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【注意事項】
・自己満のオリキャラ異世界転生です。
・著者は語彙力が無いので内容はクソ。
・キャラビジュなどはざっくりな物です。 自分で考えてもろて。
大丈夫な人はレッツゴー
気がつくそこは教室ではない別の場所だった。
「あぁ、勇者たちよ!」
ふと、前に目をやるといかにも王様のような見た目と甲冑をきた男が立っていた。
「ここは一体どこなんだ!」
そんな一言に周りのみんなも喋り始める。
「静まれッ!!」
甲冑男が大声を上げ、喋り始める。
「お前たちは魔王を倒すために召喚された勇者である!」
皆ざわつき始めた。ひとりが声を上げた
「どういうことかしっかり説明してくれ!」
クラス委員長のイガラシさん。マジメでいい性格の彼
「分かった。教えてやる」
そして私たちはこの国、メールファージについて教えてもらい、魔王についても教えてもらった。そしてこの世界についても教えてくれた。
でも私は半分は聞いていなかった。
異世界に行けた喜びと、魔王の名前、それと今私の能力について。
「…ノ……カノ!」
「えっ…あっ…ごめん聞いてなかった…」
「もう〜!…私たちどうなるんだろね…魔王を倒せって…それに帰れるかどうかもわかんない…」
「大丈夫だよ、めいな…多分だけど 」
「…だよね!!あ、ほら甲冑の人…たしか、メギナトテさんがついてこいだってよ!いこう!」
「うん」
私はメギナトテについて行きながら、今起きていることを心の中でまとめていた。
1つ。今の体について。
私はすこし視力が弱くメガネをかけている、しかし今、ものすごくぼやける。要するには目が良くなっているということ。
2つ。能力について。
この世界に来てから自分の頭でも分かってる。何か力が自分の中にあること。これを詳しく言葉にするのは難しいがざっくり言って能力が芽生えていると思う。
3つ。魔王について。
これが一番大事だ。王様…たしかファージスと名乗っていたはず。そいつが魔王の事について話していた。魔王は元勇者だったらしい。名前をベルセルと言う。そして私はこの名前を知っている。なぜなら
これは私の姉がゲームなどでよく使っていた名前だったから。
まだ姉とは断定出来ない。けどそんな気がする。
そんなことを考えていると、メギナトテが私たちの個別の部屋に案内してくれていた。
「後30分後に食堂に集まれ。夕食だ。」
この世界では今は夜らしい。
「今は部屋で待っていろ。部屋から出るなよ。」
メギナトテはそう言って、戻って行った。みんな彼がいなくなったのを確認して各々行動し始めた。
私は自分の部屋に入ってみた
「意外に部屋が広くていいな…ベットも良いヤツみたい」
1人になり少し落ち着いた。ベットに寝転がりメガネを取り、天井に手を伸ばす。傷だらけだった私の腕は傷1つ無い。メガネを外しているはずなのによく見える。
目をつぶり考える。姉が教えてくれたこと。私の能力。
目を開ける。私の手は異形の物になっていた。獣のような鋭い爪を持った手。宝石みたいに虹色に光ってて綺麗だと思った。姉はきっと剣だ、昔言っていた。『私は貴方を守る剣。貴方は私を守る獣よ。』何故そんなことを言ったのかは理由は分からない。けど私はそんな言葉が好きだったな…
「…なんて思い出に浸っていたらもう30分立ってるぽいな…急がないと」
急いで部屋を出て、食堂を探す。
「あ、カノ!食堂行くんでしょ?一緒に行こ〜!」
と呑気にめいなが話しかけてくる。助かった。場所をあんまり聞いていなかったからめいなについて行こう。
夕食は優雅なものだった。さすが王様だ。みんな喜んで食べていた。中には泣いていたものもいた。イガラシさんはこれからのことについて話していた。能力の事だったりも話していた。
みな夕食を食べ終わりそれぞれ部屋に戻っていた。私も部屋に戻る。
私はどうするべきなんだろう。
私の姉はきっと魔王だ、だが私は勇者として呼ばれた身。
違う。姉もだ、姉も勇者として呼ばれた。だけど魔王だ。
姉 に 会 い た い 。
私 は 姉 の 味 方 に な る 。
ならどうするべきか、もう分かっているな?
頭の中で話しかけてくる。
あぁ、分かっているとも。
私は自分の能力に体を任せた。
体からは何かが生えてくる。変な感じだ。
この国はよく分からないから走るより飛ぶ方がいい。
なら姉が言っていた。『ドラゴン』って。
ドゴォォォン!!!
大きな音を立てて1匹のドラゴンは外に飛び出た。
「なになになに!??」
めいなは飛び起き、部屋の外に出てみる。
ひとつの部屋の扉が壊れていた。音の元はあそこのようだ。
「おい!何があった!」
メギナトテさんが走ってくる。イガラシさんがメギナトテさんに説明をしに行く。私はその部屋が誰の部屋か知っていた。
「カノの部屋だ……」
めいなは真っ青になり走る
「…カノッ!」
部屋はほぼ壊れてる、机やベットは壊れてる、床にはカノが着けていたメガネが落ちている、壁には大きな穴が空いていて外が見える。カノは居なかった。
空には輝く何かが飛んでいた。