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あるところに天性の歌声を持つ少女が居ました。
その少女こと、流歌(るか)は初めてカラオケに行った時、100点を連発。
周りから「天性の歌声を持ってるんだね!」
と称えられたが流歌はそれが嫌だった。
流歌は人一倍努力家だが、やりすぎる時もある
大人になった今、唯一の親友に「歌い手とかなってみれば?」と言われ、試しに動画を投稿してみた所、思ったより大反響。
引くにも引けなくなり、視聴者の要望に答えてく日々が続いた
ちらほらアンチが出てきた頃、流歌は指摘されたことを真に受け、練習を重ねた。
何度も、何度も何度も何度も練習した。
友達に聞いてもらうことだってあった
動画を投稿すればする程指摘が多くなり、
日に日に声が出づらくなってきて、とうとう声が出なくなってしまった。
声帯を壊してしまったのだ。
手術をしても一向に治らない状況。
周りの人達は心配するが、その心配が逆に流歌を苦しめており、無理矢理にでも歌ってやるとひそひそとリハビリを続けた。
声が出そうになり始めた頃、皆が寝静まった時に無我夢中で歌い続けた。
声が出なくたって、歌い続ければいずれ出る。そう信じて…………
ある日、声が出た。
嬉しさでいっぱいになり、動画を投稿した。
視聴者は「まさかの復活!?」「早すぎでしょ!でもうれしい!!」などの声でいっぱい
それを続けて1ヶ月後、また声が出なくなってしまった。
まぁ大丈夫だろうと放置していたが
どれだけ経っても治らない。
挙句の果てには家族や友達にもバレてしまい、病院に行く事にした。
診察を受け、医者から衝撃な一言が告げられた。
「二回目なので、どれだけ手術をしても治ることは無いでしょう。」
迂闊だった。
もっと休んでいれば……
そう思ってももう遅い。
私はそれから取り柄が無くなった
唯一だった、勉強も運動もできない。
けど声があったから、あの天性の歌声を持ってたから……
それも失った。
何も無くなった。
それからずっと、ずっと塞ぎ込んだ。
部屋に閉じこもり、何もせずに日が経つのを待つ。ご飯も少ししか食べない。
周りの人は心配した。
視聴者には何も言わなかった。
「みんなに迷惑かけて……馬鹿みたい……」
「私の存在なんて無ければ……ッ」
そう思った。言ってしまった。
思わないようにしてたのに。口にしないようにしてたのに。
「風が涼しいな……」
私は高層ビルの屋上に来ていた。
何故かって?飛び降りるからだよ。
「ばいばい。みんな」
「……ばいばい、私……ッ 」
その瞬間身を投げ出した。
スカートがひらりと宙を舞う
「グチャッ」
死ぬ瞬間、鈍い音が聞こえた…
あぁ……死ぬってこういうことなんだ……
身体が動かない……
冷たいなぁ……
これで……良かったんだよね……
みんな………………
どうでしたでしょうか?
初めて自殺系書いたな、、
ノベルで1000文字いったの初めてなんだが。
宣伝失礼します、、
あの、、ほんとにお願いします、、
イラスト部屋の最新話、、
いいねしてください!!してくれないとかけねぇです!!
長文失礼しました、、、、