「……ただいま〜……。」
重いキャリーケースを引きずりながらやっと家に着いた。何だか開ける気の引ける扉を開け、物音のしない空間に声を掛けてみる。
「…あれ、もしかして居ない…。ならチャンス〜」
「おかえり、涼ちゃん。」
「!?」
返事の返ってこない空間に、好都合だと靴を脱ぎ始めていた時、背後から突然肩に触れられた。
「も、元貴…。元気してましたか〜…?」
「してたと思う?こっちはどんだけ不安になったと思ってんの。」
確かに僕も悪い。結構悪い。けど、そんな自分だけが大変だったみたいに言わないで欲しい。ついムッ、として、肩に触れていた元貴の手を振り払って反抗的な言葉を吐いてしまう。
「…1日だけじゃん!僕だって帰ってくるの大変だったんだよ。」
「ふーん……。そうだよね、涼ちゃんも大変だったよね。」
もっと口論になると思っていたが、思っていたよりもあっさりと食い下がられてしまった。まあ、平和に越したことはない。荷物を置きに行こうと元貴の横を通り過ぎようとした時、いきなり腕を掴まれた。驚いて振り向いた僕の耳元で低く囁かれた台詞。
「これで終わると思ったの?ちゃんと帰ってきたのは偉いけど…俺に口答えするの、ダメでしょ?」
「……へ?」
「あ゛ッ、♡う゛ぅ゛♡♡ごめ、なさいッ゛♡」
「涼ちゃんいつもそれだよね。何に対して謝ってんのか分かんないし。」
もう快楽でドロドロに溶かされた思考では元貴の言葉の意図も上手く汲み取れない。とめどなく溢れ出る涙でぐちゃぐちゃになった顔で元貴を見つめ、与えられる気持ちよさをひたすらに甘受する。
「も、1人でいかないか、らあ゛ッ♡♡」
「ほんと?今度は俺と一緒に行く?」
期待を含ませてキラキラとした瞳を向けられ、必死に頷く。それなのに、何故だか不満気に眉を顰めた元貴の動きがより一層早くなる。
「なんで、…ッ、♡は…ぁ゛…ん…ッう゛、あ゛ッ♡♡」
「頷くだけじゃ分かんないよ。ちゃんと言葉にしないと。」
「ん゛、ぅ゛♡も、ときとッ゛いっしょいくか、らあ゛ッ゛♡」
必死に絞り出した言葉。それを受け取った元貴の口角が楽しそうに上がった。
「…っは、よく言えました、…じゃあ、明日にでも行こうね、っ…?」
「あ゛ッ…うぅ゛…♡ん゛ッ〜〜♡♡」
そう言い、僕の頭を優しく撫でた元貴が達するのと同時に、下腹部に注がれる暖かさに自身も白濁を吐き出す。
「……涼ちゃん。…俺涼ちゃんに嫌なことしたのかもって不安だったんだよ。」
「…うん。」
一気に身体を襲う気だるさ。そう呟く元貴に言葉を返す体力もなく、精一杯の返事で返す。
「………急に俺の前から居なくならないで…。」
そう弱々しい言葉を発し、強く抱き締めてきた元貴を受け入れる。そして、次は僕が元貴を撫でる番。
「ごめんね元貴…、もう絶対離れないから。」
離さないでいて。
いやーーーーちょっと下手すぎる😧昇進しますエベレストまで🤤
結局3話まで伸びちゃいました𓅰最近短編らしい短編書いてない気がする🤤
コメント
9件
私はめちゃ好きでした🤭♥️💛
もーーーーおおん うますぎる、、、、、 あの、可愛すぎて、やばいです。 あまあまに溶かすし、寂しがりやだし 低音で囁いちゃうのほんんんっと可愛い❤まじで主様大好きです😊
まっっってください✋🏻✋🏻え、🔞書くのうますぎませんか…!?!?めちゃくちゃ好きです…!!!!🫶🏻そしてお疲れ様でした~!!😖💗