イギリス視点ーーーーーー
ある日、アメリカに呼ばれたイギリスと、ドイツ。
そこで彼らは、謎の薬をもらい、彼女たちで試すことにー。
と小説なら書かれることでしょう。
ですがあいにく、現実で起こるとは。
🇺🇸「わかったな?」
🇩🇪「、、、は?メンヘラになる薬?」
🇬🇧「馬鹿馬鹿しいですね。そもそもあなた、メンヘラアンチではなかったのですか?」
そう。
渡された謎の薬は、メンヘラになる薬。
それを、我が息子に渡されたのだ。
🇺🇸「ずっとアンチだぜ?だからこそだ。」
そういうと、手に持った薬を揺らす。
ちゃぽん、という音が、部屋で響く。
🇺🇸「メンヘラになってくれれば、メンヘラの嫌なところがよくわかるだろう?」
そう言いながら悪い笑顔を浮かべる。
🇬🇧「はぁ、つまり、日本さんがメンヘラの本を読んでいるのが気に入らなくて、メンヘラ嫌いになってほしいからやると。」
少し呆れてしまう。
🇩🇪「馬鹿馬鹿しい。お前は赤子か何かか?そんなものに人を巻き込むな」
それはドイツさんも同じなようで。
🇺🇸「いいじゃないか〜!やろうぜ?」
🇬🇧「だから私たちはー」
🇺🇸「やってくれたらフランスの秘密教えてやるからボソッ」
🇬🇧「やりましょう(即答)」
🇩🇪「うわぁー、わかったよ」
🇺🇸「わかった!じゃあ早速これを渡しとくぜ!」
そう言ってピンク色の瓶を渡される。
中には液体が入っている。
🇺🇸「1日で効果切れるからな」
🇬🇧「わかりました」
🇺🇸「じゃあな!」
そう言ってアメリカは外に行った。
家に帰ってきたらフランスがいた。
合鍵で私の家に入ったのだろう。
🇫🇷「ん、おかえり」
🇬🇧「えぇ、ただいま」
前から何回かあったのでそこまで気にしない。
理由はイギリスに会いたかったから〜とかだろう。
🇬🇧「お茶をとってきますね」
🇫🇷「はーい」
そう言ってキッチンへ歩く。
片手にはピンク色の瓶を持って。
コポポポという音と共にお湯がカップへ入る。
そこに瓶に入った液体を少し入れる。
それをリビングまで持っていく。
🇬🇧「どうぞ」
🇫🇷「ありがと、それじゃいただくね」
そう言ってフーフーした後に口をつける。
🇫🇷「味変えた?」
🇬🇧「えぇ、少しですがね」
🇫🇷「そうなんだ」
そう言う会話をしていたらカップに入ったお茶は消えていた。
フランス視点ーーーーーーー
イギリスからお茶を出してもらって、飲んでみた。
なぜか少し甘い。
🇫🇷「味変えた?」
そう聞いてみると、
🇬🇧「えぇ、すこしですがね」
そう答えられた。
少し触れられたくなさそうだったから、
🇫🇷「そうなんだ」
とだけ答えた。
数分後
体が熱いし、何かがおかしい。
イギリスがスマホで誰かと話しているとせっかくきたのに独り占めにできなくて悔しいし、おかしくなりそうな気持ちになる。
🇫🇷「イギリス?」
そういうと、彼はこちらを見て
🇬🇧「どうしたのですか?」
と答えてくれる。
🇫🇷「誰と話しているの?」
🇬🇧「カナダと話しているのですよ」
カナダねぇ。
🇫🇷「juより、カナダの方が大事なんだ」
そう言ってしまった。
イギリスはびっくりしたような様子。
そういうところもかっこよくて可愛くて。
あれ?
なんでこんなことを、、、
おかしいな。
🇫🇷「ごめん、忘れて」
でも、、、
イギリスが悪いんだよ?
🇬🇧「どうしたんですか?本当に今日おかしいですよ?」
イギリスは複雑な顔をして話しかけてくれた。
この顔好きだな。
もっと。
いつのまにかイギリスを押し倒していた。
🇫🇷「イギリスが悪いんだよ?juがイギリスを思っていても、イギリスは他の人ばっかり。ひどいよね」
🇬🇧「本当にどうしちゃったんですか?え?ひゃッ、、」
イギリスはjuから離れていっていたから、抱き寄せる。
そして腰、背中、肩、頬の順番に触っていって。
🇫🇷「今日は独り占めさせて。ね?」
翌日。
んぅ、、
あれ?
昨日何してたっけ。
覚えてないな、、、
隣にはイギリスが寝ている。
とりあえず服を着替えて朝ごはんの準備をする。
その後に、
🇫🇷「イギリス起きて!朝だよ?」
そう言いながら起こしてあげる。
🇬🇧「んぅ、、おはようございます?」
イギリスの顔が曇る。
🇬🇧「え?フランスさんですよね?」
🇫🇷「フランスに決まってるじゃん」
イギリスはその言葉を聞いて安堵したようだ。
🇬🇧「ごめんなさい」
正直なんのことかはわからなかったけれど、許してあげよう。
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次回 ドイイタへん!
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