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kaede🍁
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そらにゃー
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「言葉では表せられない」
またもや授業中はグッスリ寝ていた鹿紫雲。まだ眠たいのか、珍しいと思いながら横目で見ていた。たまに注意される様子もあり、馬鹿馬鹿しかった。授業が終わり、みんなが帰る時間になると宿儺は鞄だけを用意してポツンと座っていて、帰る様子はなかった。鹿紫雲は起きそうになって、机から顔を離し目を擦っていた。ふと視線を横にすると、宿儺が窓の外を見ているのが見える。
「アンタ、帰えんねえの…?」
「…支度しろ。」
「……?」
寝起きで意味がまだ分かっていない。言葉では上手く伝えてくれないので、思考が追い付かない中準備をした。なんだか心がモヤモヤする。言葉で表せないような…不思議な気持ち。
「出来たけど…──」
?!
待っていたかと言うように急に腕を掴まれてひっぱられた。頭が混乱している鹿紫雲と、とりあえず下駄箱まで引きずる宿儺。
「んだよ急に…ビックリさせんなって、」
「…お前が寝るから。」
「寝るから…?」
「……どれだけ退屈したか。」
「………え、あぁ…」
察した。多分俺がほぼ一日中寝ていたから、寂しがっていたのだろう。心が申し訳ない気持ちになって、ふと視線を顔辺りに移すと宿儺の耳が少し赤い。これはきっと季節の変わり目の暑さのせいだと思いたいが、そう上手く思えず。
「なんかすまん。眠くて調子乗っちまった。…今日は一緒に帰ろうぜ?な?」
誘ってくれるとは思わず宿儺もビックリした。別に寂しいだけを伝えたかったのに、ちょっとだけ怒りたかっただけなのに。ため息をついては、一緒に靴を履き始めた。
コメント
1件
第3話、読んだよ〜🌙 ずっと寝てばかりの鹿紫雲と、それで退屈してた宿儺くんのやりとりが、もう…めっちゃ可愛いかった🥀 「どれだけ退屈したか」って言われて申し訳なさそうになるのも、耳が赤くなってるのもツボすぎた。不器用な距離感がじわじわ好き。 一緒に帰ろうって誘うとこ、口調が軽いのにちゃんと気持ちこもってて良かった。続きがすごく気になります🤍