深澤)はぁ、(手息吹
息を吐いたらその息が白くなる頃
深澤)今年もこの季節がやってきたか、、
そう思うと俺は憂鬱になる
深澤)蓮元気かな
ー2年前ー
2年前、俺には彼氏がいた
その彼氏は優しくて運動神経が良くて頭は少し悪いけど
俺をいつも笑顔にしてくれる彼氏だった
目黒)辰哉ー!!こっち来てみて!
深澤)え~、そっち雪が沢山積もってるからやだー!
目黒)なんでだよ~!!笑 一緒に雪だるま作ろうよ!
深澤)んぇ、そんなことなら、、しょうがないな!
目黒)まじ?!ありがとう笑
蓮は子犬みたいで可愛い。人前ではかっこいいけど、俺の前だとずっと甘えてきて
時には、わがままも言ってくれて。ギャップが凄いところも大好きだった。
ギャップだけじゃなく、たまに拗ねるところや嫉妬するところ、。そんなところも含めて全部
蓮が大好きだった。
だけど、そんな幸せも長くは続かなかった。
ー12月25日ー
クリスマスの日、俺は蓮に呼び出された。
呼び出された場所は、綺麗なイルミネーションが見えるところだった。
俺は、プレゼントでもくれるんでは無いかと、とてもわくわくしていた。
深澤)よし、ここかな、!
目黒)あ、辰哉。
深澤)お、蓮じゃん!もう来てたの?わら
目黒)まぁ、うん。
深澤)それでさ、どした?わら
目黒)え、えっと、
深澤)なになに〜?早く言ってよ~!気になるじゃん!わら
目黒)…俺と別れて欲しい
深澤)……は?
深澤)今、なんて
俺は聞き間違いかと思い聞き直した
目黒)だから、!俺と、別れて欲しいの
深澤)…え、なんで?俺、なにか悪いことした?蓮が嫌になるようなことした?(泣
突然別れを告げられ、焦りと悲しみが一気に込み上げてきた
深澤)ねぇ、なんで!!蓮!!理由教えてよ!!(泣
目黒)……(泣
理由を聞いても蓮は黙るばかり。
今思い返すと、蓮もこの時泣いていたと思う。
深澤)ほんとに、別れるのだけはやめてよ、(泣
深澤)俺の悪いとこ全部治すからさ!!だからさ、お願いだよ、蓮、(泣
目黒)……ごめんね辰哉。楽しかったよ。またね(泣笑顔
その言葉だけ残すと蓮は去っていった。
深澤)なんでだよ、蓮、(泣
大号泣する俺をイルミネーションの光が優しく包み込んでくれた。
それから俺は未だに蓮を忘れられずに引きづっている。
深澤)あーあ、蓮に会いたいな。笑
蓮が俺と別れた理由は未だにわからない。
でも、俺に何か隠していることだけは分かった。
深澤)違う彼女作ってんのかな~?
そう思うだけで胸が苦しくなった。
深澤)もう、蓮のこと忘れた方がいいよね。
深澤)はぁ、せっかくのクリスマスなのにこんなこと考えてバカみたい、笑(泣
深澤)今年のクリスマスも、蓮と過ごしたかったな、、(泣
)あの、大丈夫ですか?
深澤)あ、ごめんなさい。全然大丈夫なんで。(涙手拭
俺はそう言いながら顔を上げると
目黒)こんなところで泣いてたら風邪引ますよ
深澤)え、蓮?
なんと、俺がずっと会いたかった人。目黒蓮だったのだ。
目黒)…え、辰哉。
深澤)本物の蓮なの?
目黒)うん、本物だよ(笑顔
この笑顔、、蓮だ。本物の蓮だ。
深澤)ほんとに?蓮?
目黒)だから本物だって、笑
深澤)……蓮(泣
目黒)んも~、泣かないの(抱
深澤)だって、、蓮のこと好きなんだもん(泣
目黒)俺も辰哉のことが好きだよ。笑
深澤)なんで、2年前のこの日、理由もなく別れたの(泣
目黒)実はね俺、癌だったんだ。
深澤)…え、そうなの?(涙止
目黒)うん。しかも、見つかった頃には死ぬ確率が高いステージでさ
深澤)全然知らなかった、
目黒)まぁ、言ってなかったしね。笑
深澤)なんで言ってくれなかったの
目黒)辰哉に心配かけたくなかったからさ。
深澤)なんでよ、。心配かけてよ
目黒)それは、ごめん。でもね、毎日辰哉のことを思い出して頑張ったら…
目黒)手術が成功したんだ
深澤)……(泣
目黒)んもう、また泣いてる(頭撫
深澤)生きててよかった。蓮とまた話せてよかった。(泣
目黒)俺も、もう会えないと思ったから会えて嬉しいよ。
それから俺たちはもう1回付き合うことになった。
もう、絶対に離れたりしないという約束を交わした。
今度は、幸せな俺たちをイルミネーションの光が優しく包み込んでくれたのであった。
失恋からの恋みたいな感じにしてみた!(語彙力
どうかな~?ちょっと作るのはむずかった((
長くなってすまぬ
コメント
10件
めめふかッ!!!!!! いちご最近挑戦心すごいね!!見習うわぁ、!
めっちゃ好き!最高すぎる😭👏✨
あ す き 。 で 、 最 高 す ぎ る