そろそろ息が苦しい
もともと肺活量はある方だった。
さすがに…きついよ
なんか頭回らないし
倒れそー、笑
このまま…死ねたらいいのにな
なんか叶うはずもない
・
・
・
目が覚めると知らない建物に知らない部屋
柔軟剤良い匂いだな
とか思っていると
ギィッ
っと音を立て
扉が開く
「起きたんだね」
そう言う彼の口角は少しあがっていた
さっきから
少し手元、足下に感じる違和感を探す
そこには、
手錠と足枷
あぁ、この人も親と同じタイプだ。
私は結局幸せにはなれない
人生なのだろうか
「僕は叶。よろしくね」
『…よろしく、?お願いします』
kne
「あ…拘束器具、外すね」
…外すんだ
てっきり付けたままかと、
…めんへらっぽいし(笑)
『…私、羽咲 華蓮、』
『…華蓮って呼んで、』
kne
「うん」
「華蓮ちゃんね」
kzh
「あ…起きたん」
…増えた
あのときの片割れだ
kne
「羽咲 華蓮ちゃん」
「華蓮って呼んであげて」
kzh
「ん、」
「よろしくナ。華蓮サン」
…一旦様子見か、
ねぇ…君達は私にどんな
新しい人生を与えてくれるの?
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