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side.もとぅ
最近急にすごく暑い。ムシムシしてるし、汗はすごいし、正直最悪。
テンションダダ下がりで今日もスタジオに入る。
大森「ぉはざます…」
若井「おはよ。なんかしんどそうだね」
大森「暑い。汗気持ち悪い。髪の毛うねる。良いこと一個もない。もうやだ。」
若井「笑…涼ちゃん今日ロケだからなあ…癒やし、いないしなあ」
大森「最悪。若井…」
最近2人不足で死にそうなのに、涼ちゃんいないとかほんとに死ぬ。
やる気が全然起きなくて、若井に抱き着いて匂いを嗅ぐ。なんでこんないい匂いなの。腹立つ。
若井「元気ないね笑 汗すごいし…シャワー浴びてくる?」
大森「いらない…若井いい匂い…腹立つ…」
若井「なんでだよ笑 確かに元貴、汗の匂いする」
大森「しょうがないだろ。臭くて悪かったな…」
若井「んなこと言ってねーじゃん。新鮮で、すっげー興奮する」
そう言って俺の首をクンクンと匂ってくる。なんなんだ、こいつ。
でもほんとに興奮してるみたいで、ちょっと耳が赤くなってる。
大森「やっぱ臭いでしょ」
若井「いや、全然気にならないけど…」
大森「俺が気になるの。今日スプレー忘れたし」
若井「んー…じゃあ貸すわ」
大森「まじ?ありがと」
若井「ほい、あ、でもちょっと待って」
俺にスプレーを手渡した後、スタッフさんに見えないように向かい合わせで膝の上に乗せられる。
鎖骨のあたりを舐めて、喉仏まで上がって来る。
大森「ばか…!離せ。混汁」
若井「誰が混汁だよ」
大森「まじで、汚いからやめとけ」
若井「そんなわけなくない?あー、顔真っ赤じゃん」
大森「うるせー混汁」
若井がニヤニヤしながらこっちを見てくる。
恥ずかしくなって目をそらしながら、自分のお腹にスプレーをかける。
ひんやりしてて、気持ちよかった。
大森「あれ、これ若井の匂いだ」
若井「うん、そーだよ」
大森「どこで売ってんの?俺も買う」
若井「市販のやつに、気に入ってる香水混ぜたから、売ってないよ」
大森「じゃあ俺の分も作って」
若井「いらないでしょ…笑 まあいいけどさ」
大森「外では使わないの。おうち用」
ドヤっと言ってやったら、一瞬きょとんとして、すぐにニヤニヤ笑った。
大森「寂しくなったとき用だからっ!」
若井「何?それで1人で抜いてくれんの?」
もちろんすぐに、みぞおちに拳を叩き込んだ。
最近暑いですね。体調にお気を付けくださいませ。