コメント
3件
ただヤるだけじゃなくてその前に色々してるのがいいし、両片思いっていう関係性?もあいまって めちゃめちゃいいです!!!
最高ですね( ᐛ👐)✨ 主様のもの全て書き方、表し方も上手いしずっと見てられます( ´ཫ`) 無理せず頑張ってください🔥💓🔥
あぁ、めちゃくちゃ好きです🫶😭もう、なんか最高でした色々。 好きだとおもう感情と感じてしまう快感の中青さんは何を思ってるのかも気になりますし、もう本当に好きです!!あおばさんの作品は別の方でも見させてもらってるのですが、まさかテラーでこんな神作が見れるなんて、、
【お願い】
こちらはirxsのnmmn作品(青桃)となります
この言葉に見覚えのない方はブラウザバックをお願い致します
ご本人様方とは一切関係ありません
媚薬ネタ×「〇〇しないと出られない部屋(物理)」
がっつりR18なので、苦手な方はお気をつけください
桃視点
しょうちゃんの計画したことに、呆れなかったと言ったら嘘になる。
あーあの時の話、そんなに根に持ってたんだーと思った程度だったけれど。
だけど冷蔵庫の中のガラス瓶を見て、一瞬で気が変わったのも本当だ。
これが本当の媚薬かなんてわからない。
だけど、違ったとしても命に関わるほどの毒であるはずはない。
本物だとしてもそれはそれで好都合じゃない?
だって、媚薬の効果を得て俺が辛そうにしていたら、優しいまろならきっと何とかしようとしてくれる。
かわいそうに思って、今日だけは俺のことを抱いてくれるかもしれない。
そんな打算的な考えを頭の中で浮かべながら、俺はためらうことなく薬を口にしようとした。
予想外だったのは、まろがそれを取り上げたこと。
それと、自分でそれを飲み干してしまったこと。
思わずぽかんと口を開いて眺めていた俺に構わず、まろはさっさとシャワーを浴びて寝る準備をしてしまった。
…まぁ…ね。媚薬なんて言っても、やっぱりそれほど効果はないのかもしれない。
自分の都合のいいようには事は運ばないらしいことを悟って、俺もさっさと寝てしまうことを決めた。
クイーンサイズのベッドの隅で丸くなるまろ。
そこの反対側に横になり、俺はスマホを弄っていた。
メールチェックや連絡の確認をしていただけのその時間。
だけど数分後には、隣から聞こえる息づかいが少し荒くなったのが分かった。
声をかけてみたけれど、まろは「何でもない」と返してくる。
到底何でもないようには思えない。
呼吸は浅く、伺う横顔は紅潮しているように見えた。
「まろ、マジで大丈…」
継ごうと言いかけた言葉は、まろの行動に遮られた。
振り向いた目は血走ったように充血していて、見開かれたままこちらを見上げてくる。
ぐっと肩を掴み、「ないこ…」と切なげに俺の名前を呼んだかと思うと、次の瞬間には「ごめん」と謝られた。
「…え…」
謝罪の意味が分からず、首を傾げかけたけれど、掴まれた肩がそのまま押された。
ベッドの上に押し倒され、馬乗りになる形でまろが俺の上に乗り上げる。
何が起こっているのか分からないまま、何とか頭の中を整理しようとした。
だけど現実に脳が追いつかないうちに、まろの整った形の唇が俺のそれを塞ぐ。
重ね合わせるなんてかわいいものじゃなく、いきなり舌が差し込まれた。
「ん…ふぅ…っ」
急なことに対応できず、息の仕方すらままならない。
俺の肩を掴んでいた手は両頬に添えられて、唇が離れないようにがっちりとホールドされる。
「んん…っ」
深く貪るようなキスの最中、太ももに何かがゴリと押し付けられた。
それがつまりまろの「もの」だと理解して、胸中で驚く。
…これが、媚薬の効果…?
まだ大したことは何もしてないのに、ガチガチに固くなっているのが布越しでも分かる。
舌を吸われ、自分の全てが吸い尽くされるような感覚が走った。
薬の効果だということは分かっているはずなのに、それでも野生の獣のようにまろに求められていることに身体のどこかが悦んで悲鳴を上げる。
まろが俺の口内を夢中になって貪る間、そっと手をまろのそこに伸ばした。
ガウンの裾から差し入れた手で、下着の上から中心をなぞる。
「…っ」
びくっと身を震わせたその様子に、思わず重ねた合わせたままの唇の端を持ち上げて笑んだ。
少し触れただけでこの反応。
それだけで俺のものまで固くなっていくのが分かる。
下着を少しだけずり下げると、そそり立ったそれが姿を現した。
直に触れるともう一度まろの体がびくりと反応する。
「…ない…っ」
「気持ちいい? 俺のも触ってよ」
ニヤリと笑って言うと、獣みたいな目でこちらを見下ろしたまろの手が俺の下着を下げた。
勃ちあがった互いのそれを擦り合わせ、2本同時にしごき始める。
「…あ、やっばいこれ…っ」
漫画なんかでは見たことがあるけれど、当然自分が誰かとしたことなんてあるわけがない。
想像よりも快感の波が寄せるそれに思わず呟いたとき、まろが俺のガウンの前をはだけさせた。
露わになった胸の突起に、唇を寄せる。
ガリっと軽く噛むように吸い付いてから、舌の上でその突起を転がした。
女の子じゃあるまいし、胸を舐められて気持ちがいいわけなんてないと思っていた。
だけど、最初はくすぐったいような違和感しかなかったそれがだんだんと変化していく。
ざらりとした舌の上で舐められ、吸われを繰り返す。
そのうちに中心に集まる熱は更に高まり、膨張していった。
腰を持ち上げるようにして、まろの手にそれをより強く押し付ける。
2本同時にしごいていた手のスピードを上げられた瞬間、押し寄せる波にあっという間に限界を感じてしまった。
「も、でる…っ」
そう言葉にした時には、もう白濁の液体をまろの手の中に吐き出してしまっていた。
自分でもありえないと思うくらい早くに到達してしまったことに驚きを隠せない。
恥ずかしさみたいなものまで感じて思わず顔を覆いかけた俺を、まろがまっすぐ見下ろした。
手にべっとりとついた俺の精液を、べろと舌で舐めとる。
「や、やめろって汚いって…!」
「…ないこかわいい」
慌てて言いかけた俺に、まろがそんな言葉を吐く。
嘘だろ、媚薬ってここまで人を変えれんの?
俺のこと好きでもないはずのまろが、俺相手にここまで欲情できんの?
「ないこの弱いとこって後どこ? 教えて」
「そんなもん…ないよ」
「…ふーん」
答えた俺に訝し気な表情を浮かべながら、まろは小さく頷いた。
じゃあここは? なんて言いながら、俺の耳に舌を這わせる。
「…あ…っ」
耳の縁をなぞられ、その後、中にすぼめた舌を差し込まれた。
ぬちゃ、と湿った水音がより脳内をバグらせる。
ぞくりと背中を走る快感に思わず腰を捩ると、さっき吐精したというのに萎える様子もないそれが再び簡単にそそり立った。
「ないこ耳も弱いんや」
「…っ」
前にこっそり聞いたことがある、まろのASMR。
あれと同じような声が耳元で囁き、胸がドクンと跳ね上がった。
だけど違うのは、あの動画の声みたいに優しくはないこと。
獣が噛み殺そうとするみたいにこちらを見下ろす瞳は相変わらずだ。
だけど決してこちらが壊れるほど手荒くしないところが、まろらしい最後の理性を振り絞っているような気もする。
「も、やめ…」
「やめてほしい? ごめん、無理」
違う。やめてほしいのは焦らすのをやめてほしかっただけ。
その意味を勘違いしたまま、だけどまろは俺に構うことなく耳元で囁いた。
ごめん、なんて言葉通りに思ってないような声音で。
まろの左手が、くっと俺の腰を持ち上げる。
少しだけ露わになったその後孔に、指が添えられる。
ローションなんて気の利いたものは手近にはなく、さっき俺が吐き出したものを塗り付けるようにしてつぷりと指を挿れた。
「…んぁ…っ」
ぐっと押し開くように進入してくる指。
咥えこまれたそれがより深くを抉る。
だけど思ったより抵抗が少ないと感じたのか、まろは少しだけ体を離してまた俺を見下ろした。
「…ないこ、誰かとやったことあるん?」
あるわけないだろ、ずっとお前に片想いしてきたのに。
ただもう誰ともそんなことする気になれなくなった代わりに、自分の体を慰める術を覚えただけだよ。
だけどそんなこと言ったら、お前はどういう顔をするんだろう。
今日のことはこいつの意志じゃない。明日目が覚めたとき後悔されたくなくて、俺は唇の端を持ち上げて笑った。
「つまんないこと聞くなよ」
そう言った瞬間、まろの目がまたギラっと光った気がした。
雄のその眼差しにドクリと鼓動が高鳴った瞬間、挿れた指を増やされる。
「あ…っ!」
奥でイイところを探り当てようと蠢く指に、思わず腰が上がる。
差し出すような形になった前はまた更に固く立ち上がった。
まろがためらうこともなくパクリとそれを口に咥える。
「や…」
舌で先端をチロチロと舐められる。
その間も後ろに差し込まれた指はゆっくりと出し入れが繰り返された。
思わず昂る快感から逃れようとするように、まろの髪を鷲掴みにする。
促されたわけでもなく、「もっと」とでも言うように自分でより足を大きく開いてしまい、そんな自身に内心で驚いてしまう。
まろの口内は熱くて、ねっとりと舌で亀頭をなぞられるとぶるりと身体が震える。
またすぐに達してしまいそうなほどの快感。
だけど、まだまろは一度もイってない。
媚薬の効果で苦しいのはまろのはずで、そんなまろよりも先に何度もイカされるわけにはいかない。
「…まろ、もういいよ。まろの挿れてよ」
まだフェラし続けようとする頭をぐいと離させて言うと、まろは驚いたように目を見開いた。
媚薬で欲情しまくっているとはいえ、最後までする気はなかったんだろうか。
俺だけを前から後ろから気持ちよくしておいて、自分は中には挿れずに達するつもりだったのかもしれない。
「ゴムないし」
薬の効果は抜群なはずだった。
行為を始める前のまろの昂った目を思い出せばそれくらい分かる。
だけどそんな言葉を吐ける辺り、本当にお前は理性的な人間だよ。
最後の一線は間違えないように何とか踏みとどまろうとしているのが分かる。
でも俺は、その一線を越えたお前が見たいんだよ。
そのお前に愛されたいんだよ。
たった一夜の過ちで、薬のせいだとしても。
「いいよ、そのままで」
ぐっと上げさせた顔に、そのまま唇を寄せてキスをする。
精液を舐めたり俺のものを舐めたりしていた舌と自分のそれを絡めると、少しの苦みが口内に広がった。
「…ごめん、ないこ」
唇を離すと、まろが体を起こしてまたそうやって謝る。
そんな必要はないし、そんな言葉欲しくはないのに。
だけどそれでも唇の端を持ち上げて笑ってやると、あいつは罪悪感に苛まれたように眉を寄せた。
それでも未だほとばしった体では自分の欲に勝てないのか、ぐいと俺の足を持ち上げた。
露わになったそこに、ぐっと固くなったものが押し付けられる。
半拍ほどの間の後ゆっくりと進入してくるそれに圧迫感を覚えて、思わず息を詰めた。
「ないこ、力抜いて」
言われてハッと我に返る。
促されるまま呼吸をするのと同時に、まろが更に奥へと進入してきた。
そして奥を擦っては、また入口近くまで戻る。
そんな抽挿を繰り返しているうちに、あっという間にまた最高潮に達しそうになってしまった。
それを何とか堪えていると、まろがスピードを速めた。
一度引いたそれがまた奥を突き挿すときに、パンパンと肉のぶつかる音がする。
その音が速くなるたびに吐精感が増した。
まろの背中に回した俺の手が、こらえきれずに爪を立てる。
必死で縋るように力をこめたけれど、その瞬間にまろは一気に自分のものを俺の中から引き抜いた。
それと同時に、果てて辺りに白い液体が飛び散る。
引き抜かれるときの内壁を擦る感覚に、また俺も達してしまった。
「……」
はぁはぁ、と、肩で大きく息をする。
見上げたまろの額には汗で前髪が張り付いていて、それほど必死に自分を求めてくれたのかと思うと愛しさみたいなものがこみ上げてきた。
だから、その髪に手を伸ばそうとした。
だけどその手はパシッとまろに掴まれる。
「ないこ、ごめん。まだ無理」
「…えっ?」
目を丸くした俺だったけれど、まろに手を掴まれたままぐいっと態勢を変えられた。
仰向けだった体をあっさりとひっくり返され、うつ伏せにされる。
腰を持ち上げられて、そこに宛がわれたまろのものは未だ膨張しきったままで、思わず驚きの声を上げそうだった。
「嘘だろ、まろ…」
「ごめん」
まろがもう一度謝ったと思った瞬間、その言葉が脳に到達する前に後ろから貫かれた。
それと同時に肩の辺りにがぶりと噛みつかれ、俺はまた自分のものとは思えないような嬌声を上げる。
何度も繰り返し打ち付けられる中で、それでも溢れる気持ちはごまかしようがない。
善がる自分の口から、無意識のうちに「好き」と吐露してしまったような気もした。
(続)