

小塚「僕たちがいても、邪魔になるだけだよ。」

彩「で、でも・・・」

小塚「アーヤ、美門のをきちんと着てフードで顔を隠して、交番に走ろう。」

彩「小塚くんは?」

小塚「僕は秀明の前で、工藤探偵を待っとくよ。」

彩「わかった。」

小塚「僕、下に降りるときに若武たちを覗いてくるよ。」

彩「気をつけてね。」

小塚「危なかったら、連絡できないから僕の携帯を渡しとくよ。」

彩「ありがとう。」

私は、小塚くんから携帯を受け取った。

そして、私たちの作戦は実行された。

私はできるだけ早く階段で降りた。

特別教室があった階で

小塚「アーヤ、行ってくるね。」

彩「頑張ってね。」

小塚くんはそういって入っていった。

私はちょっとだけ覗いた。

電気が一つもついてない。

どうして?若武たちは、みんなは無事なの?

どっちにしろ、私は私のできることをしないと。

急いで、一番下のフロアに降りた。

そして、走って外に出た。

すると、誰かにぶつかってその人に支えられた。

彩「く、工藤さん!?」

安心して、目から熱いものがこみ上げてきた。

工藤「どうしたんですか?何があったんですか?」

私は、泣きながらもすべてを話し終わった。

工藤「外に、パトカーがいるはずだから、立花さんはそこにいってくれ。」

「俺は、そのバカたちを助けに行く。」

彩「でも、工藤さん、その傷・・・」

工藤「このぐらい、大したことねーから、早く行ってくれ。」

工藤さんはとても、苦しそう。

でも、今は言うことを聞くしかない。

私は言われたとおりに、パトカーのところに行った。



一体、若武たちはどうなったのか?

そして、工藤新一の体は持つのか?

工藤新一と探偵チームkzの協力

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コメント

3

ユーザー
ユーザー

ぬあ?!大丈夫かな!?上杉くんの優しさアーヤに伝わったかなあ、、、 今回も面白かった!続きも楽しみです

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