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「 コンビニ通いと店員さん 」


もとぱ




「 ん “ッ 、はぁ … 、涼ちゃん、最近彼女とかできた ? 」


「 え~、笑 できてないし、 笑 」


僕の家で飲み会をしている時に、最近全くしていなかった恋愛の話を出してみた。

気になる人もいないよ、と頬杖を着いて、恋愛したいな、とため息をつく涼ちゃんを見ながらお酒をもう一口、口の中に入れる。


「 … 元貴は? 恋愛最近してないの ? 」


「 ん ~ … 、コンビニ店員さんに恋してるかも、笑 」


そう、あの人。 確か名札に書いてあった名前は… 、若井。 だったかな。

細長い指に、全体的に猫のような雰囲気を纏っていた。


「 え~ !! 誰々!!? 名前はッ !!?? 」


「 … 若井、だった気がする、けど 、ッ … 」


「 … え、若井って 猫みたいな雰囲気の人? 」


「 うん、猫っぽい人だったけど… 」


「 … それ僕の中学の頃の友達かも… 」


「 えぇッ !!?? 」


友達の友達という存在に若井さんがいるなんて…

あ、今日コンビニ行ってないし…コンビニ行くか。


「 涼ちゃん、そこの若井さんが働いてるコンビニ行ってくるわ。 」


「 行ってらっしゃ~ いッ 、 笑 」


手をふりふりと振る涼ちゃんに背を向けて、僕はサラダのクーポンを握りしめてコンビニへと歩き始めた。





「 いらっしゃいませ~ ッ 」


「 … ぁ、 」


若井さんだ… いつ見ても綺麗だけど、今日は何となく疲れてそう…?

少しくまができている。けど可愛い…、ほんと猫みたいな人だなぁ、と思いながらサラダと水、それに追加のお酒を2本ほど持って若井さんがいるレジへ向かった。


「 ぁ、サラダ買ってる…笑 良かったです、笑 お会計 1262円です。 笑 」


「 笑 クーポンもらったし…、栄養とらなきゃそろそろ死んじゃうかな、って思って… ッ 、笑 」


「 死んだらだめですからね、笑 またのご来店、お待ちしてます。 笑 」


少しの会話を終えて、袋に入ったお酒と水、サラダを持って涼ちゃんが待つ僕の家へ駆け足で向かった。



#3. 「 2日目 」




今日は短めです!!

「 コンビニ通いと店員さん 」

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待ってなにこれ!神作の予感しかしない!続きも待ってます!!

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