注意 視点がコロコロ変わります
死ぬ表現があります
トンネル内
英「真っ白ですね」
仏「ね、何も無い」
辺りは白一色の先も見えない不思議な空間だった
仏「なんか浮いてるみたい〜」
英「ですね、少し楽しいです」
仏「わぁ〜い」ピョンピョン
英「あれ、あそこにいるのって、神ではないでしょうか?」
仏「あ、神だ。なんか全然動かないね」
英「見に行きましょう!」
目の前には瞬き一つせず、固まって動かない黒フードの男が立ち尽くしていた
仏「あれー、生きてる?」
つんつん
ブワァァ….(塵になって消滅する)
仏「うわあ!?」
英「ひっ…なんなんですかこれ!?」
仏「え…je神殺しちゃった?」
英「そう…なり、ますね。」
仏「やばいじゃん!?」
英「私は辺りを調べてきますね」
仏「わぁぁぁ、どうしよぉ!」
数分後
仏「えっ、神って死ぬもんなの??普通の人より耐久性低くなかった??」
ブツブツ….
英「フランス!!」
仏「んわっ!」
英「衝撃の事実がわかったんですよっ!!」
仏「なに?」
英「ここはゲームの中だったんです!」
仏「えっ?」
英「私達はゲームのキャラだったんですよ」
仏「は?何、言ってるの?」
英「さっきここを調べていてセーブデータと言うものを見つけました」
仏「それって…」
英「そうです、ゲームでよく見るやつです」
仏「そんな、嘘でしょ?」
フランスはあまりの衝撃に立っていることさえままならなくり、その場にしゃがみ込んだ
英「それには私達のメモリーが記録されていました。勿論私がフランスを助けるためにループしてた時のも….」
仏「….。」
英「その時私一回死んでるんです。」
仏「…何がおかしいの?イギリスが死んでるのは3回見たよ?」
英「いや、そうではなくて….自分で、自殺をしているんです」
仏「え、なら、どうして今生きてるの?自殺した時は戻らないって…」
英「これが此処がゲームの中であるという確固たる証拠ですよ….」
仏「そんな、そんなわけない!」
英「なら此処は?この不思議な空間はどう説明するのです?」
仏「それは….」
英「私達ってただのデータだったんですね」
イギリスは俯いて哀しそうな声でそう言った
仏「….いい。」
英「はい?」
仏「データだっていい!イギリスと幸せに過ごせれば!je達がデータだろうと関係ない」
英「そう、ですね。嬉しいです、フランス」
イギリスの体が塵になっていく
仏「あ、イギリス?消えてるよ!さっきの神みたいに….!」
英「え、うそ、やです….」
仏「ど、どうにかならないのっ?」
英「もうどうにも出来なそうです…裏世界に入りエラーを起こした私達は消される。」
仏「嫌だ!!嫌だよ!!」
英「もしかしたらあの神もプレイヤーでは無かったのかもしれません」
仏「何?…プレイヤー?」
イギリスはもう体の半分が塵になって消えている。
英「私、もう消えそうです」
仏「jeを置いてかないでよ….」
英「ごめんなさい、フランス、私がこんなトンネルなんか見つけなければ….」
仏「そんなのどうだっていいよ!なんかっ
止める方法があるはずだよっ!」
英「さようなら…愛しのフランス…」
仏「…..ぁ」
イギリスが完全に塵となって消えた
仏「ほんとに、消えちゃった….je達がデータだから?….エラーを起こしたから?…
そんなの、あんまりだ… 」
仏「あぁ…jeの体も消えていく、、、」
仏「…あぁ、そうか、、」
仏「そうだったんだね….」
仏「プレイヤーは……」
英「ん、、んぅ…..っは!?ここは….私の家、ですね。」
目を覚ますとそこにはついたままのテレビとフランスが寝転がっていた
うなされてる様に、苦しそうにしている
英「さっきのは….?」
仏「….っは!!はぁっはっ!!は…」
英「わぁっ!?急に起きないでくださいよ」
仏「イギリス!?いぎりずぅーー!!」ギュ
英「うわっ鼻水つけないでくださいよ!?」
仏「良かったいぎてるー!!」
英「それにしてもさっきのは….?」
仏「ループして、トンネル入って….」
英「あっ!思い出しました!」
仏「え?何か知ってるの?」
英「リトライって私達がやろうとしていたゲームの名前ですよね?」
仏「….そういえば、そうだね」
英「確か、起動した途端気を失いました」
仏「魂だけゲームの中に入ったって事?」
英「そうかも知れません、でも私達はキャラでした。動かすのにはプレイヤーが必要…」
仏「ここにはje達以外居ないよ?」
英「….私達はまだキャラクターかもしれません」
仏「え?でも、もうこのゲームはもう終わったんだよね?」
英「この物語のプレイヤーは、画面の前の貴方です。」
コメント
8件
ええええこの物語完結してたんだ…通知見逃したクソおおお!! フライギは結局…無事…? フライギハジユクネンフウフーフライギハジユクネンフウフー
フォロー失礼っ
世にも奇妙な物語を感じました