貴方にまた、会えたなら
あなたには 、 謝りたいと思う人はいますか ?
もう一度会って 、 伝えたいと思うことはありますか ?
この話は 僕が ただただ後悔するだけの どうしようも無いお話です 。
🐰「…ごめんなさいッ泣」
喉に詰まってやっと出た 、情けない言葉 。僕は罪を犯したんだ 。あなたを殺した。とても重い罪 。
僕が殺したんだ 。大好きで 、僕を信じ続けてくれた貴方のことを 。
なんで僕は生きてるの … ?貴方を苦しめたのに 。僕なんか 、ここにいちゃいけないんだ …
数時間前
「ーー〜!」「ーーーw」「〜〜~ッ!!」
ガヤガヤする教室 。この教室の中で 、僕はいつも通りにみんなに囲まれる 。
「ジョングク君 ! 今日は昨日と違うピアスだね ! 」
「そういや昨日、駅の近くのコソビニにいたよな ! 」
みんな僕の周りに集まる 。僕はニコニコしてみんなに答える 。これが 、僕の望んだこと 。
🐰「このピアス 、お気に入りなんだ」
そう言って 、ちょっとニコってする 。それだけで 、ここにいる女子はキャーとか言ってるんだ 。
やっと手に入れた 、僕の理想 。みんなに話しかけてもらって 、みんなの真ん中になる 。
でも 、一つだけ手に入らないんだ 。ずっと一緒にいるような 、相棒みたいな存在 。
僕は小学校 、中学校の頃からちょっと人気者 。運動ができて 、勉強だってできる 。全部持ってると思ってたのに … 、
小学校入学前 、僕は親の関係で 、1人の友達ができた 。名前はテヒョン 。
最初はテヒョン君って呼んでて 、お互い遠慮しがちだったけど 、何回も海行ったり遊びに行ったりする度に呼び捨てとか 、仲良くなったんだ 。
知らない間に学校では兄弟とか 、色んな人から仲良し2人組って思われてた 。
もちろん 、めっちゃ嬉しかった ! 仲良しで 、大好きで 、テヒョンイが甘えてくれると自分を必要としてくれる人がいるって自覚出来た 。
でも 、初めてのクラス替え 、テヒョンイにも友達が出来た 。
こんなの望んでない ッ!!
僕のテヒョンイ取らないでよ ッ!!
僕は訳も分からず 、テヒョンイに友達が出来た日からずっと 、夜に泣き続けた 。
そうだ … 、テヒョンイから友達奪っちゃえば 、もう僕のところにしか来れなくなるよね … ?
こんばんは!主です!
前作の読み切りからの続きです!
続き遅くなりますが、気長に待って貰えると光栄です!
あと、前作変更点があったのでこれからちょっと内容変えてきます!読んでいただけると嬉しいです(*´∀`*)
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