はい、どうも作者です。いやー、沢山ハートありがとうございます。はい、今回も剣持刀也病みです。では、行ってらっしゃい。
「」剣持、他のライバー
『』アンチ
() 剣持の心の中
なんとなく、配信をするのが辛くなって、人と会うのも怖くなった。
でも、やめるわけにも行かないから、僕は今日も配信をする。
「はい、こんばんはー、みんな大好き、剣持刀也ですよ〜。」
ちらっとコメント欄を見ると褒め言葉よりも何よりも、アンチの吐く悪口が真っ先に目に入る。
「っ、あ、はい、じゃあ始めますか。」
Vtuberだから、顔がわからないから、だから始めたのに、今は誰かに気づいて欲しいと、僕の異変に気づいて欲しいと、そんな期待をしている。
誰も気づくわけないのに。
「はい、それでは、いい夜を。」
そして僕はいつものように配信を切った。
ぼふっ、
寝付けないベッドに倒れ込む。
(明日はろふまおの撮影かぁ、出来れば皆んなとも会いたくないなぁ、でも、頑張んないと、、、)
やっぱり寝れないなとポケットからスマホを取り出す。
「はぁ、相変わらずアンチばっか、いつからこんなに嫌われてたんだろ、w」
いつもふと思う時がある。
僕っていても居なくても変わんないんじゃないかって。
(きっとそうなんだろうな、)
そして僕はいつしか死にたいとどこかで思うようになった。
翌日の朝
「はは、今日もおはよう、世界。」
また朝がやって来てしまった。
僕は重い頭をグラグラとゆらし、起きる。
(事務所、何時だっけ、?)
「んー、7時、7時まで外ぶらぶらしてよう。」
僕は早朝、誰も居ないような、日が出て来たばかりの道をパーカーを羽織り歩いた。
「静かだな、」
少し頭痛が和らいでいくのを感じながら、一人公園へ向かった。
「あー、やっぱいいな、この感じ、」
近所の昔からある公園。
ここは学校帰りとかかわいい子達(主におままごとをしている幼女、ロリ達)がいて、癒されたんだけど、
「当たり前に、誰も居ないや、。」
ベンチに腰掛け、ふと顔を上げる。
すると、視界の隅に廃ビルが入った。
(あれ、まだ結構新しそうなのに、、なんで廃ビルなんかになってんだろ、、?、にしても、こんな公園の近くになんでこんなに高いビルを….あ、でも、
“ 人が死ぬのに丁度良いかも”
「….なんてね、さあ、流石に7時までいると通勤通学の人に怪しまれるから、帰りますか、!」
そう、それと同時に、あ、これ死ねるかも、とか、物騒なことを思うようになっちゃったんだよね。
もう、おかしかったかな?
ある日の朝
「っはー、はー、あさ、?は、あさかぁ、、」
いつのまにか、僕はたまに薬を飲んで、眠るようになっていた。
別の世界に行く見たいな表現の方が正しいのかわかんないけどね。
薬を飲むと毎回夢を見る。
みんなに嫌われ、悪口を吐かれ、ストレス発散用具にされる夢。
最初はアンチの人、つまり知らない人だったけど、最近は一緒に活動してるみんなが僕を殴ってくる。
もちろん怖いし、痛い。でも、みんなから嫌われて叩かれる世界は、僕の理想の世界、僕が居なくなってもいい世界だから、たまに入りたくなってしまう。
「でも、この世界は未完成というか、なんというか、嫌われている人もいるし、好かれてる人もいる。なんだか、不思議だなぁ、、 ….さ、事務所に行く準備しなくちゃね、。」
そして僕は、事務所に行く準備を始めた。
「あ、おはようございます。社長。」
「あ、剣持、さん…」
「?どうしました、? 」
社長は今までにないほど真っ青な顔をしていた。
「いや、このスタッフさんが、、」
「ひっ、….」
そこには僕を見て怯えた表情を浮かべる若いスタッフがいた。
(おっと、、?この流れは、、)
「その人が、どうしたんですか? 」
「け、剣持さんに虐められたって、…言っていて、、」
社長はあからさまに動揺していて、目が虚になっていた。
(、、へー、いーね、どうしよっかなぁ…?)
僕は少し考えた後、口を開いた。
はい、おかえりなさい。作者です。いい感じに剣持が仕上がってきました。翌日の朝から、ある日の朝まで少し時間が空いています。そして、ここで少しずつ剣持のネジが外れていっています。えーと、少し想像しづらいかと思いますが、自分の好きなように考察していってください。では、またいつか。
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