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mg.side
朝。
カーテンの隙間から差し込む光が、部屋をほんのり明るくしていた。
その明かりで目を覚ますと、隣ではあべちゃんがまだ眠っていた。
「…あべちゃん」
返事はない。
いつもなら、朝からきちんとしているのに。
今日は珍しく、髪をくしゃくしゃにしたまま布団に包まっている。
そんな姿が、猫ちゃんみたいに感じて、可愛くて思わず笑ってしまう。
「かわい….」
そっと顔を覗き込むと、もぞもぞっとあべちゃんが動く。
ab「んぅ…..」
「っ…」
ぱっと無意識に口を押さえる。
寝起きのあべちゃんは、普段よりもずっと幼く思えた。
ab「…めめ?」
「うん、俺。」
あべちゃんは半分しか開いていない目で俺を見つめる。
ak「…..おはよ」
「おはよ」
ab「…….まだ眠い」
「うん」
ab「あとちょっと……」
そう言って、あべちゃんはころんと俺の方に転がってきた。
そのまま、胸元に額をくっつける。
「……..」
正直、もう、頭の中が完全停止というか、キャパオーバーだ。
それわざと?と聞いてみると、んー…なにがってまだ眠そうな声で言ってくる。
可愛すぎる。
朝から心臓がもたない。
必死に平静を装いながら、あべちゃんの髪を撫でる。
なぜかは分からないが、髪の毛はいつもよりもふわふわしていた。
横の方にはさらにぴょこん、とちっちゃい寝癖もついている。
「髪、すごいことになってるよ」
ab「….めめが直して…」
えっ、と思わず声が溢れる。
ab「お願い」
ふわふわとした声。
思わず天井を見上げる。
「…..無理」
ab「…なんで?」
「可愛すぎて無理」
何それ、って少しふわっと眠そうに笑う。
その笑顔を見て、さらにあべちゃん可愛いしか出てこなくて1人で悶える。
「もうさ、ほんと可愛い…」
ab「朝からそればっかじゃん笑」
「だって」
あべちゃんの頬を指先でそっとつつく。
「寝起きのあべちゃん、反則」
ab「….反則じゃないよ」
「反則だよ」
ab「じゃあもう寝る….」
布団にも潜ろうとするあべちゃんをえ、待ってと引き止める。
「寝ないでよ」
ab「眠い……..」
「もうちょっとだけ」
ab「…めめも一緒?」
もちろんと言うと、あべちゃんは満足そうに目を閉じる。
そして、小さな声で。
ab「じゃあ、ぎゅーして」
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#政略結婚
クリオネ?
1,049
なにか
58
junp_Sn-Fk.
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数秒、黙った。
いや、思考が停止した。の方が合っている気がする。
あまりにも可愛い。
「あべちゃん」
ab「ん?」
「俺、今日一日中これ思い出して頑張れる。」
ふふ、大袈裟ってふわふわ笑うあべちゃんを大袈裟じゃないってぎゅっと抱きしめる。
あべちゃんは、安心したのか分からないけど、胸元に顔を埋める。
ab「あったかい….」
「あべちゃんも」
ab「ねむい….」
「寝てていいよ」
ab「めめも、寝る?」
「ん?寝るよ笑」
ab「…..じゃあ、おやすみ….」
おやすみ、というとすぐに規則正しい寝息が聞こえてくる。
しばらく、眠っているあべちゃんを見つめる。
そして、誰にも聞こえないくらいの声で呟く。
「好きすぎる…..」
眠っているあべちゃんの髪をそっと撫でる。
「寝起きまで可愛いって、どう言うこと?」
もちろん、返事はない。
でも、あべちゃんの口元が、ほんの少しだけ嬉しそうに緩んだ気がした。
また、1人で悶える。
「ほんと、可愛い……」
もう、それしか頭の中にはなかった。
コメント
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うー🥰 2人のやりとりが…癒される やっぱり好きだな😍🖤💚