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こんにちは!圖阿です!
前回からの続きです!
どうぞ!
・・・
💎side
そろそろ寝ようかとなった時、どこで寝るか問題が発生した。
🤪「俺等はリビングで寝るから」
💎「だめだよ!お客さんをリビングで寝かせるなんて…!」
🦁「そうは言っても、布団はお前らの分しかないんやし…」
🐤「…………だったら、2人一組で布団で寝ない?」
🐇「あ!それええやん!」
🍣🤪🦁「いや、だめだろ」
💎「なんで!?」
イフくんたちなら喜んで賛成すると思ったのに…!
🤪「あのなぁ……お前らは女の子なの」
🤪「そんで俺らは男」
🤪「そんな簡単に布団で一緒に寝るとか言ったらあかんよ♪?」
ッ!
こ、こう言う時はそうやって言うのをズルすぎるッ…!
……でも、僕らにも譲れないものがあるんだから!
💎「…別に…誰にでもこんなことは言わないもん…」
🤪「……え…」
💎「……////((プイッ」
🤪「………ほ、ほんまにええん…?//」
💎「だから!イフくんなら良いって言ってるの!」
🤪「……あかんよほとけ…勘違いしてまうから///」
…ッ…!
この男はなんなんだ!?
人が勇気だして、アピールしてるってのに…。
そっちがその気なら今、言ってやる。
……………本当は別の場所で言いたかったけど…まぁ、いっか。
💎「……いいよ…勘違いして」
💎「だって……僕……イフくんのことが………好き…だもん///」
🤪「………ッ!?///」
🐤🐇「キャーーッ!!✨✨///」
🐤「(よく言ったほとけっち!!)」
🐇「(いむちゃんが今告白せんかったら、まろちゃんの態度にキレるとこやったわ✨」
🍣🦁「おぉ✨((パチパチ←拍手」
🤪「…ほ、ほんまに…??」
💎「そうだよ!!」
💎「僕はイフくん…!君のことが好きです!///」
💎「僕と…付き合ってください…ッ!!///」
🤪「……………」
💎「…………イ、イフくん?………ッ!?」
勇気をだして告白をしたが、イフくんからの返事がない。
ど、どうしたんだろう?
も、もしかして、みんなの前で告白したら嫌だったのかなぁ?
そう思いイフくんを見ると、イフくんは涙を流していた。
💎「ど、ど、ど、どうしたのッッッ!!??💦」
🤪「……ッ…ほとけが…俺のことを好いてくれたのが…嬉しいんよ…((ニコッ」
🤪「ほとけ…俺は王子や。…お前からしたら色々と大変なことがあると思う……けど…それでも」
🤪「俺のことを選んでくれるか…?」
💎「もちろん♪!!」
🤪「…ッ!ほとけー…!!」
そう言って僕を抱きしめるイフくん。
そう言えば、膝枕とかしたけどハグをしてもらったのって始めてだなぁ…。
そんなことを呑気に考えていると、りうちゃんと初兎ちゃんが歓喜の目でこちらを見ていることに気がついた。
そうだったッ!!ここには僕ら以外もいるんだった!///
💎「イ、イフくん…!離して!」
🤪「なんでや…?」
💎「み、みんなが見てて恥ずかしいから…!///💦」
そう言った途端イフくんより一層僕のことを抱きしめた。
💎「は、離してってば…!💦」
🤪「………こうしたら、周りの目はお前に見えんやろ♪?」
💎「…ッ…!…そ、そうだけど///」
周りは見えないけど、イフくんの顔が近すぎるッッ…!!///
🐤「ねぇお姉様…?」
🐇「なぁにりうら…?」
🐤「私たちの目の前にてぇてぇがありますわ」
🐇「本当ね……私このてぇてぇにやられて鼻血が出そうですわ((タラッ←鼻血が垂れる」
🐤「お姉様…もう垂れてますわ((タラッ←こっちも垂れてる」
らびまる「お前ら2人はさっさとティッシュで拭け」
🐤side
🐇「えっと話しを戻すけど、お二人さんは一緒の布団で寝るってことでええんか?」
🤪「おう!✨✨」
💎「………う、うん…💦///」
🐤「さてと、それじゃありうらたちはどうしよっか…?」
🍣「俺とアニキは初めに行った通りリビングで寝るからお構いなく♪」
🐇「せやけど、それはやっぱりあかんよ…!」
🦁「…せやけど……」
その後も、何度かごねた2人を丸め込み、各各同じ布団で寝ることになった。
🐤「…………ないくん寝ないの?」
🍣「ん〜…………寝るよ?」
部屋に来てしばらくして、いつ告白をしようか悩んでいると、ないくんはベランダに出た。
🐤「何かあるの?」
🍣「……星が綺麗だなぁ〜って」
ないくんに言われ、空を見上げてみると、空一面沢山の星で埋め尽くされていた。
🐤「……綺麗……」
🍣「……………ねぇ、りうら…?」
🐤「…?なに?」
🍣「なんであんな頑なに、俺たちがリビングで寝るの止めたの?」
🐤「へ?……あ、えっとそれは💦」
どう答えよう。
告白するために止めただなんて言えないし……。
どうしようかと頭を働かせていると、ないくんは話し始めた。
🍣「……俺はさ……りうらのことが好きだよ」
🐤「……うん……知ってるよ」
🍣「今まで会ってきた女性は俺を権力と顔でしか見てこなかったんだ……」
🍣「だから、俺をそんなんじゃなくて、俺自身を見てくれたりうらに惚れたの」
🍣「だから、そんなりうらに必死で止められちゃったら……俺……自分の都合のいいようにしか考えないよ…♪?」
そう言ってりうらに向かい合うないくんの手が震えていたのを見逃さなかった。
ないくんの手を取り、手の甲に口づけをした。
いきなりこんなことをしたら引かれるかもしれない。
それでも、どうしても伝えたかった。
🍣「……!……り、りうら…?」
🐤「…………ないくん……私はあなたのことが好きです」
🐤「だから、怖がらないで…?りうらはあなたと一緒にいたい」
🐤「そう思うぐらいあなたを愛しているんだから♪」
🍣「……ッ…!!ほ、ほんとにいいの?」
🐤「うん」
🍣「俺、結構めんどくさいし、立場上りうらに沢山迷惑かけるかもしれないし…ッ…!」
🐤「………笑……なんでないくんたち兄弟はまろと言いそんなに不安がるの…♪?」
🐤「大丈夫…。りうらはどんなことが会ってもないくんを嫌わないから」
🍣「…ッ…!!((ポロッポロッ」
🐤「あはは……!…なんで泣いてるのさ♪?」
🍣「りうら………抱きしめてもいい?」
🐤「いつもは聞かずにやってくるのにどうしたの?笑」
🐤「いいよ。おいで♪」
ないくんは涙を少し拭った後、りうらを優しく抱きしめてくれた。
🍣「りうら……俺、りうらのこと一生大事にする…!!」
🐤「そうしてもらわなくちゃ困るよ?w」
🐇side
🦁「…………スゥーッ…スゥーッ……」
🐇「………………」
いざ!告白ッッッ!!!
っと思ったものの、ゆうくんは部屋に来て早々に寝てしまった。
最近、お城での仕事が忙しくて、あまり眠れていないと言っていたことを思い出し、ウチは彼に布団をかけて、側に腰かけた。
目の下には薄っすらと隈ができている。
🐇「…………………お疲れ様…」
眠っている思い人の頭を優しく撫でる。
その手に擦り寄るようにゆうくんは頭を動かす。
まるで、もっと撫でてと言っている子どものようだ。
🐇「………笑……今はウチ以外誰もおらんから、沢山甘えてええよ♪」
そう言うと、少しゆうくんの表情が柔らかくなった気がした。
そんなゆうくんの前髪をどけて、ウチは彼の額にキスをした。
静かな部屋にリップ音が溶けていく。
🐇「………ゆうくん……好きやよ」
🐇「……………告白はまた今度やな…♪」
そう言って、立ち上がった途端、手を引っ張られた。
この部屋にはウチとゆうくんしかいない。
つまりはこの手を握っているのは先ほどまで眠っていたゆうくんだ。
🐇「…………どないしたん?…もしかして、起こしてもうた?」
🦁「………いや……ちょっと前にもう起きとった」
そっか…………………ん?
ちょっと前???
…………………あれれれ??もしかして……。
嫌な汗が背中を伝う。
🐇「あ、あの〜……ちなみにどこから聞いて…??」
🦁「お前が俺にキスしたとこから」
🐇「………キスナンテシテヘンヨー……ユウクンネボケテタンヤナイ?キットソウヤヨー」
🦁「…………じゃぁ、なんでそんな片言なんよ?」
🐇「ウ、ウチハモトカラコウヤデ??アハハ……」
🦁「…………………((グイ」
🐇「うわッ…!!」
ゆうくんに腕を突然引かれた。
目の前には、先ほどまで目線の下にいたゆうくんがウチを上から見下ろしている。
押し倒されたようだ。
🐇「……ゆ、ゆうくん……」
🦁「……………初兎。俺は今からお前にキスをする」
🐇「へ?」
🦁「嫌なら拒め。拒まないなら俺は辞めない」
そう言って、ゆうくんの顔が少しずつ近づいてきた。
キュッと固く目を閉じると、リップ音が部屋に響いた。
けれど、口にくると思っていた感触は鼻先に来て、思わず目を開いて、ゆうくんを見ると「いや……やったか……?」っと心配そうに聞いている。
🐇「……………………」
🦁「……初兎…??」
ウチは、不安げなゆうくんの襟元を掴んで自分の方に引き寄せた。
🦁「うお…!!」
🐇「チュッ」
🦁「……!!!」
🐇「……………」
🦁「しょ、初兎……?今…」
🐇「ひびんなや。」
🦁「ぇ?」
🐇「こっちはとっくにゆうくんのことが好きなんやッッ!!」
🦁「ッ!!」
🐇「ゆうくんを拒まなかかったのは、ゆうくんにならキスされてもいいからや!!」
🐇「せやから、男なら好きな子押し倒してるこの状況で口にキスぐらいしろッ!!」
🦁「………………初兎……俺のこと…」
🐇「好きやよ……いつでもウチのことを第一に考えて接してくれるところも、ウチが危ない時に助けてくれるとことも………全部大好きや♪」
🐇「ゆうくん……ウチと付き合ってください」
🦁「もちろんや((ニコッ」
🐇「へへ♪」
ゆうくんと付き合うことができ、ウチは顔を綻ばせて笑った。
🦁「初兎」
チュッ
ウチの名前を言って、ゆうくんはウチの口にキスをした。
🦁「お前に、キスも告白も先にやらせちまって…かっこ悪くてごめん……俺も、お前のこと大好きやで♪」
🐇「!…………知ってる♪!」
その日の夜、ウチら2人は体を寄せて、幸せを噛み締めながら眠りについた。
続く
・・・
よっっっしゃーーー付き合ったぞー✨✨
これでより一層いちゃいちゃさせてもいいってな!!
見てくださりありがとうございました!