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こんにちは!圖阿です!
今回は私の大好きな🦁🐇の話です!✨
前回からの続きです!
どうぞ!
・・・
🦁side
それぞれが告白をし、無事全員が付き合えたお泊りの日から、早2週間。
俺は、初兎と一緒にはじめに会った山に向かっている。
🐇「ゆうくんごめんな💦」
🦁「ええって♪」
🦁「初兎が売る花を採取する手伝いぐらいお安い御用やで」
りうら、ほとけと違って、初兎は自然にある花を売る以外で商品を補充することができない。
他2人は、主にりうらが作った傘やデザインした船など、生産をすることができるが花を育てるのは難しい。
一度に花を育てる量も少ないため、初兎は毎回こうして、自然にある花を必要な量だけ貰っているようだ。
今回は、俺もその手伝いとして山にやって来た。
🦁「……初兎…この辺の花はどうや…?」
🐇「うん!めっちゃええ!」
🦁「それじゃあこの辺にある花をいくつか取るか」
そんな会話をしながら俺達は順調に花を採取していった。
しばらくすると、持ってきた籠が花で一杯になり、今日はこれで終わりにしようとなった。
🐇「ゆうくんのおかげで一人でやるよりもずっと早く終わったわ…!」
🐇「ゆうくんありがとう♪!」
🦁「またいつでもいいや♪」
🐇「あ!そうや」
🐇「丁度今お昼時やし、この辺りで持ってきたお昼食べへん?」
🦁「そうやな」
🐇「うまぁーー✨✨((モグモグ」
🦁「そりゃあよかったわ♪」
俺の作って来たサンドイッチを口いっぱいに入れて食べている初兎が可愛くて、俺は顔がゆるゆるになった。
ほんまに…美味しそうに食べてくれるなぁ…♪
🐇「ごちそうさまでした!」
🦁「お粗末様でした♪」
昼を食べ終え、一緒に後片付けをしていた時、ふと思い出したことが在り、俺は1つの花を持って初兎に尋ねた。
🦁「なぁ、初兎?」
🦁「実はさっきそこで見たことがない花を拾ったんやけど、これってなんの花かわかるか?」
🐇「?……あー知っとるよ」
🐇「ハハコグサ……やな♪
🦁「ハハコグサ…??」
🐇「キク科の越年草やで」
🦁「………??なんや呪文みたいやな」
🐇「笑…確かに、図鑑にのっとる花の説明は全部呪文みたいよな♪」
🐇「この花の花言葉は贈り物としていいから、この花も持って帰ろうかな」
🦁「これの花言葉?」
🐇「せや」
🐇「この花の花言葉は「いつも想う」「無償の愛」「忘れない」などやな。これらの言葉は、母親が子を思う強い愛情や、温かい気持ちを表してるんや」
🦁「へー……そんな花言葉があるんやな」
🦁「なぁ、他の花はどんな花言葉なん?」
🐇「そうやなー……あ、家に行けば花言葉の本があるからよかったらそれ貸そうか?」
🦁「ええんか?ほんならその本を貸してくれ」
🐇「了解♪ほな、一旦ウチの家に行こか」
🐇「はい…これがその本やで♪」
🐇「すぐに帰さんくてもええから」
🦁「サンキュ♪」
🦁「初兎はこの本で花に詳しくなったん?」
🐇「せやで♪その本のおかげでどんな花が売れるかとか、どんな花が売れにくいとかわかって助かっとるんよ」
🐇「もともと花は好きやったから、その本を読むのも楽しかったしな♪」
🦁「それじゃぁ、今日はありがとうな」
🐇「こちらこそ」
初兎と別れ、俺は城に帰った。
🦁「…………………」
初兎に借りた本を巡りながら、自分の知識のなさに驚いた。
世の中にはこんなにたくさんの花があって、それぞれに花言葉があるんやな……。
しかも、誕生花とかもあるんや…。
この本には何度もページを開いた後があった。
つまり、初兎が何度も開いて、花を覚える努力をしたということ。
初兎が一生懸命この本を開いて勉強をしていたと思うと、その姿が素敵だなぁ…と思った。
そんなことを考えていると、1つの花が目についた。
🦁「…………ん?……チグリジア…??」
🦁「花言葉は…「誇らしく思う」「あざやかな場面」「私を愛して」など………中でも
………………花言葉にはそう言った意味のものもあるんやな……
続く
・・・
見てくださりありがとうございました!
予定通り行けば後もう少しで完結です!!
最後までどうぞお楽しみください!✨
見てくださりありがとうございました!