どうも、玻璃です
今回は前回の続きということで、カナデトモスソラの二番を考察していきます
では、早速どうぞ!
「変わらない景色だけが あれば かまわないと思ってた でも」
☆瑞希パート
□「変わらない景色」
瑞希にとってのニーゴの存在。ニーゴの皆と一緒に過ごせるだけで構わないと思っていたのに、自分の事を打ち明けないことに罪悪感を覚え始めた(→けど)…あるいは自分を受け入れてほしいと思ってしまった
「一つだけの願い事 描いてみた 意味なんてない けど」
☆絵名パート
□**「一つだけの願い事」**
「自分の絵を認めてもらいたい」という絵名の願い。認めてもらいたくて描き続けているが、認めてもらえないかもしれない。それでも、**描き続けたい(→けど)**という絵名の想い
――――――――――――――――
二つの「けど」には、対照的な意味が込められている。
瑞希が歌う「けど」には、後ろに進むような意味が、絵名が歌う「けど」には、前に進むような意味がある。
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「いつも自分のせいだって 息を吸うだけで やっと」
☆奏パート
□「自分のせい」
奏の過去から、自分の曲のせいで父親を苦しめてしまったと言い聞かせる様子。
それは、奏にとって息もできなくなるくらい辛いことであった。
「ずっと籠の中塞いでいたんだ」
☆まふゆパート
□「籠の中」
母親の言動がすべてだと信じるまふゆの様子。
**「お母さんは私の事を想って言ってくれている」**と言い聞かせ、本当の自分を籠の中に塞ぎ込んで生きてきた。
「単純明快なストーリー 求めてるわけじゃない ただ声が聞きたい」
「救われて楽になるような事は求めないから、ただお父さんの声が聴きたい」
という奏の願い
「痛いよまだ 言葉が ずっと首絞めてくるけど」
☆まふゆパート
□「首絞めてくる」→苦しくて息もできない
母親の言葉に苦しめられるまふゆの様子
「そっと閉じた目も少し痛いけど」
☆絵名パート
泣き疲れ、眠ってしまおうと目を閉じる様子?
これはニーゴ全員にあてた菓子ではないだろうか。
「伝えたいよ きっといつか わからないけど今も」
☆瑞希パート
最初のフレーズの続きだろう。
「変わらない景色だけが あれば かまわないと思ってた でも」
↓
「伝えたいよ きっといつか わからないけど今も」
(ササノマリイさん天才すぎん、、??)
前述のとおり、「いつか自分の事を打ち明けたい。いつになるか分からないけど、今もそう思っている」という瑞希の本音
「ねえもっと ねえもっと 見たいよ」
「拒んだもの多すぎて 見えないものばっかみたいだ ちょっと触れようとしてみてもいいかな」
「伝えたいよ きっと無理かもしれないけどどうか ねえもっと ねえもっと 見たいよ」
「知らない世界で見つけたイメージを」
前回の考察を参考にしてください(省略します)
「壊れかけで咲いた不確かな欠片 音にするから」
□「壊れかけで咲いた不確かな欠片」
奏が壊れてしまいそうになった時の想い
→「不確か」なのは、思い出を閉じ込めていたから
「なにもないのに なにかもとめて」
☆絵名パート
才能がないと分かっているのに、才能を求めてしまう
(なにか=才能)
「なにもないまま あしたをとじた」
☆まふゆパート
感情を失くしたまま、明日が来ることを忘れようとした
(なにか=感情)
「なにもないけど なにもないから」
☆瑞希パート
自分達(ニーゴ)には何もないけど、何もないからこそ巡り合えたのかもしれない
(なにか=救い?)
「ここでみつけた このメロディ」
☆奏パート
ここ=ニーゴ
仲間と作るからこそ見つけることができたニーゴの曲(メロディ)
もしこれが何かの対象なのだとしたら、このフレーズだろう。
「ねえもっと ねえもっと 見たいよ」
↓
「ここでみつけた このメロディ」
もっとニーゴの皆と曲を作りたいという奏の想いで「カナデトモスソラ」は締められた。
いかがでしたか?
これで「カナデトモスソラ」の考察は終了いたします。リクエストありがとうございました!
初めて奏ちゃんの過去が掘り下げられたイベントの楽曲を考察して、より奏ちゃんの想いについて知ることが出来ました。
次回からは「キティ」の考察に入っていきます。
お楽しみに!
玻璃.
コメント
4件
え、スゴすぎる……! 玻璃さんの考察だとすぐ納得出来るし書き下ろし楽曲は神って事が分かりました……!