🎸「ヒロくん、一緒に入っていー?」
🐑「いーよ〜!」
先に風呂に入っていた同棲中の恋人であるヒロくんに声を掛けて服を脱ぎ始める。
動画編集が早めに終わって、急いで脱衣所へ行くとヒロくんはまだ風呂に入ってる最中だったからどうせなら一緒に入ろうと言うことでこうなっている。
服も脱ぎ終わって扉を開けるとちょうど湯船に入ったばっかなのか、ヒロくん気持ち良さそうに肩まで浸かっている。
🐑「うりさん早く洗って〜!俺出ちゃうよ〜?」
🎸「えぇ〜ヒロくん洗ってくれないの?」
椅子に座ってシャワーを手に取ろうとすると浴槽の縁に顎をのせ煽るようにそう言ってくる彼に意地悪でそう答える。
🐑「やだ、俺入ったばっかだもん」
ピシャッと言い放たれた少し落ち込みながらシャワーからお湯を出す。
ある程度流し終えるとシャンプーを手に取り頭を洗い始めた。
🐑「早く早くぅ………」
🎸「待ってろよ、w」
手で鉄砲を作ってぴゅっとお湯を俺に飛ばしてくるヒロくんを宥めながら手を動かす。
そろそろいいかなって所でシャワーで泡を洗い落とす。
落とし終わってトリートメントを適当に頭につけて体を洗い始める。
🐑「うりさんちゃんと最後に流すタイプなんだねぇ………」
🎸「髪にいいんだよ」
🐑「俺忘れちゃうからすぐ流しちゃうw」
🎸「wヒロくんらしーわ」
ヒロくんと話しているうちに顔も洗い終わり、体全体にシャワーを当てて、湯船に入る。
🎸「温度高くね?」
🐑「身体冷えちゃっちゃんだよ、」
🎸「熱くない?」
🐑「へーき!」
向き合うように座っているため足が思うように伸ばせない。
はい、と両手を広げると風呂で顔が赤くなったヒロくんが向き合うようにとして膝の上に乗ってくる。
🎸「ちーがーう、ヒロくん後ろ向いてw」
🐑「やだぁ〜!」
離れないように首に腕を回すヒロくんをぎゅっと抱きしめる。
裸で抱き合っているから当たるものも当たるが赤ちゃんみたいに抱きついているヒロくんに笑みをこぼす。
俺って愛されてるんだなぁと実感する。
🐑「うりさん大好き…………」
🎸「俺も」
そう言うとヒロくんは俺の頬に手を当ててちゅっとキスをする。
🐑「 好きって言ってよ馬鹿…///」
🎸「ふふ、愛してる〜笑」
🐑「もぅっ!…///」
プクーと顔を膨らませて俺の肩に顔を埋める。
ちらっとその姿を横目で見ると耳まで赤くなっていた。
🎸「そろそろあがろ?」
🐑「やだ………」
さっきよりも抱きしめる力が強くなったヒロくんを仕方なく持ち上げて椅子に座る。
トリートメントを落としてないからだ。
顔にかかっても怒るなよ〜と言いながら頭にシャワーを当てる。
流し終わって、お湯がもろに当たっているのに離れようとしなかったヒロくんを脱衣所に運んでタオルの上に優しく下ろす。
ヒロくんにほいっとタオルを渡しても眠くなってきたのか拭こうとしない。
🎸「風邪引くぞ?」
🐑「うりさんがかんびょーしてくれるからいいもん…………」
🎸「いや、そーだけど健康体でいてくれw」
🐑「ん、」
俺が洋服を着終えてもタオルを被ったままのヒロくんの全身を拭いて、服を着せる。
🎸「はい、バンザイ」
🐑「んー………」
途中から育児をしている気分になってくるがヒロくんが可愛いからそんなことどうでも良くなる。
🎸「リビングで座りながら髪乾かそ?」
🐑「あいす…………」
🎸「あったらね」
🐑「やったぁ〜♪………」
だっこと言って甘えてくるヒロくんを抱き上げてドライヤーと一緒にソファーに下ろす。
その後に冷凍庫を漁ってアイスを探すがあいにく俺の秘蔵のアイス(ハーゲン○ダッツ)しかなかったため仕方なくスプーンと一緒にそれを渡す。
🐑「チョコ……♪」
🎸「残念バニラでーす」
🐑「ちぇ」
🎸「それしかなかったんやって…w」
🐑「ん〜……」
文句言いながらも美味しそうにアイスを頬張る彼の頭にドライヤーの温風を当てる。
時々後ろを向いてアイスを食べさせてくれるヒロくんの優しさを噛み締めながら順調に髪を乾かす。
🎸「熱くないですかー」
🐑「ちょーどよいです……」
ある程度乾かし終わり、冷風に切り替えるとアイスを食べ終えたのか足をブラブラさせて始める。
🐑「うりさん好き………大好き……」
ドライヤーの音でバレないと思ってるのかヒロくんはそんなことを口にする。
🐑「……結婚する?…」
静かにドライヤーの電源を切ってヒロくんを思い切り抱きしめる。
🎸「結婚しよ………」
🐑「?!!///……ぅん…///」
🐑「髪、乾かしてあげる…///」
🎸「ほんと?」
照れ隠しからなのか俺の腕から抜け出してドライヤーを手に取るヒロくん。
乾かしやすいように体制を整えると電源をつけて乾かし始めてくれる。
🐑「あ、白髪」
🎸「やめてくれ」
🐑「抜いていー?」
🎸「んー」
ぷちっと音がして頭にちょっとした痛みが走る。
🐑「見て白髪〜」
🎸「歳を感じるからやめてくれ」
🐑「へへww、もぅおじさんだねぇ〜」
🎸「まだ20前半だわ」
🐑「宮城のおっちゃんって言ってるじゃん」
🎸「あれはネタw」
くだらない会話をしていると髪の毛も乾いたのか、電源を切ってドライヤーを片付けてくれる。
こういうところめっちゃ好き。
🐑「うりさんぎゅー………」
🎸「はいよ〜」
さっきとおんなじようにハグを強請るヒロくんに腕を広げると頭を胸にグリグリ押し付けるようにする。
🎸「どうしたの?」
🐑「俺より先に死んじゃだめだよ?………」
🎸「死ぬわけないじゃん」
🐑「ほんと?」
🎸「うん」
🐑「そっかぁ……良かった…………」
暫くしてスースーと寝息をたてて眠るヒロくんを起こさないようにベットまで運ぶ。
🎸「おやすみヒロくん、」
俺もその隣に寝転んで目を閉じた。
当初の予定は風呂→運動会だったのだが気づいたら話しがめっちゃ逸れて2500文字。
普段hrくんは恥ずかしがり屋さんっていうのを意識してかいてるからこんなに甘になるのなんて珍しいよ君たち、(?)
多分プリ小説でいちかさまのurhrを読み返して可愛いhrくんが性癖に刺さったせい。(???)
hrくんがお風呂で逆上せてurさんがお世話してる話が好きすぎて影響されまくってるよ俺(突然の暴露)
ゆーかりきもいっちゅーの♪!!!(は?)
※深夜テンションですごめんなさい。
コメント
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ヒロ君は、やっぱ受けだよね( ̄▽ ̄;)
うわめっちゃ可愛いかった最高(๑♡∀♡๑)