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朝起きてから探検してみる。
少しドアの開いた部屋から煙草の匂い
『…くさっ、』
そう、呟くと聞こえていたのか
部屋から出てきた
「あ、もしかして華蓮?」
『華蓮…ですけど』
「俺、ローレン」
lrn
「好きに呼んで」
『…羽咲 華蓮、』
『華蓮って呼んでください』
lrn
「いやー…これは分かるわ」
「叶さんが好き好き言ってるの」
…好き、
そんなの嘘だ
信じない。
聞かなかったことに…する
『あは、そうなんですね…』
lrn
「え…華蓮何歳?」
『…15、ですけど、』
lrn
「大変だな華蓮も」
『は?煽りですか?』
lrn
「違う違う」
・・・
あ…女の人、!
かわいーな
髪長いし…サラサラ
私とは大違い
私はボサボサで…
所々切れて痛々しい
羨ましいな
…お風呂入りたいな、
・・・
自分の意思を伝えられない自分が嫌い
NOを言えない自分が嫌い
なんでも引き受けてしまう自分が嫌い
助けての一言も言えない自分が大嫌い。
こんなどうしようもない人…
好きになるとかありえない。
きっとみんなの私に言う
好き
は
好きだから○○をして
とか
私は貴方を愛しているの
だからわたしのお願い聞いてね
だの
くだらない
本当に好きなら…
そんなこと言わない
・・・
kne
「華蓮ーご飯食べるよ」
『え、あー、うん…』
ご飯…ね
ここ…いっぱい人居るから、
やだな
人多いの嫌い