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「勇者様…!おはようございます!!」
目の前にはやたら目がキラキラした青年。
え…普通に誰だよ。
てか人の部屋に勝手に入ってくるな…って…
ここどこーーーー!!!!??
てっきり自分の部屋かと思ってた。土の床、木の壁、ちょっと獣臭い毛布。確実に俺の部屋じゃない。ここはどこだ…?
…そういえば…
昨日コンビニ行ってる時…確かトラックに轢かれたんだ…
てことは…
めっちゃベタな異世界転生〜!!??
うん。だがそうとしか思えない。だって昨日の感覚的に死んだだろ…!!!!
つまり、この異世界で俺は勇者に転生した、と。ふむ…信じられないな…
「やっと目が覚めたのですね!お待ちしておりました!」
「お待ち…?」
「ええ!さあみんな待ってますよ!いきましょ!!」
「おい…どこに…」
半ば強引に手を引っ張られる。痛いっす。
部屋から出され 夕日が眩しくて目が眩む。
「おおお…!!」
テントから出た瞬間、どよめきが起こった
「勇者様!?」「勇者だ」「素敵なおぐし…」
「流石!人気ですねぇ…」とさっきの青年。
「…これはなんだ…」
「みんな勇者様を見にきたんですよ。ほら、この村には青髪はいないんですから」
呆然としている俺をほっぽって「では。」と去っていきそうな青年。
いやいやいや…待て待て待て!!!去るな!
てか俺自分の顔見てない!!青髪!?
必死に青年の袖を掴む。
「待てって…」
「…」
「ゴツホン 勇者様はお疲れのようだ。皆、ここらでお引き取り願おう」
人混みが散っていく
「えーーーーとあの…俺今微パニック中なんですが。」
「ぱにっく。」
「うん。パニック。」
笑顔で聞き返さないでほしい。
あとこの状況で「微」パニックで済んでいることに誰か普通に褒めてほしいっす。例えばそこのぼいんな姐さん。
……。
え。でっっっっっっっか。前の世界では見れない大きさ。顔角度的に見えないけどクールビューティーな気がする!!その胸に顔を沈めながらいい子いい子されたいです姐さんっっ
「…」
はっ…まずいまずい勝手な妄想は良くないな…
「そうだ…!顔!どんな風になってんだっけ!」
「ご自身の顔も見たことがないのですか?」
怪訝そうな少年の顔が間近にある。
「な…なんとなく…!み…身だしなみ…!?整えようかなって…!俺って勇者?だしさ!」
「なるほど!さすが勇者様です!行きましょう!」
ちょろくて助かる。
ぐいっと再び手を強引に引っ張られた。だから痛いって。
……。
池に写ったのはABC評価ならB +。まあいい感じ。
可もなく不可もなし。ちょっと可。
うん。
神…!!なるなら天下一のイケメンがよがっだでず…!!
「フッ おもしれーやつ…」
池の前でグネグネ動く俺が面白かったのだろう。青年はたしかに言った。何?…そのイケメンしか言うの許されないワードサラッと吐くの。
てか…こいつ…じっくり見たらイケメンだな…チッ…さっきの言葉許されるじゃねーか。
「勇者様…暗くなってきました…そろそろ戻りませんか? 」
「え。うん」
さっきまで明るかったのに、もう星がちらつき始めている。あれかな?時間がそもそも早いのかな。
「では。おやすみなさい」
「うん。」
…ぜんぜん眠くない。時差ボケ?かな。
寝れない。まっっっっったく寝れん。
いや…目閉じてたら寝れる…かも…
無理だわ。むしろボインな姐さん思い出して余計無理になったわ。
…やばい…ちょっとムラムラしてきた…かも。
いやいやいや…そんな…名前も知らない人で抜くなんて…そんな失礼な…でも
一回抜いたら寝れるかも…な…。
シュッシュッシュッシュッ
んッ…フッ…う…ぅ…ふぅっ…うぅ…
やばいやばい…久しぶりってこともあって…めっちゃ気持ちいい…
ンッ…あ…も…イく…イきそ…
シュコッシュコシュッコ…
あ…くる…!くるッくるっっ!!!!
シュコシュコシュコシュ コ!!!
ギィ
「勇者様〜!そろそろお目覚めの…」
「ウゥゥ〜〜〜ッ
…」
「「……」」
異世界転生1日目。やらかした。