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⚠️ こちらは
『ずうっといっしょ!/ (暇72×いるま)』
の歌ってみたの自己解釈小説になります。
ご本人様達とは一切関係ありません。
▶︎BL・暴力・死表現が含まれてます。
▶︎こちらはMERRY BAD ENDです。
主はノベル初心者です。ヘタクソですがお優しい目で見てくれると幸いです。
また他の方々の解釈が似てる,パクリ疑惑,解釈不一致が出るかもしれません。
こちらはあくまで私が聴いて解釈をした物 となっています。 色々な解釈をしながらお楽しみくださいませ。
以上が宜しい方はお進み下さいませ。
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真夜中__
割れたコップ、天井に吊るされたアレ、いつかお互いが好きだって話した映画や漫画、貰い合ったフィギュア、今度出す歌ってみたの相談した歌詞割やイラストの構図等の大事な資料..部屋は無様な程散らかっていた
さっきまで風呂に入り俺たちに似合わねぇ白の寝巻きを着て髪を乾かしていた。あの時みたいに髪を乾かして話したあの日々を思い出させる。
そして俺たちは今 向かい合って座っている。 開いた窓から嫌に冷たい風が入ってきて カーテンを少し弄ぶように触れてから俺の腕に触れてきた。冬だからか少し肌寒い
そいつはそんな俺を抱き締めた。 この手の温もりが風から護ってくれてるみたいで彼の優しさも感じて酷く安心して涙が出そうだ
こいつの左薬指にはあの時お互いが心許した仲になりライブの時とかに一緒に付けようって約束をして買った指輪が光り輝いてた。
ずうっといっしょ!
••┈┈┈📢side┈┈┈••
昔、ある夜の事
🍍「いるまっ?」
📢「ん?」
🍍「……充電機貸して!♡」
……またか
胸の前で手を合わせてぶりっ子みてぇな語尾を付けて可愛げもねぇ低音で囁き、少し上目遣いで見てくるコイツは俺の大切な『メンバー』で 『親友』で『相棒』のなつだった。
別になつは忘れものをするような奴じゃない。2年半も一緒に活動しててお互いの事分かってんだから。
充電機って…コンセントにさし込まなきゃ充電できねぇ。こっから近いとこだとなつの家に行かなきゃいけねぇ…というかどうせその鞄の中にモバイルバッテリーがあるはずなんだからそれで__
📢「…………いーよ」
………なんで?断りゃいいじゃん…?
…….って誰もが思うだろ?
なんか…なつのお願いは聞きたくなるんだ。
他メンだと少し迷うかそこらに置いて帰る。特にLANなんかだと俺は話すら聞かん
あとこれは俺らが考えた合言葉
『充電機を貸して』
「今夜,一緒に居たい」っていう 俺らしか分からない秘密の合言葉
まぁなつが言い始めたもんだから合言葉はなつが決めたんだけど。相変わらず挿入が大好きだなお前…w
🍍「ッよっしゃ!んじゃ行こーぜ!」
あーあ…こりゃ終電諦めんか…w
お前のせいで俺またすり減らされるよw
俺の活動は充実してる。
俺が考えた企画を持ち込んでメンバーと撮影をしてくだらない事話しながら編集する。
そんな楽しい時間…まるで 『放課後いつメンと集まってバカ騒ぎ』 みたいな青春。
でも前の俺となつの喧嘩はクオリティが高すぎてシクフォ二は解散の危機になってたよなぁ。 まぁドッキリだったけど
そんな全員の足を引っ張った思い出もあったが 今はみんなそんなの忘れて楽しく活動してる。
🍍「いるまー!はよ来いよ!」
…かわいいなぁ……w
そんな事を考えながらなつのあとをついて行く。 俺らの左薬指には2人で一緒に買ったペアリングが綺麗に光ってた。
••┈┈┈┈🍍side┈┈┈┈••
俺は昔付き合ってた彼女が苦手だった。
吉沢亮と永瀬廉が合わさったような俺の顔しか見てねぇんだし別れた理由も下らない事ばっか。
それに俺はこんな顔なんて大切だと思わん。
何時でも『死んでも良い』って思ってるし。
それにいつかは『離れる日』が近づいていく。 正直な話6人ずっと一緒は無理な話だ。
その分今できる事は沢山してる。
でも誰か1人はこの舞台から去って行く。
そしたら俺も一緒に辞めるって話もした。
📢「ほれっ、三ツ矢」
🍍「ん…さんきゅっ!」
さっきコンビニで飯を買ってきてくれたいるまからジュースを貰う。そしてそのまま俺が頼んだ物を冷蔵庫の中にしまってくれた。何回も俺の家に来てるから俺の部屋の構造はきっと把握してんだろう。
俺は有難く思いキャップを開け体内に流し込む。ひんやりして弾けるようなパチパチ感と爽快感にむさ苦しい夏の暑さで火照った俺の身体に染み込んでいくのが分かる。
ベッドの端に座ってジュースを飲んでる俺に対し床に座ってアイスの袋と格闘してるいるまに質問を投げかけた。
🍍「…いるまは俺の事好きなん?」
📢「えっ?どうしたん?w毒盛られた?w」
いきなり涼しく汗臭い部屋の中もう男子高生でもない20代男2人が恋愛の質問するという気持ちわりぃ空気に少し困りながらも笑ってるいるまは答えてくれた。
📢「…まぁ…好きだよ?w」
🍍「……なんで?」
えっ…?理由も?って顔してる…w
そりゃそうだよなw
そんな困ってるいるまを差し置いて俺は飲みかけのジュースをゆっくり飲む。 彼もアイスとの格闘を一時休戦し買ってきた自分の分の水を飲んだ。
窓から差し込む月の光に照らされたせいで上下に動く喉仏が見えてしまい見ちゃいけない物を見てる気分になった。そんな事を考えてると彼は口を開いた。
📢「…気が合うしお前って優しいし俺には持ってない物を持ってるし……」
📢「…でも1番はなつだから…かな?w」
多分半分冗談なんだろう。
そんな言葉を口にした。
コイツは 悲観的にしか考えない俺と仲良くしてくれた。
ストレスを溜めやすい俺のメンヘラなチャットや相談を聞いて乗ってくれた。
俺の気持ちを少しでも前向きにしてくれた。
俺がシクフォ二を辞める夢を見たって話をした時に『引き止める以外選択肢は無い』って言いやがった。
そんな優しさが俺をめちゃくちゃにさせた。
🍍「……なんだよ…その答え…w」
📢「…やっぱなし。恥ずくなってきた…」
俺は彼が好きだ。
昼の街より彼のいる夜の方がもっと好きだ。
彼が居るだけで見える世界が違う。
お前と馬鹿やってハグもしてその先だってッ
お前と一緒にいたいッ…
でも…俺らは『親友』『相棒』の関係だ。
こんなのッ…望んだらダメなんだッ…
心臓の奥が苦しいッ…辛いよッ…いるまっ…
__こんなはなればなれの関係なんて
🍍「……誰かが吐かせたバグだよねッ?」
••┈┈┈┈📢side┈┈┈┈••
俺らは本当にお互い気の合う『親友』であり『相棒』だった。
チャットでもLINEでも 「飯行かね?」や「お前ん家行っていい?」
という会話してばっかで俺が未読だとなつが拗ねながら配信でリスナーに喋りやがる。
でもそんな心地よい関係が俺は好きだった。
🍍「映画見てラーメンっすね」
📢「ぅん…それ全部その現実にあったやつやんそれ…w」
🍍「ふふふはははっwwwwwww」
なつと話すだけで自然と笑顔になった。
📢「コイツ下水に流しやがったwww」
🍍「wwwwwwwほらぁもぉ…(泣)」
何をするにも2人ずっと一緒だった。
🍍「キスすんならいるま」
📢「まぁ…そうだよね?」
メンバーではできねぇようなことでもなつとならできる気がする。
📢「指輪…楽しみだな?w」
🍍「おう!」
ライブの時つけようという約束もした『相棒』という印のペアリングも買った。
そんな共に過ごした日々、ささやかな幸せを送っていたそんな日に変化が起きた。
あれは確かメンバーで呑みに行っててまたなつが俺の家に泊まらせてくれとお願いしてきた時だった。
🍍「…風呂借りるぜ?」
ド深夜,俺らはシャワーを浴びた。
本当は明日の朝でも良かったが今日はお互い臭いが着いたままで寝るのは正直キツかったらしくシャワーだけでも浴びることにした。
俺は酔いが少しだけ覚めてきて頭もまわってきた為なつがシャワーからあがってくるまでショートの編集をした。
🍍「ん…おまたせ!」
集中してる間になつがあがってきた。
お前…俺の服を盗んで着たのか…
でも触れず続いて俺もシャワーを浴び身体中の汗や臭いをあったかい湯で流した。脱衣場に出ればアイツ残り1枚のバスタオルを使いやがっていて俺は内心ムカつきながらも仕方なく フェイスタオルを使って身体を拭く。
🍍「……お前めっちゃ濡れてね?」
📢「お前がバスタオル使ったからだろ…
今洗濯しててあれがラス1だったのに」
🍍「えっすまんw …じゃあ俺が髪乾かしてやるからそこ座ってろ!」
なつはそう言い俺が愛用しているドライヤーを探しに部屋を出てった。 俺は身勝手な奴だなと思いつつ座る。
すればなつは片手にドライヤーを持ちプラグを挿しこみ電源をつけ、風を当てながら俺の頭を優しく触り始めた。お言葉に甘えて俺はなつにおっかかりながら大人しくしていた
🍍「……いるまの髪の毛って良いよな?」
📢「いやいやw俺よりなつみたいなサラサラ髪の方がいーんじゃねぇの?w」
そこから話は途切れてしまった。
別に無理して話す事もない。なんならこの喋らない静かな空間も俺は嫌いじゃない。
丁度良い熱風となつが撫でてくれる手の暖かさに眠気が襲ってくるが俺は何とか起きてようと右手の甲をつねって耐えていた。
これも俺にとって大切な『時間』だから…
また俺の中で思い出が増えた。
そろそろ乾いてきて俺のふわふわな髪が戻ってきた時アイツは口を開いた。
🍍「…なぁ?いるま?」
📢「…どうした?」
話がそこで途切れた。
でも俺はなつの続きの言葉を待つ。
🍍「俺…死にたいかもしれん…」
…………….え?
コイツ今なんて言った?
🍍「…ッごめんっ!じ…冗談だよ!w」
📢「は?!なんだよ…」
🍍「ごめんごめんw」
俺はそう言うとなつは俺にしか向けない優しい笑顔を向けてくれた。俺はそんななつを可愛いって感じてしまった。胸の奥が暖かくじんわりと染み込んでいく感覚だった。
…俺…まさか……?
てかそんな事を感じてる場合じゃない…
普通にこんな悲しい事を悲しいって思うのが普通だろッ… でもッ…そんな悩みを今までしてこなかったなつだしッ…
📢「…もう遅いし寝ようぜ?今日も俺のベッドでいいよな?」
🍍「あぁ…また抱くんじゃねぇぞ?」
📢「だからあん時は抱いてねぇって…w」
結局なつにはその悩みを聞くことはしなかった。俺がそんな事を相談するのはどちらかというと不得意だろうし少しだけ彼が休める時間をあげた方が良いと思ったから
そんな事を話しながら2人でシングルベッドに行く。俺らがベッドの上に乗れば例えどっちも軽くても男2人分の体重には流石にベッドは悲鳴をあげていた。でも俺らはそんなの無視して2人で背中合わせで横たわる。少し緊張はするが隣に温もりを感じその温かさのおかげか睡魔に少しずつ襲われていく。
📢「なつ?俺はお前の為なら何でもしてやるからな?」
🍍「ッ………」
俺はお前のことが好きだから…
自覚してしまったんだ。だからせめて夢の中ではお前の事幸せにしてやりたい。安心して寝て欲しい。そう思った
📢「……おやすみ…なつ」
🍍「…ん…やすみっ…」
••┈┈┈┈🍍side┈┈┈┈••
それから数ヶ月が経った。
寒い朝俺は眼鏡を付けてパソコンと向き合っていた。だがこれで2徹目だ。文字がゲシュタルト崩壊してきてる。 少し休憩しようと温かいコーヒーを淹れにキッチンへ行き時計を見れば今は朝の5時。部屋には秒針が進む繊細な音とお湯を沸かすのに毎回使うポットから出てる蒸気のうるさい音だけが響いていた。
今でも覚えてるあの時の会話
俺が言った発言にいるまは困惑した顔でこっちを見ていた。
俺は間違った事を言ってしまったと感じた
俺は冗談混じりで呟いただけなのにッ…いつもみたいに相談をして欲しくって言っただけなのに… ただ話題が無くて,でもお前の事が好きだから話をしたくって…
そんな嘘っぽい言い訳しか考えられなかった
でも寝る前に言ってくれた「なんでもしてやる」の言葉に 「いるまも一緒に居てくれる」と感じてすごく嬉しかった。
彼の優しさに涙が出そうになった。
🍍「………….」
コーヒーを待ちつつ俺は充電の残り少ないスマホを手に取りLINEを開く。
相手はもちろんよく未読無視するラッパー。前よりかは見て返信してくれる事が多くはなった。まぁこの前飯誘った時の俺のLINEなんてまだ未読だけど。
🍍「…なんか…少しだけッ…辛ぇかもッw」
いるまは返信しないだけでちゃんと見てくれてる事は知ってる…こんなの日常茶判事っ
当然だ、当たり前だっ…そんなの分かってる…
俺はアイツにすごい依存し過ぎている。
あの時の冗談だって思いで言ったあの質問もいるまにあの時嘘でも良いから『恋愛』として好きだって思って欲しかった。
彼の髪を乾かした時だって俺の方に向いてくれないと…笑いかけてくれないと…安心できなくなってしまった
本当に生きていて思う。
なんでこんな考え方しかできねぇんだろ。
こんな悲観的な考え方を持つ俺は楽観的な方へ体を預けたかった。
死にたいなぁ…
死んでしまった方が楽なのかな…
俺はみんなと違って一生懸命生きることができないんだ
いつかは彼との距離を離さなければいけない。 でも…離れたくないッ…もう戻れない所までいってしまった。無理なんだッ…
そんな事を感じながら俺は人さし指でスワイプさせながら文字を打っていく。あん時の配信でみことにゆっくりだって言われたくらいゆっくり丁寧に…見てくれる事も誓って…いやアイツは今までこれを送ってて無視された事がないから来てくれる
『充電機貸して』
••┈┈┈┈📢side┈┈┈┈••
俺は仕事のタスクを終わらせて愛用の椅子に座り、ニュースでやってた輸血用血液が不足してるや何やらを何も考えずに見ている時なつからLINEが来た
『充電機貸して』
📢「…いつものか…w」
書かれた6文字の言葉
それを見てまた会えると嬉しくなりつつ俺はクマが親指を立ててるスタンプを送り いつも通り黒を基調としたシックな服に着替え髪は適当にクシとアイロンで整えゆっくりと準備をし始めた。
今は夕方の17時
俺は家の鍵とスマホ、財布を持って出てった
あの話をされてから数ヶ月が経って寒い冬が訪れた。俺たちは未だに仲良くどっかへ出かけたり家で飯食いながら喋ったりチャットに入り編集をして一夜を共にしたりとずっと一緒にいた。なつはあれから少し顔が明るくなったのか笑顔が可愛くなっていた。
最近は晴れが続いてはいるがまだ肌寒い夕方の中,帰路へ向かう沢山の人とすれ違う。顔出しをしていないがリスナーにバレない為、何よりアイツの顔を見たくて少し早歩きをする。
ピンポーン…..
📢「よっ、邪魔すんで〜」
🍍「っす、邪魔すんなら帰れ」
そんなくだらないやり取りをしつつも家にあがせて貰う。さっきまで編集をしていたのだろう、部屋がそこまで整理されていなく少し散らかっていた。
🍍「あ〜ごめん、そこら辺座ってて」
まぁ汚くても気にしねぇから大丈夫だけどなと思いながらなつの家に行く時通りかかるスーパーで惣菜を買ったため2人で箸をつつきながら談笑をしていた。やっぱりこの時間もお前のことも俺は大好きだ。そう感じながら幸せなひとときを過ごした。
📢「…ちっとトイレ行ってくるわ」
🍍「ん、どーぞん」
用を済まし、暗く肌寒い廊下を歩く。 暖かい部屋の中にいるアイツの顔を見たくて俺はリビングまで足を運んでる時足元に何か落ちてあるのを見かける。
それは端っこが折れているボロボロのカッターの刃だった。
📢「は……」
なんで廊下にこんな危ねぇもんが落ちてんだ?刃がボロボロになってて…なにを切ればそうなる…?
俺はふと落ちてあった刃の近くにあった扉を目にした。ここに部屋なんてあったんだって今気づくくらいの俺もメンバーも多分一度も入ったことがないと思われる部屋
まさか……?
そんな嫌な予感がしときながらも俺は立ち尽くす訳にはいかない。扉に手をかけた
🍍「ッおいっ!?いるまッ!?」
なつがリビングから顔を出してた、多分俺が戻ってくるのが遅かったのか見に来てくれたんだろう。俺が入ろうとしてるのを見て真っ青になりながら必死に止めに行こうと焦ってこっちに走ってきてる
でもごめん、お前の事が知りたいんだ
俺は扉を開けた
📢「ッ……?!」
俺が見た光景は
ベッドの傍に天井から吊らされていた縄、机に置いてある水のペットボトルと薬、そこらで売ってる安いカッターが置かれてた
ッ?!なぁっ…おいっ…冗談だろっ…?!
そんな事を考えたって意味がない。何も言ってくれないなつももうここまで限界が来ていた事が知らなかった俺だって悪いんだ。 なつを見れば顔を俯いてその場で立ち尽くしていた。何か言ってくれよッ…
するとなつはどっからか持ってきたドライヤーのコードを解き始め自分の首に巻き始めた…
📢「ッッ…?!やめろ”ッッ!!!」
俺はなつがしようとする行動に身体の芯から冷え戸惑うが1日使わなかった頭を何とかフル回転させなつの手首を掴み阻止をした。コードを手から外せたがなつはずっとコードを持つ手を離さず俺に抵抗をしていた。
🍍「ッ…!!ぃるまッ!何してんだよッ!!」
📢「ッ…ぅるせぇッ…こっちのセリフだよッ…!」
そっからもう殴り合いの喧嘩になった。どっちがコードを手にするのかの競走だった。 机に置いてあった惣菜、コップや当たり所が悪かったのか俺たちが好きだって言ってた思い出の物も全て落ちて割れてぐしゃぐしゃになった。それでもなつは抵抗を辞めなくて俺は本当に後悔した気持ちしか残っていなかった。
それでも何とか止めさせようと必死に動いた。お前は死んじゃいけないッ…そう思って 暴れてるなつを俺は上から押さえつけて対抗していた。第三者から見りゃ押し倒してるように見られるが今はそんなの関係ない。
それから数分経ち何とかなつを止められた。お互いボロボロで身体が動けないくらい疲れきってしまっていた。
冷や汗が止まらない、怖くて息ができない、全身が冷えきってる、目の前の大切な人を傷つけたくないっ…
🍍「…ッ俺さ、ずっと死にたくてたまらなかったッ……」
📢「……なつッ…」
🍍「でもあん時お前は俺になんでもしてやるって言ってくれてさッ…嬉しかったっ…」
俺の下で倒れているなつの目には涙が浮かんでいて今にも零れそうな程溜まっていた。
🍍「でも耐えれなかったわッ…ずっと死にたくて仕方なかったッ…苦しかったッ…」
なんで死にたいんだ?…なんて聞けないッ…
でもお前は俺が言った言葉に救われてるって言っていた。 俺のリスナーみたいに生きてる理由を俺を推す事にさせてる様にコイツも…
あの時自覚した言葉を発するしかないのか?
🍍「ッ…離してッ…離せよッ…!!」
…そんなにッ…死にたいってんなら…お前だけ1人で俺の知らねぇとこで幸せになるなんて許さねぇッ…!コイツはずっと俺に我儘や願いを言ってたんだッ…
俺の幸せと我儘を今ぶつけてやる
📢「ッ…好き…だっ…!」
🍍「…….え?」
📢「なつがッ…好きだッ……!」
…俺の本心を話した…
••┈┈┈┈???side┈┈┈┈••
静かな部屋の中…
聞こえるのはなつの啜り泣いてる声だけだった。本心を話せた、でもその感情を否定される時でもある。なつの恋愛対象は女なのだから。いるまなんかじゃない
だが唯一の救いはなつが抵抗していた力が緩んだ事だった。いるまは仕事を終えた。否定しても良い、罵倒されても良い、なつが助ければそれで良いんだッ…
🍍「なに…それ…ッ」
📢「ッ…….」
…いるまはあの時本当に嘘を言ってたって事?
📢「…あの時された好きかっていう質問…あの時はお前のこと友達として好きだった」
🍍「ッ……….」
📢「でもさッ…髪を乾かしてくれたあの夜から俺壊れちゃったんだよね…w お前のことが恋愛対象になっちまった」
頭が回らない。何を言ってんだ?
俺のことが…好き……?
🍍「ッッ…っざけんな”ッッ……!!!」
もう訳が分かんないッ…!嘘つきッ…!
やめろよッ!!そうやって俺を弄びやがってッ!!
なつはいるまの頬を殴った。あの時の喧嘩
ドッキリとかじゃなくて本気で。それでもいるまはなつの胸ぐらを掴み押し倒した。
俺達はずっと『友達』で『親友』だ
今もこれからもそうだ。なつは『恋愛』に陥ってはいけないってずっと思っていた。でもこんなドロドロとした気持ちによって彼を壊してしまった。いるまも自分自身がなつの事を苦しめてしまったことに辛く感じていた
初対面の時の楽しかったあの日。
なつの家で鍋を作って食べた安心した時間。
お互いが心許したからこそ嫌な事もできると思えた瞬間。
お互いが指輪を買った時の嬉しかった思い出も。
共に過ごした日々が、囁かな幸せが……
全てが何度もフラッシュバックした
🍍「最低だよッ……俺ッ…」
📢「ッ…俺も…そうだよッ…w」
目から落ちてる涙を擦ってもなつはずっと泣いていた。可笑しいなッ…その顔を見たって悲しくならない…俺が居ないと生きていけないんじゃないかって感じてくる。もう元には戻れない所まで来てしまったな…
涙を拭う左手の薬指には『幸せな日々』の時に買った指輪が光っていた。こんな俺たちにさせる為に示唆してたんじゃないかと感じさせられた。
お互いあの時の方が良い顔してたんだろうな
📢「なつ?今大切な物ってあんの?」
🍍「ッ……わかんないよッ…」
📢「じゃあもう…俺のになってよッ…?」
🍍「ッ……」
もう…嫌だ… こんなドロドロな感情…
いるまだけには向けたくない…お前は相手を間違ってるって教えたいッ…
彼を幸せにできる自信は俺にはない…
お前とはずっと『親友』『相棒』として居させて欲しい
でもせめてッ…また俺の我儘だけどッ…
大事な思い出だけは取っときたい
こんな使い方を考えてる事をなつは後悔している。でもこれも彼と距離を離すため、いるまの為だ。
🍍「ッ…いるまッ…好きッ…だッ…」
📢「…え?ほんと……?」
🍍「ん…….だからさッ…」
これで最後にするから俺の我儘も聞いて
割れたコップ、天井に吊るされたアレ、いつかお互いが好きだって話した映画や漫画、貰い合ったフィギュア、今度出す歌ってみたの相談した歌詞割やイラストの構図等の大事な資料..部屋は無様な程散らかっていた
さっきまで風呂に入り俺たちに似合わねぇ白の寝巻きを着て髪を乾かしていた。あの時みたいに髪を乾かして話したあの日々を思い出させる。
そして俺たちは今向かい合って座っている。
開いた窓から嫌に冷たい風が入ってきて カーテンを少し弄ぶように触れてから俺の腕に触れてきた。冬だからか少し肌寒い
そいつはそんな俺を抱き締めた。 この手の温もりが風から護ってくれてるみたいで彼の優しさも感じて酷く安心して涙が出そうだ
こいつの左薬指にはあの時お互いが心許した仲になりライブの時とかに一緒に付けようって約束をして買った指輪が光り輝いてた。
📢「なつ…….?」
🍍「……いーよ…来てよッ…いるまッ…」
俺たちは深い一夜を共に過ごした
朝目が覚める。
昨日の夜、俺たちは繋がってしまった。
配信で言ってた抱いた抱いてないとか軽い討論とかじゃなくて、本気で。 今でも俺の下で泣いてるなつを思い出させる
でも今そんな彼が隣に居ない。
不思議に思い起き上がり部屋を見てみると
そこには昨日俺にこういを向けてくれた赤く染まった恋人がいた。
📢「…….なつッ?ッなつッ!??」
一生の後悔として添い遂げるよ
健やかなる時も病める時も
他の誰かと眠っていても
『速報』
ある某歌い手の1人が昨日の朝✕✕✕をし倒れているという事件が起きました。命に別状がなかったが血液が足りず昏睡状態
だが、医者によると彼に血液を渡してやって欲しいと来てくれた人が表れたらしく現状では男性2人して昏睡状態との事。
おそろいの悪夢で……….
コメント
2件
コメント失礼します!天才ですか?!めちゃくちゃ刺さりました!