テラーノベル
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皆様がもう1話のワンクをよんだ前提でいきなり入ります🙏
地雷がある方、純水な方などは一度戻り
1話を確認してからでお願いします
本話の内容〜
・センシティブ
前戯〜(筆の進みによります)
よお小柳、キスしようぜ!!!!です。
・🐙→歪みました
👻→病みました
・感情がそれぞれ重いです
・愛に似た嫉妬で歪んでます。
・トチ狂ったプレイかもしれません。人外なのを良いことに、…
・平和擬態
…という感じです(ざっくばらんすぎて申し訳ない💦)
記入抜けがあるかもしれないので、自己責任でお願いします🙏
くどいですが、自分は配信などを追えていなくキャラクター性が掴めていない、話し方が違う。等あるかと思いますが
修正しながら頑張るのでご容赦ください🍀
なあ星導。ねえ星導。おい、星導。
👻「……は?」
下腹部の振動は止まっていた。
目の前の白いものは肌で、すぐ前でするのは彼の声だ。
なあ、星導。俺一個もわかんねぇ。
『キスして下さいよ、お願いだから。』
あの時はイジワルにしか聞こえなかったが、深く飲み込むうちにエラーが起きた。
眼差しが痛くて、声が掠れてて、それで…。
こっちが痛くなるほどの、憐憫と愛を持っている。
🐙「…小柳くん」
やめろよ。なんで、今おれが被害者じゃねぇの?
なんでそんなにつらそうな顔で目を伏してる。
👻「おまえさ、一旦頭冷やせよ。何でそうなったか分からないけど、たぶん引き金はおれが引いたんだ。」
俺は足枷をジャラっと鳴らしながら言った。星導から目をそらして、俺はベッドシーツをギュッとつかんでしまう。
何がくるかわからない。何をされるか分からない。
俺にとって、今の星導は狂気じみていた。話の通じないヤツみたいで。
俺にとって、コイツは同期であり戦友であり…そういう間柄なのに。もう遅いかもしれないが、キスや性行為はダメだ。
キスに関しては、もう遅いかもしれないが…まだきっと水に流せる。
🐙「…、…小柳く」
俺は冷静になれたかもしれない。
👻「こんなこと、だれも得しないだろ?やめようぜ」
諭すようにいいながら、まだ星導に押し倒されてないことにホッとする。
星導は固まっていた。筋肉や息まで硬直しているみたいで、少し心配にもなる。その暗い、凍ったように動かない。瞳孔が見開かれてる。
怒らせたか?やらかしたか?逃がしてもらえない?
俺は星導と、足枷とを交互に見ながらベッドシーツをもう一度クシャッと掴んだ。
🐙「なんにも、わかってない。」
👻「え…」
🐙「小柳くんはだから嫌なんだ、なんで正しいことばかり…いや、正しいよ。小柳くんにはそのままでいて欲しいよ。でも…」
ーでもさぁ…
星導は泣いていた。さっきまで、俺が押し倒されそうだったのに、俺に縋ってる。涙を見て、俺は最初訝しんだが…縋られて、抱き締められたことに動揺していた。
🐙「ロウくんは完璧なんです、それが偶像だとしてもアンタ人間だよ。俺だけこんなじゃ、悲しいですよ。ねえロウくん…ねえ…」
星導に殺されるかと身構えた。なぜなら、顔がパキリとわれて宇宙が覗き…触手がウヨウヨとでてきたからだ。
星導がいう、「こんな」がまさにこの異形の姿なのかもと推測するまでに時間がかかった。
👻「星る…」
星導、泣かないで欲しいよ
星導が悲しそうにしてるのが嫌だ。
じゃあどうしたら笑ってくれる?
今なんのせいで泣いている?
🐙「ロウくんは、立派なヒーロー…なんですよね。」
背中がわに回された手が、ギュッと俺を捕らえるみたいに力強くなった。
さっきまで狂気じみていた星導が、今はひどく赤裸々という感じがした。
現れたのは泣きじゃくってる星導。どうか泣かないでほしい。
貴方の方が俺よりよっぽど凄いヤツなのに。俺が血迷ったせいでやっぱり、星導を巻き込んで地雷を踏み抜き傷つけてしまった。
俺のせいだな。これ。
まちがいなく、これ俺のせいだな。
🐙「小柳くんには黙ってた…黙っていうこと聞かせようと思ったけど、やっぱり酷すぎるね。」
少し間があき、息を吸うおとがきこえる
🐙「小柳が負けたの、その場にまかれた薬のせいだったんです。気に病むこともないですよ、小柳くんは凄く強いんてすから。」
薬……?
諦観を帯びた眼差しが俺を貫いた。
ただ、俺はその瞬間…ただ…
嬉しかった。
この状況で不謹慎かもしれないけれど、
俺は星導に、まがいなりにも認められて褒められた。
🐙「鑑定結果、小柳君貴方は綺麗。……ごめん、俺酷いですよね、俺小柳くんがどうしても」
嬉しかった。
でも、俺は気づいてしまった。
これは称賛だけではなく、俺と星導の間に作られている虚構なのだと。
👻「なあ、ほし…」
🐙「俺、小柳くんならなんとなく、甘えてもいいかなと思ってしまってました。愚かですね…俺は。」
星導が、俺から顔を離し、腕を離していく。スルリ。その瞬間だけ、枷が手じゃなかったことを幸運に思った。
👻「星導っ…!」
手を伸ばし、星導を繋ぎ止めた。
俺は何をしている?ただ、星導が俺のせいで気を病んで泣いて…赤い目で去っていって、もうずっと距離が空くのは嫌だ。
さっきまで逃げたかった。星導が怖かった。
🐙「こやな…g…!?」
俺は恥ずかしいなんて思いもせずに、3回目のフレンチキスをこちらから差し出してしまった。
🐙「…んっ…ふ…ぅ゙」
👻「…はっ。お望みどおりだよな?」
口を離し、俺は勝ち誇ったようにそう言ってしまった。そして…
👻「俺、嬉しかった。」
🐙「なん、で…?俺、小柳君に傷をつけようと…」
星導は口に手を当てながら動揺して、茹だっていた。
👻「綺麗だって言われたから…。なんか、認められた気になっちゃって」
🐙「……っ」
👻「ごめん。俺の辛苦に巻き込んで、」
🐙「…こっちこそです。ここぞとばかりに小柳くんまで引き込んで、心中擬きですね」
👻「心中…、え、こわ…!?」
フッと笑う星導。あぁ、よかった。これで平和に終われるし、なんなら関係も深まった気がする。
🐙「まあなんか…よかったです」
👻「そうだな。それに…俺は、なんか星導が近い存在みたいに感じれて。なんだろ?仲間意識…が高まった感じがするわ」
仕事にもさぞ精を出せるだろう。
じゃあ枷を外しますね、と星導は俺の足に手を伸ばした。
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その矢先だった。
👻「お゛ぁッ!?」
ビチっと閃光が弾けた。
電流で俺が動揺してる刹那、なにか紫色の…あぁ、星導の触手に突き飛ばされたのだ。
足枷は?まだ外れていない。
俺はベッドの支柱に足をこうそくされたまま、床に落ちた。片足だけがベッドの上にあり、変にネジ曲がるせいで身動きが取れない。
👻「…ほし…るッべ?」
は?…は?
なんだったんだよ、あの流れ。
どれが嘘だ?どれが、?
まってくれ、星導は俺の元に戻ろうという発言に一回も同意してない。
🐙「小柳君の優しいところ嫌いじゃないです。」
👻「、は?」
🐙「というか、大好きです。ただ…、今俺はヴィランじゃないと。
小柳君はお人好しすぎるよ、水に流して俺ともこのまま仲良くやってくつもりだったろ? 」
👻「…あ、あぁ。星導はちげぇの?」
🐙「小柳君はもう完璧なヒーローに戻っちゃった?重いとか思われたくないんだけどさぁ…」
間違いなくやばい。
心臓が破裂しそうなくらいドッドッと打つ。
星導は俺に求めてたのか?求めるってなにを。
でも…ただ…
星導や皆が辛いなら、
要望を叶えて助けるのが
価値のあるヒーローなんだもんな。
🐙「小柳君が錯乱してるところみて…俺、小柳君も完璧なヒーローじゃないところ、あるんだって…」
🐙「俺、嬉しかった。親近感?俺みたいな人外でも、立派な小柳君と一緒にいられるかもって…」
👻「…おま、俺のこと好きだったの…か?ゲイだったのか?」
無意識に自分の口元をなぞってしまう。
吐息が自分でも熱いのがわかった。
🐙「ちっがうよぉ…。困るな。ただ、清流魚住まず?ロウの軛になりたくて…。なんだろうな、別に恋愛的に一緒に居るでも、監禁でも、カニバリズムでもいいんですけど」
🐙「小柳君が眩しすぎるから。でも今回、弱体化して…しかも、俺に身体まで差し出してくれたじゃあないですか!」
早口に熱弁する星導がひどく怪物に見えてしまった。息を切らし、興奮したようすでその(俺から見ると犯行供述なのだが)語りは止まなかった。
怪物。人外。
触れられたところから腐食される気がして、口元をますます強く触る。
🐙「これはもう…」
そこで一区切り、はあ、と息をついた星導。次の言葉へのインターバルだ。
怖いけど、窓からの光で逆光のスポットライトを浴びているからだろうか。
🐙「やるしかないよね!」
勢いをつけてそう言い放った。叫んだと言ってもいいかもしれない。
逆光の中でもらんらんと光って見える星導の目。
👻「、……」
鮮烈な光に目眩がするが、
俺はそれがちょっぴり良いなと思えてしまった。
俺はもちろん無かったことにして、元の生活に戻りたい。
だが、さっき星導が出した
「鑑定結果:綺麗」
が頭にこびりつき、麻薬のように破壊していくのがわかった。
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久々の更新です…!
やらかしました!すいませんでした🙏
お互いがお互いに高望みをするダークサイドリスキル共依存(?)が生み出されそうです
キスなんかしなけりゃよかったのに、漬け込まれて可哀想と思う反面。
👻さんは🐙に綺麗といわれたり、受け止められたりすることを幸せに思ってますね…。
んー、ヒーローとしての正義感も相まって首がジリジリ締まっているのが見えます
🐙さんは👻さんのことを憧れ?羨望?愛憎?
大きめな感情で見ていたようですね。
ヒーローとしての風采を誰より気にした結果、誰より闇に堕ちているきもします。
👻さんをどうしたいのか、彼はそれで満足なのか…
語りすいませんでした🙏
自分でも、プロットを作らなかったことをひどく後悔しております。
書く期間も大分空いてしまったせいで、なんてーか…最初の構図全数忘れたんですよね。
最初に散りばめたブラフ、ところどころ回収忘れそうです…(泣)
温かい目で見守っていただけると嬉しいです
いつもありがとうございます!
コメント
1件
いつもありがとうございます!(泣)