兄弟の日常

次の日

🎼🍵「ほんとに行くの…？」

🎼☔️「うん…怖い。でもずっとこのままじゃ嫌だからﾆｺ」

🎼🍵「わかったﾆｺいいよ。いつでも帰ってきていいからね」

🎼☔️「うん。ありがと！行ってきます！」

🎼🍵「行ってらっしゃい」

玄関で靴を履いて、通学路を歩いて、学校に行くだけ。

大丈夫。

ﾄｺﾄｺ

学校に近づくにつれ足がすくむ

怖い…

そんなことを思ったら着いてしまった

もう少し家が遠ければ…

靴箱で上履きに履き替えて、それから教室へ行く…

扉に手をかけた瞬間やっぱりなに言われるか分からない。

怖い。

恐怖。

また女の子って言われるのかな…

暴力とか…

ヾ(・д・｀ )㌧㌧

ﾋﾞｸｯ!!!

🎼☔️「あ、」

男1「こさめ…学校に来てくれてありがと…その…ごめん。」

男2「俺らのやったことは取り返しのつかないことで、俺らが悪いって言うの自覚したほんとうにごめん」

びっくりした。怖かった。

でも謝ってくれて、しかも全然こさめに敵対心がない…

🎼☔️「うんﾆｺいいよ！大丈夫！」

男1「でも俺ら…」

🎼☔️「そんなことどうでもいいの！これからは仲良くしてよね！」

男2「ごめんな… 」

🎼☔️「もう！ごめんばっかり！ごめんはいいの！それより教室入ろ！」

男1「うん！ほんとこれから仲良くして欲しい…」

🎼☔️「当たり前じゃん！まだまだ小学校は長いよ！一時の喧嘩なんて気にしない！」

男2「うん！」

怖かった。

またいじめられるんじゃないかって

でも二人とも謝ってくれて、一緒に教室に入って

みんなから話しかけてくれて。

仲良く過ごすことができそうって。

こさめの居場所がもう1つ増えた気がした。

あぁ楽しい。

学校はこんなにも楽しい場所なんだ