ハルはルチオを睨みつけたまま、オープンカーにつかつかと歩み寄った。
「えーっと……君、ルチオ君のガールフレンドかな……?」
「ルッチー知ってる? 昨日、ダンさんがロメ氏に付き合って欲しいって言ったんだって」
ザックの質問をスルーして、ハルは言い放った。ルチオの目が見開かれる。
「ロメ氏は今、その返事をしにダンさんの事務所に行ってるの」
「……そう、か」
ふっと体の力を抜いたルチオは、投げやりに言った。
「良いんじゃねえか」
「良い!?」
「ダンは俺よりずっとパウダーのことに詳しい。あいつならきちんとロメを生き返らせられるだろうし……その後もきっちり責任もって大事にしてくれる」
「本気で言ってんの、ルッチー!」
ハルはオープンカーに手をかけて怒鳴った。
「あの人に関わりだしてから、ロメ氏超********
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